ちょっと休憩
僕のブログ記事は成功してお金持ちになったとか、教育者としてすげ~実績を出したとか、そんな物語などでは決してない。自分で読み返しても時に論点がないボヤキ記事ばかりだ。
岩手の山村に住み、ほんのわずかな田んぼを耕し、夫婦で小さな塾を営み、いつの日か住民税を払えるような暮らしをしなければと考えているような貧乏人だ。
塾生は増えても50人ぐらい。5000円の月謝の僕の塾は、家賃やら経費を除くと、残るお金はほんの少しだ。しかし、お米や野菜を作り、季節ごとの山菜に恵まれた山里に住んでいるので、お金がなくても食べることには不自由してこなかった。
しかし震災がやってきて状況は変わった。東京電力福島第一原発から拡散した放射能がこの僕の山里を襲った。自宅教室の除染にかかった費用は僕の貯金を完全に0にしてしまった。
こんな貧乏話を書いている僕をかわいそうに思ったのだろうと思う。地元の私立高校が、英語の非常勤講師として僕を雇ってくれている。本当にありがたいことだ。それどころか塾に生徒を紹介してくれる先生までいる。足を向けて寝られないとこはこのことを言うのだろう。本当に高校の先生方には感謝をしている。
このブログもなんやかやですでに100万人以上の方々に読まれてきた。女房いわく。
「こんな記事をなんでこんなにたくさんの人が読むんでしょうね」ということらしい。彼女も僕と時を同じくしてブログを書き始めたのだが、いまだ5万アクセスもいっていない。きっと羨んでいるのだろう(笑い)。
僕がこのブログで言いたいことは、この7年間ですべて書いてきた気がする。もうこのブログをいつ終了してもいいとわけだが、こんなに多くの人に読んでいただくと気の弱い僕はやめられない(笑い)。
カミングアウトシリーズで、今までの総集編のような記事を書いているが、この辺で書きたいことがあって、長くはなるがその前哨戦のような記事を書いている。もうしばらくお付き合いいただければ幸いです。
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