最近のトラックバック

« 「事故は予見できなかった」という常套句 | トップページ | 何かの前触れだろうか »

2013年9月28日 (土)

今日はジャズの巨匠マイルス・デイビスの命日

今日9月28日はマイルス・ディビスの命日だ。22年前彼は65歳の人生を終えた。そしてあまりにも多くの素晴らしいを演奏を残していった。

マイルスのトランペットは、時に憂いをおび、時に哀愁を醸し出す。切れ切れのため息のような切ないペットの音に、僕は時に身震いをする。

息子から生まれてはじめてプレゼントされたCDが、マイルス・デイビスのこのCDだった。なかなか渋いチョイスだったと思う。

僕にとってマイルスはオヤジ的な存在だ。現在の塾を22年前の春3月に僕は始めたのだけれど、その半年後マイルスは天国に逝ってしまった。自分でペンキを塗った教室の壁をにらみながら、僕は哀しみよりも怒りに近いものを感じていた。

マイルスが他界したその前年のクリスマスに、父が55歳で去り、翌年の5月には僕の尊敬していた恩師小菅先生が54歳の若さで亡くなり、そして秋になりマイルスが去って行ってしまった。

あの年は本当に最悪の年だった。

マイルスはジャズをファッションにした。それは決して悪い意味での僕の評価ではない。モダンジャズの壁を打ち破り、流動的な旋律をマイルスはジャズに吹き込んだ。斬新さのなかに、ジャズのしがらみはしっかり息づいていた。

彼のしたたかなジャズに僕は酔いしれる。今日もまた。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ僭越ながら教育ブログランキングに参加しております。よろしければ応援の一押しをお願い致します

« 「事故は予見できなかった」という常套句 | トップページ | 何かの前触れだろうか »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今日はジャズの巨匠マイルス・デイビスの命日:

« 「事故は予見できなかった」という常套句 | トップページ | 何かの前触れだろうか »