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2013年9月

2013年9月30日 (月)

ふ~

今朝1番で、今年の新米を家内の実家に送った。女房の両親は健在で、神奈川の相模原市に住んでいる。毎年僕の作るお米を楽しみにしてくれている。

毎年5月にはタラの芽やコシアブラの山菜を採って送っていたのだけれど、放射能値が高く、食べれる状況ではないので、震災以後は送っていない。とても残念がっていた。

ところで、昨日の土木作業がこたえたのだろうと思う。身体がギシギシしている。30キロのお米を軽トラックに運ぶのがしんどかった。

そう言えば昨日の作業の光景を紹介しなかったので、写真を貼ってみる。

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写真の下に排水管が見えていると思うが、4メートル巾の道路を掘り起こし、このパイプを埋めて通した。パイプの上の道が、いつもグチャグチャになっていたのだが、写真で見るように完璧に改善した。ふ~

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2013年9月29日 (日)

本日は土木作業

今日は身体が痛い。午前中ずっとドリルでもってコンクリートと格闘していた。

震災の時に、我が家の玄関に向かう道路下の排水管が壊れ、雨が降るたびに水浸しになり、最近ではとうとう家の入口に水たまりが出来たまま、ごちゃごちゃ道路になってしまった。

女房からは、自宅教室に通う子どもたちが一人で通れないで、お母さんに抱っこしてもらってやってくる状況なので早くなんとかしてと、ずっ~と言われ続けていた。

直したいのはやまやまなのだが、業者さんに見積もってもらったら、重機を持ってきてやらなければならないので、15万円はかかると言われた。僕にそんなお金の余裕はない。

すると女房は、「家の南向きの道路が水浸しなんて風水的にも最悪でしょう。ますますお金が入ってこないわよ」と恐喝してきた。

そこで今日、意を決して土木作業を開始した。もちろん重機など我が家にはないので、工事用のハンドドリルでコンクリート舗装の道を掘り、家族総出でスコップやらクワやらで新しい排水管を埋め込む穴を掘った。

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素人の土木作業なので、見た目はイマイチだけれど、なんとか水浸しの状況を回避した。

結果的には半日で15万円分働いたわけだが、非常に疲れた。息子もさぞかし疲れただろうと思う。

この作業中に僕の携帯が鳴った。入塾の電話だった。女房が言うところの風水の影響だろうか。身体を動かすことは、運も向いてくるようだ。疲れるけれど・・・・。

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0.6ミリの一瞬の中で

講師で行っている高校の2年生の英語の単元が、太陽系惑星をテーマとした英文に入った。土星のリングがどうやって生まれたかという英文の解説をやっている途中で、いつもながらの僕の脱線が始まった。

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僕はいきなり380㎝巾の黒板に、黄色いチョークで線を引いた。

「この線の長さを地球の年数60億年だとすると、人類が地球上に現れるのはどのあたりかな」

僕の問いかけに様々な答えが返ってくる。

「真ん中ぐらいかな」と一人の男子生徒が答えると、「30億年間も人間が地球にいるわけねえだろう」と他の生徒が絡んでくる。

「いいか、人類らしきものが地球上に誕生するのは100万年前だ。そうするとだな、この黄色い線の終点からわずか0.6ミリのところで我々の祖先が地球上に現れるんだよ」と言って、僕は赤いチョークでチョンと印をつけた。

地球の長い歴史を考えてみると、人類の存在時間は、一瞬のうちの一瞬のそのまた一瞬のスパンでしかない。

そんな人間が、オゾン層を破壊し、空気を汚し、あろうことかウランなどという禁断の石を細工し、放射能まで拡散させてしまった。残念だ。

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塾の怪奇現象!?

