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2013年11月22日 (金)

「人間のくず」と暴言

 山形県教育委員会は21日、生徒を平手打ちしたり、「人間のくず」と暴言を吐いたりしたとして、5件の不祥事で高校教諭ら計6人を処分した。いずれも生徒にけがはないという。

 県教委によると、県立高校の40代の男性教諭は7月下旬、顧問を務める運動部の部員4人にそれぞれ1~5回平手打ちをした。男性教諭は6月にも別の体罰で厳重注意処分を受けており、今回は戒告の懲戒処分とした。 

 公立中の50代の男性教諭は6月、部活動の部員に「おまえらは人間のくずだ」などと発言。県教委は文書訓告処分とした。(共同通信)

「おまえらは人間のくずだ」というフレーズは久しぶりに目にした。そう言えば昔の学園ドラマならばこのフレーズよく耳にしたものだが・・・。

言葉の暴力と物理的暴力でどちらがダメージが大きかというと、前者だろうなと思う。かく言う僕も、教師から投げつけられた陰湿な言葉にはずいぶん心が落ち込んだものだ。

体罰が違法なら、言葉でという意図ではないかも知れないが、暴言は許されるものではない。

しかしである。これは教師側の問題だけではなく、生徒の教師に対する暴言も然りである。

信頼関係がくずれてた状態では、言葉は虚無的になり、人間関係は荒野を漂う根無し草になってしまう。

教えてもらうことの感謝。教えさせてもらっていることの感謝。基本的なことだけれど、やっぱり難しいのだろうか。

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