夕暮れ時
夕暮れ時、塾の指導室の窓から磐井川の堤防が一望出来るのだが、犬の散歩をする人、ランニングをする高校生達、いつも同じ時間に自転車で通り過ぎるおじいさん、などなど、様々な光景が日々過ぎて行く。
昨日は不思議な光景が目に飛び込んで来た。
教室の窓を、怪しげな棒が過ぎて行く。なんだろうと思いあらためて眺めてみると、一関一高の応援団の生徒が、一人黙々と、団旗の棒を持ってトレーニングにいそしんでいた。
空に向かってなにやら不思議なエネルギーを放出しているような様子に、思わず見入ってしまった。
そして今日の堤防は、久しぶりの真っ赤な夕焼けだった。
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かねごん先生こんにちは。団旗の棒の写真はいいですね。腰のまわりに纏わり付いているのはおそらく、褐色に変色したボロボロの"手拭い"でしょう。未だに伝統を頑なに引き継いでいる姿は羨ましく、そして微笑ましくもあります。こちらでは決して見かける事の無いバンカラの装いは一関あたりではまだ健在ですね。一高生ではありませんでしたが我が母校の団長さんも新入生の僕から見ると大人で憧れでした。今思えば、彼はたかだか18歳の若者だったわけで、なぜにあのように引きつけられたのでしょうか。坊主頭のきりりとした風貌は、ある意味先生より怖かったのですが応援歌練習での厳しさの中に一生懸命に教える姿勢に共感したからでしょう。毎日、朝練.昼練.夜練などするのは野球部と吹奏楽部と応援団ぐらいでしたから同じ釜の飯仲間と言ったところでしょうか。野球の試合の応援後、楽器をリヤカーに山積みにしての帰り道「シタッ!」(お疲れさまでシタの意)などと団長に声をかけられた時など、負け戦でしかも夕立でずぶ濡れになって散々だったにもかかわらず、その一言で一気に晴れ晴れとした気分になったのでした。この写真は懐かしい頃を瞬時に思い立たせるに充分でした。安東団長、今どうしていらっしゃるのでしょう。
(かねごん)
shinkunnopapa様コメントを頂きありがとうございます。
バンカラの応援団が消えていく昨今、一高の応援団は頑張っていますね。
僕はどちらかというとチアリーダーの華やかな応援が好きですが・・・(笑い)。
投稿: shinkunnopapa | 2013年9月21日 (土) 12時12分