僕の塾には偏りがあるというのか、不思議な現象があるというのか、言ってみれば普通の塾じゃない気がする。自分で言うのもなんだが、やっぱり変わっている。

今年は春の4月から入塾してきた生徒の苗字が1名を除いて、すべてが千葉さんと鈴木さんと佐藤さんだ。つまり今年度は千葉さんと鈴木さんと佐藤さん以外塾に入って来ない塾なわけで、今年はおかしな現象が続いている。

それと僕の塾は一関一高の前にあるのだが、中学校の学区で言えば桜町中学校の学区だ。その桜町中学の1年生から3年生までの在籍者が、今日現在すべて女子生徒だ。こんなことは開校22年間ではじめてのことだ。

ちなみに今年の高校3年生は、一関一高、一関二高の生徒が英語を学んでいるが、全員男子生徒だ。これを偏りと言わずして何を偏りと言うのだろうか。

というわけで、今年は千葉さんと鈴木さんと佐藤さんとの繋がりが深い年回りのようですので、塾をお探しの千葉さん、鈴木さん、そして佐藤さんよろしくお願いいたします(笑い)。特に中学3年生に関しては、入れる曜日がほんのわずかになりました。男子も大歓迎です(爆笑)。もちろん桜町以外の中学生も大歓迎です。

ちなみに現在当塾に通ってきている塾生の中学校は、在籍人数順に言うと桜町中学校、山目中学校、萩荘中学校、花泉中学校、一関附属中学校、平泉中学校、一関中学校の7校です。

いよいよ10月に突入です。来年受験生になる中学2年生、高校2年生、そして小学5年生、早めの受験準備にとりかかりませんか。

今日はちょっと塾の宣伝でした・・・・。

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2013年9月28日 (土)

何かの前触れだろうか

夕暮れ時、塾の教室から磐井川の土手を眺めると、夕日に照らされた雲が、龍の姿になり流れていった。

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見ている間に雲から足が出て、顔の部分から髭が伸びてきた。昨日紹介した蘭梅山の方向へ飛んでいった。

最近このような龍の形をした雲を頻繁に見る。何かの前触れだろうか。

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今日はジャズの巨匠マイルス・デイビスの命日

今日9月28日はマイルス・ディビスの命日だ。22年前彼は65歳の人生を終えた。そしてあまりにも多くの素晴らしいを演奏を残していった。

マイルスのトランペットは、時に憂いをおび、時に哀愁を醸し出す。切れ切れのため息のような切ないペットの音に、僕は時に身震いをする。

息子から生まれてはじめてプレゼントされたCDが、マイルス・デイビスのこのCDだった。なかなか渋いチョイスだったと思う。

僕にとってマイルスはオヤジ的な存在だ。現在の塾を22年前の春3月に僕は始めたのだけれど、その半年後マイルスは天国に逝ってしまった。自分でペンキを塗った教室の壁をにらみながら、僕は哀しみよりも怒りに近いものを感じていた。

マイルスが他界したその前年のクリスマスに、父が55歳で去り、翌年の5月には僕の尊敬していた恩師小菅先生が54歳の若さで亡くなり、そして秋になりマイルスが去って行ってしまった。

あの年は本当に最悪の年だった。

マイルスはジャズをファッションにした。それは決して悪い意味での僕の評価ではない。モダンジャズの壁を打ち破り、流動的な旋律をマイルスはジャズに吹き込んだ。斬新さのなかに、ジャズのしがらみはしっかり息づいていた。

