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2013年10月11日 (金)

カミングアウト~僕が考える死生観~

僕は塾の先生をしていなければ、スピリチャルなことなど考えないただのおじさんだったかも知れない。

子どもたちは実に多くの質問をしてくる。

「神様はいるんですか」

「宇宙人はいるんですか」

「死んだらどうなるんですか」

「先生はどうしてハゲているんですか」笑い・・・

などなど。

肉体的な死はあっても、本質的な死はないというのが僕の死生観だ。つまり僕らは死なない。

ちなみに神様はいるけれど、それは僕らの外に求める存在ではなく、僕らのなかに満ち満ちている。僕はそんなふうに考えている。

文系人間の性(さが)で、若い頃から実に本は一杯読んだ。読みすぎて鬱になった時もしばしばある(苦笑い)。

かつての記事にも書いたが、1万冊を生涯読書冊数と掲げ頑張ったのだけれど、心を病みそうになったので途中で止めた。数を読めばなんとか人生がわかるのじゃないかと思ったが、若気の至りだった。

直感を鍛えるのには、瞑想や座禅がいいと言われるが、僕はそういったたぐいのことはやらない。一人黙々と山野を歩いたり、星がまたたく夜空を眺めたり、ジャズを聴きくことが、言ってみれば、僕の精神修行みたいなものだ。それらが僕にとって瞑想なのかも知れない。

僕のブログを読まれている方が、突然塾に訪ねて来ることがある。基本的には仕事がある時は面会をお断りしているが、かつての教え子やご父兄の紹介となると、遠くからお越しいただいた方を無碍に返すのも忍びなく、数分間お話を伺うわけだが、僕をヒーラーかなにかと勘違いされて来る方がいる。

確かに前世の話や、不思議な話を書くことが多いけれども、決して霊能者ではないし、宇宙人でもないし(笑い)、ヒーラーでもない。何処にでもいる、初老のハゲオヤジである。10月6日の記事に僕の顔を載せたので確認して欲しいのだけれど、そういったたぐいの雰囲気などみじんもないボケ顔である(爆笑)。

ただ、人間は地球やこの宇宙で輪廻転生を繰り返す魂の旅人だと確信してからは、僕の肝は座った。極端に言ってしまえば、死が怖くなくなったし、いままで偶然だとみなしてきたことが、すべて意味があることだと実感することが圧倒的に増えた。

彼岸を超えて、あっちの世界に行く人は自分の意思で向かっている。それだけは間違いなく言える。若くしてし、幼くして旅立っていく魂もそうだ。残されるものの辛さや哀しみは大きいけれど、これもソウルメイトたちが学びの為に計画した深遠な世界の愛の発露だ。

僕らはなんどもこの地球で、人生を生きていく。それは決してやり直しなのではない。愛の学びのためだ。両親を選び、環境を選び、チャレンジャーとして僕らは地球に誕生する。

失敗も学びだ。もちろん成功も学びだ。人生に無駄なものなどない。生きて生きて、とことん生きて行こう。何も怖がることはない。

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