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2013年10月29日 (火)

「原子力ムラ」の陰謀説

 民主党の菅直人元首相は、26日付の自らのブログで、次男が窃盗容疑などで逮捕(処分保留で釈放)されたタレント、みのもんた氏が報道番組のキャスターを降板したことについて「原子力ムラ」の陰謀説があると紹介、自分も原子力ムラの被害者だとする内容を展開した。

 ブログでは、原子力ムラはマスコミに対して広告料を通じて「自分に批判的な報道に圧力をかけてきたことは知っている」と明記、「みの氏は原発問題で東京電力と安倍晋三首相を厳しく批判していた」ことから陰謀の可能性を指摘した。

 平成23年の福島第1原発事故で「菅氏が1号機への海水注入の中止を指示した」と報道されたことも、退陣に追い込むための原子力ムラが流したウソの情報と断じた。産経新聞

利権が大きければ大きいほど、その利権に群がる輩は多い。お金に目がないのは人間の本能のようだ。

お金を汚いなどと言った瞬間に、負け犬の遠吠えになってしまうのだが、原子力にまつわるお金は、クリーンとは言いがたいようだ。

知人の中学校の社会科の先生が僕に話してくれたのだが、原子力の危険性を教えてこなかったことを、震災後生徒に謝ったそうだ。

誰がどう観ても原子力発電所は危険だ。これを危険と言わずして何を危険というのだろうか。原子力ムラと言う言葉を知ったのは、ほんの2年前のことだった。

最初原子かむらと読んだもんだから、原子力に絡むシンジケートか何かと思ったが、よく見ると原子力村という漢字のカタカナ表記だった。

俺達のような巨大企業を破綻させたら、国は大変なことになるよという脅かしがいつまで通用すると思ったら大間違い。国がそのものが破綻したら、企業も原子力ムラもへったくれもない。

テレビを支配するものは世論を制するという幻想は、もうそろそろおしまいだ。良識ある国民はとっくに気づいている。政治の倫理も、企業の倫理も、お金が優先してきたが、お金の幸福論は限界に来ているのではないだろうか。

お金は幸福の必要最低限ではあるが、最大要因ではない。

一度も通帳に7桁以上の金額が印字されることがなかった僕の人生だったが、家族5人を塾と百姓仕事で養ってきた。

今年生まれてはじめてケータイを持ち、生まれてはじめて飛行機に乗った。世間から見れば、けちな貧乏暮らしだが、無い袖は振れない。

自分でやれることは自分でやる。生きる哲学を持つ。流行や世の中の流れに迎合ばかりしていたら、いくらお金があっても足りない。頭だけじゃなく、身体も心も鍛えなければならない。生きる不安は、お金の無さじゃなく、お金に頼ろうとする心の弱さであることに気づくべきだ。

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