彼のしたたかなジャズに僕は酔いしれる。今日もまた。

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「事故は予見できなかった」という常套句

兵庫県尼崎市で2005年4月、乗客106人が死亡した福知山線脱線事故で、業務上過失致死傷罪で強制起訴されたJR西日本歴代社長で元相談役の井手正敬(78)、元会長南谷昌二郎(72)、元社長垣内剛(69)3被告の判決公判が27日、神戸地裁であり、宮崎英一裁判長は「事故は予見できなかった」としていずれも無罪(求刑禁錮3年)を言い渡した。
 事故をめぐり、神戸地検が同罪で在宅起訴した山崎正夫元社長(70)は昨年1月、同地裁で無罪判決を受け確定しており、経営幹部の刑事責任は全て否定される結果となった。
 井手氏ら3人が社長在任時、現場カーブでの脱線の危険性を予見でき、自動列車停止装置(ATS)の設置を指示する義務を負っていたかが争点。検察官役の指定弁護士は、現場カーブの半径を半減した工事や、列車本数を増やしたダイヤ改正などから危険性を認識できたと主張していた。
 宮崎裁判長は、事故発生までにカーブにATSを設置していた鉄道事業者は少なく、法的にも整備は義務付けられていなかったと指摘。その上で、「3人とも現場カーブに着目したことはなく、速度超過による脱線転覆事故が起きる具体的な予見可能性があったとは認められず、ATS整備を指示するべき注意義務はなかった」と結論付けた。
 同裁判長は言い渡し後、「こういう大きな事故で、誰一人刑事責任が問われないことをおかしいと思うのももっともだが、JR西でなく社長個人の刑事責任を追及する以上、厳格に考えなくてはならない」と付言した。 時事通信

裁判は公正であるべきものだ。司法・行政・立法の三権分立が明確にされている日本国憲法のもとでは、裁判所の判断は、世の中の感情や利権に左右されることなく、遵守されるべきものだ。しかしどうも昨今の司法の判断には、異質な不調和音が聞こえてくる。

福知山脱線事故は、あまりにも多くの犠牲者がでた痛ましい事故だった。遺族の皆様の心痛な想いは、癒やされることはない。

鉄道の事故が相次ぐ中、注目された裁判であったが、経営者トップの刑事責任は問われなかった。

震災時の東京電力福島第一原子力発電所事故の時もそうであったように、「事故は予見できなかった」という常套句が、大手を振るってまかり通って行く。

企業にしても学校にしても、組織のトップの役割というものは何かということを、考えるべきだ。簡単に言えば組織の全権者であり、最高責任者である。

トップである彼、もしくは彼女の思想や想い言動、そして日常性がその組織に反映されるといっても過言ではないだろう。高い報酬には、それなりのリスクが伴うのである。僕はそう考えている。

予見できなかった。指示できる立場ではなかった。人間として大きな組織の大梶を取ることは確かに困難なことだ。しかし、その言い訳を許してしまえば、起こりうる全ての事故は、必然的に起こってしまう。

利権や派閥で組まれていく人事ほど脆いものはない。真の実力者とは、人間の生命や安全を常に第一に考えられる人間のことを言うのではないだろうか。事故の多発が、利益や経済を優先させる経営者の現実を物語っている。

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2013年9月27日 (金)

流転

僕の年齢よりちょっと若いキャリア官僚が、復興は不要だというブログ記事を匿名で書いたことが問題となっていて、多くの方々が様々メディアで発言している。そんな中で、学び舎の小林正弘先生が、非常に的確な指摘をしている。ぜひ一読して頂きたい。

(転載記事)

経産省のキャリア官僚が、被災地について書いた匿名ブログの件で処分を受けたと26日の朝日新聞に出ていた。問題のブログ記事は、ちょうど2年前の9月に書かれたもののようだ。ネットでもあちこちで転載されているということだが、新聞に載っていたものをそのまま引用する。

もともと、ほぼ滅んでいた東北のリアス式の過疎地で定年どころか、年金支給年齢をとっくに超えたじじぃとばばぁが、既得権益の漁業権をむさぼるためにそいつらの港や堤防を作るために そいつらが移住をごめる(ごねる)ためにかかる費用を未来のことも(こども)たちを抱えた日本中の人々からふんだくり、綺麗事をいうせいじ(政治)。復興は不要だ と正論を言わない政治家は死ねばいいのにと思う。
(文中のカッコ内は朝日新聞による補足)

この方も「公僕だから表立って意見を言えない」ので、匿名ブログで本音を書いた、ということなのだろうか。このレベルの人が官僚をやっているのかと思うと、怒りを通り越して脱力してしまう。やれやれ、いいかげんにしてくれよ。あんたたち、国民の税金で日頃おまんまを食べ、結構な退職金をもらい、十分な老後の年金を支給されるということを忘れているんじゃないの?

