おやじのライト
僕には書斎がない。本の倉庫があって書斎代わりにしていたが、女房に取られてしまった。そこで茶の間で、テストの添削やらブログの下書き原稿を書いている。
この写真に写っているライト。製造が70年も前のものだ。亡くなった父が使っていたものだ。よくぞ壊れることなく存在してきたものだと思う。
10年ほど前まで、塾で使っていたが、あまりのボロさにライトだけが浮いてしまっていたので、我が家に持ち帰ってきた。我が家の古い家には、自然と溶け込んでいる。
使っている本人も年を取り、これまたこのライトが自然体でマッチしている。現在はおしゃれなデザインのライトが巷に溢れているけれど、煤けたボロボロのライトもおつなものではないだろうか。
そう言えば僕がもの心ついた頃には、我が家には洗濯機も冷蔵庫もテレビもなく、裸電球数個とこのライトぐらいが電化製品だった。電気も10アンペアで充分間に合っていたと思う。
原子力発電などもちろん日本にはなかった頃の話だ。
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