台風30号で甚大な被害
猛烈な台風30号が直撃したフィリピンで、ロイター通信などは10日、地元警察幹部らの話として犠牲者は1万人以上にのぼる見通しであると伝えた。
同通信などによると、台風の直撃を受け最も被害が大きいとみられる中部レイテ島では、犠牲者は地元政府の推計で少なくとも1万人にのぼる。多くが水死や倒壊した建物による圧死だという。
フィリピン国軍や警察に加え、国連の専門チームなどが現地入りして救助活動を本格化させ、被害状況の把握を急いでいる。【林哲平】(毎日新聞)
とんでもない被害が生じてしまった。11月のこの時期に台風が発生すること自体が異様だが、風速90メートルの台風なんて聞いたことがない。
今回の台風で亡くなった方々の人数もありえない数だ。自然災害の猛威の前に、為す術もなく生命を奪われた方々の無念を思うと心がやるせない。
教え子の親御さんの中にも、フィリピンが故郷の方が何人かおられる。情報がままならず、心配されていることと思う。
フィリピンへの国際支援が急務である。怪我をした多くの人達の救助。そして環境悪化による病気の蔓延のもとを絶たなければならない。
狂い出した自然の猛威。止めるすべはないのだろうか。
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