もちろん、すべての官僚がこの方と同じわけではないだろう。ごく一部の「不心得な人」、なのかもしれない。しかし、この匿名ブログ記事に流れている考え方に、表現は違うけれども本音ではそうだと思っている人もいるのではないか。それは、この記事の底流にある、「費用対効果」の考え方だ。

限られた国家予算をどこに割り振ればよいか。どう使えば有効か。おそらく官僚の方々は日々考えていることだろう。だから「過疎地」で「高齢化」の進んだ沿岸部の被災地に予算をつぎこんでも、そこから得られる効用は小さい。つまり「復興は(歳出のムダになるだけだから)不要だ」ということだろう。

それが「正論」なのか。被災地の復興は「綺麗事」か。それは官僚的発想なのではないのか。「公」が担うべき部分というのは、「私」が参入を躊躇する分野であるがゆえに意味があるのではないのか。効率が悪く、費用対効果が望めない、そういう分野は公的な機関が対処しなければならないものだろう、本来的に。

(転載終了)

表面上は、過疎地域自立促進特別措置法などというものがあるが、人が住んでいないところにお金をばら撒きたくないというのが、日本の官僚達の本音なのかも知れない。

しかし自分の生まれた故郷を大切に思う気持ちは、自分の国を愛する根本的な感情の表れであるだろうし、日本の歴史の中で、地方の民が日本の食料を経済を支えてきたことは間違いないことだろうと思う。

祈りの場としての故郷、癒やしの空間としての故郷を失った国民に、真の幸福などありえないと僕は思っている。

大企業の職員や公務員だけが優遇される社会が当然と考えるならば、地方で汗水たらして日銭を稼いでる人たちは、単なる負け犬なのだろうか。決してそうではないだろう。

勝者は常に勝者では終わらない。同じように弱者はいつまでも弱者ではない。流転する未来永劫の中で、老人も若者も、貧者も富めるものも間違いなく流転する。

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神集う森・蘭梅山

一関山目中学校と中里中学校の間に位置する蘭梅山(らんばいさん)は、神々が集う一関の聖域だ。配志和神社を中心に多くの社が点在し、樹齢1000年を超す杉の巨木が、天にそびえている。

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駐車場から最初の鳥居を進むと、すぐ右手に、神々しい杉の巨木をご神体とする石宮がある。白鳥神社である。樹齢800年はゆうに越しているこの杉は、ずっとこの城下町を見下ろしてきた。

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その左が側には、月見ケ池がある。蘭梅山から注ぎ込む霊水が夜になると月明かりで照らしだされる。幻想的な光景を醸し出す。

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神橋を過ぎると、配志和神社本殿へと続く急な階段が続く。実は僕にとってこの階段は健康のバロメーターになっている。痛風やら高血圧やらでダウンしていた40代前半は、この階段を休まず一気に本殿まで上がることが出来なかった。今はおかげさまで、休むこともなく、息があがることもなく、本殿まで足を運ぶことができる。感謝である。

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階段を登り切るとこの夫婦杉が出迎えてくれる。樹齢1000年を超える神木である。この地の民が蝦夷と中央から蔑まされていた時代から、この杉は蘭梅のこの場所に生命を宿してきたことになる。気の遠くなるような悠久の時を感じる杉だ。

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配志和神社本殿の右隣に天神様の神社あるのだが、その裏手にひっそりと小さな池が佇む。実はこの山が蘭梅山と名付けられたのは、菅原道真公が大宰府に左遷された時に、道真の子敦茂(あつしげ)がこの地に逃れてきて、この山に蘭梅を植樹し、観音像を寄進し、父道真の無事を祈ったのが蘭梅山のいわれだと言われている。

