猪瀬知事が1億円要求
東京都の猪瀬直樹知事(67)が昨年12月の知事選前に徳洲会グループから5千万円の資金提供を受けていた問題で、現金を渡した徳田毅衆院議員(鹿児島2区)が「選挙応援で猪瀬知事が1億円要求している」と話したとする文書記録がグループ内に残っていたことが23日、関係者の話で分かった。
猪瀬氏は22日の記者会見で、資金提供を受けた理由を「申し出があれば、断るのは失礼だろうから」と説明。23日も記者団に「(1億円という)金額を挙げたことはありません」と話した。(共同通信)
政治家と裏金はつきものと昔から言われてきたが、この体質は永遠に改善しないように思える。
税金という巨額のストックも、国債という巨額の借金も、政治家の鶴の一声でどうにでもなるシステムが作られてしまっている以上、そこに群がるありさんたちが押し寄せてくるのは、自然本能のようだ。
東京都知事があれほどオリンピックの誘致に必死になったも、巨額の利権が絡んでのことだろうし、被災地の復興など、何の利益もないと知れば復興税もとりやめ、挙句の果てに、震災前から崩壊寸前だった原子力をさらに増築しようなどと考える始末で、お金に完全に支配されたありさんたちは、隊列歩行をやめようとはしない。
哀れだ!
金持しか政治家になれない現状は、政治家に限ったことじゃない。医者も教員も世襲制になってしまった日本に於いて、コネと人脈がお金にまとわりつき、正義が崩壊し、白々しい社会が蔓延している。
記念すべき3300稿目の記事で、こんな戯言を書きたくはなかったが、敢えて言わせてもらう。
まっとうに生きたかったらお金の奴隷にならないことだ。そして権力者に頭を垂れないことだ。くだらない人間のために大切な自分を捨てることはない。
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