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2013年11月14日 (木)

脱原子力の裁断

東京電力は13日、福島第1原発1号機の原子炉建屋で、格納容器の外壁から地下につながっている配管の一つが破損し、水が漏れ出しているのを確認したと発表した。東電は「格納容器の一部に破損があり、そこから漏れた水が配管を通じて地下に出ている可能性が高い」と説明している。
 福島第1原発1~3号機では、原子炉内で溶け落ちた核燃料を冷やした水が格納容器から漏れて地下にたまり、放射能汚染水となって増え続けている。地下への漏出箇所が特定できたのは初めて。(時事通信)

メルトダウンした原子炉から、高濃度の放射能物質が地下に浸透しているのは明らかに想定できることだ。

現場で働いている人たちに、正確な情報が届いているとは思わないし、法定の作業被曝量が厳格に守られているのかどうかも、疑わしい。

東京電力が支払っている1日7万円とも言われる作業賃金は、ピンハネの連鎖で、下請けのまた下請けの労働者の日当は、1万円ほどになっているという週刊誌の記事もある。組関係者が関与しているとの話も伝わって来る。

そんな状況の中で、作業指示や統制はとれているのだろうか。行き当たりばったりの対応になっているのではないだろうか。

毎日汚染水漏れの記事が噴出してくる。この状況で収束が困難なことは、誰の目にも明らかだ。こんな危険なものを、文明の中心に据えてきた社会はやはりどこか麻痺していたのだろうと思う。

元首相の小泉氏が指摘するまでもなく、脱原子力の裁断をしなければ、この文明は継続しないだろう。

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