この池はその時の祈願文をしたためた時に、敦茂公が筆水をとった池だと伝承されている。

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この配志和神社の神殿に、いったいどれだけの人々が多くの希望や夢や哀しみや辛さを拝してきただろうか。僕も例外ではない。何度子どもたちのためにそして家族のために僕はこの社にひざまずいてきただろうか。

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本殿の左側に日吉神社と残間神社が鎮座しているのだが、そこに立つ狛犬がとっても可愛らしい。まるで兄弟げんかをしているこどものようだ。

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2013年9月26日 (木)

背番号77

星野仙一監督率いる楽天イーグルスが初優勝!

背番号77が歓喜に舞った。

東北に感動をありがとう!

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神のみぞ知る

二日前に公開した『来生のために』という記事が、今年最高のアクセス数を記録した。このような記事が支持されることに、嬉しさを感じているかねごんである。

実は僕のブログ記事は、いつも放射能問題を取り上げるとアクセスが増えるという状況だったのだが、その放射能関連記事を凌ぐアクセス数だった。

7年前にこのブログを始めた時に、僕は3000稿記事、100万アクセスを目標にした。達成のあかつきにはブログをひとまず終了する予定だった。ところが状況は一転、大震災が起こり、東京電力福島第一原子力発電所が崩壊し、放射能が拡散した。僕の住む一関市はホットスポットになり、僕のブログはいつの間にか放射能警告ブログとなってしまった。

教育や日々雑感の記事とは全く違う違う次元の世界に僕のブログは彷徨い出てしまった。目標の100万アクセスを達成しても、なんだか不本意な達成感だった。そしてブログ記事の4分の1が、原発や放射能関連記事だ。記事が注目されても、心は重い日々だった。僕の百姓としてのスタンスも一変した。

自分の畑で作った作物を食べることが出来ない哀しみ。今まで無農薬で天日干しで作ってきた自慢のササニシキ米が、震災の年10ベクレル弱の値を示した。正直自暴自棄の状況になる寸前だった。

僕を救ってくれたのは、このブログを通じて縁を頂いた同業の先生方や、僕のブログ記事に応援のエールをくれた読者の皆様だった。

ブログ記事に対して頂いたコメントやメールが3000以上になる。本当に心温まるコメントを一杯頂いた。感謝をしてもしきれない感がある。

今度は200万アクセス、6000稿を目指そうかなと思っているのだけれど、さてどうなることやら。神のみぞ知るである。

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未来予想図

福島県北部の相馬双葉漁業協同組合が25日、東京電力福島第1原発事故による汚染水問題のため中断していた試験操業を再開し、午前2時ごろ、約20隻の漁船が松川浦漁港(相馬市)から次々と出港した。同日午後に帰港し、水揚げする予定。佐藤弘行組合長は出港前、集まった漁師たちに「東電や国、世の中の人たちに『本格的な操業を目指していく』というやる気を示すため、試験操業をしていかなければいけない」と呼び掛けた。共同通信

福島近海の魚をそれぞれ水揚げしてみて、余すところなくセシウムやストロンチウムなどの放射線量を測り、公開し、食べれるものは食べれる、食べれないものは食べれないものとして公表し、しっかりと東京電力に補償してらう。それが当然の流れだろうと思う。

そこで東京電力が種々の補償が経営的に経済的に無理だと言うのなら、期限付きで東電を自己破産させ、電線や電力供給施設を自由化し、多くの企業に参入してもらい、電力の安定供給をはかって行けばいい。

そこまですれば、他の電力会社も、破綻のリスクを背負った原発再開を簡単には考えないだろう。

東電と政治家の癒着という問題もあるだろうし、東電とゼネコンの持ちつ持たれずの関係もあるだろう。銀行や電力会社をはじめとする巨大企業の存続を政府が守ろうとするのは、破綻した時の連鎖倒産もさることながら、企業献金というがんじがらめの足枷がある故だろうと思う。

権力のある奴がのさばる時代は、もう終焉する。間違いない。これからの時代は、未来予想図が環境という観点で描ける人間や組織が浮上する時代だ。

いい加減気づけよという感じだが、人間は算盤勘定だけで動くと思ったら大間違いだ。半沢直樹の100倍返しじゃないが、数の理論だけで勝つと思ったら失速するね。

時代は動き出している。

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2013年9月25日 (水)

ちょっとインフォーメーション

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9月27日金曜日に豊田さんのライブが一関ドンクであります。詳細は鈴木さんまでお問い合わせください。電話08039197105まで。曲を聞かせて頂きましたが、僕の好きなブルースタッチの歌もありまして、秋の夜に、お酒を飲みながらいんじゃないでしょうか。

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9月28日土曜日は、一関修紅高校の文化祭が行われます。様々な展示やイベントが盛り沢山です。市民の皆様、立ち寄って見てください。美味しい模擬店もたくさんありますよ!

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(風と虹の教室のブログより転載)

日時:2013年10月6日(日)2時~4時

 

         10月7日(月)10時~12時

   両日または、一日のみの参加可。

場所:花泉宿泊交流施設「花夢パル」

   花泉町花泉の字伊勢沢14-3

対象:大人の方

参加費:1000円

講師:平井久仁子

講師プロフィール

  フェンランドのラウルコウル(歌の学校)にてアンカバーリングザ・ボイス歌唱法を学ぶ。

ドイツにおいて歌唱療法のコース終了。

現在、東京東久留米市の「アトリエ・カンテレ」にて歌唱療法を教えている。

また、医師と協力して療法も行っている。

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「教育・芸術・医療でつなぐ会」

参加お申込み:子ども教室 風と虹

kazetoniji@flute.ocn.ne.jp

080-1827-2514 (かねだ)

10月6日7日の「声のワークショップ」はアンカヴァーリング・ザ・ヴォイスという歌唱指導法で行います。

 この歌唱指導法はスウェーデン人オペラ歌手、ヴェルベックが自らの声のトラブルを解決するために研究を始めました。ルドルフ・シュタイナーとの共同研究を経て、「人智学に基礎を置く歌唱指導法」となりました。

 その後、アントロポゾフィー医師オイゲン・コリスコとの出会いもあり、この歌唱指導法はセラピーとしても発展していきました。

 現在、歌唱教育、芸術的歌唱、歌唱療法の分野で研究と実践が世界各地で行われています。

 私は昨年のシュタイナー幼児教育を創造する会で平井先生の歌唱ワークを受けました。

 声のエクササイズで、エーテル体から徐々に癒やされていくのを感じました。

 とても疲れていたのに身体も元気になるという癒やしの歌唱療法に感動しました。

 東北の皆様にも受けて頂きたいと思い一関にお呼びします。

 お近くの方どうぞご参加頂けますようお持ちしています。

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本当に天使はいるのかも知れない

昨日の記事の続きのような話になるのだが、頭痛がするときは天使に頼めばいいのよという女房のアドバイスに便乗して、「塾生がなかな入って来ないので、どうか天使さん生徒をお願いします」とお願いしたところ、なぜかリサイクルショップに行きたくなった。

湖の湖畔に朝日が輝く絵が僕の目に飛び込んで来た。欲しくなって思い切って購入した。値段はCD2枚分の料金だった。

塾の指導室に飾った。

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この絵を飾ってから1時間以内に、入塾したいとの電話が2本入った。さらに来客が立て続けに3人もあった。

本当に天使はいるのかも知れない。

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2013年9月24日 (火)

半沢直樹42%超え

堺雅人(39)が銀行マンを演じたTBS系「半沢直樹」(日曜午後9時)が22日、最終回の放送を終えた。

 最終回の終盤は、ネットも大盛り上がりだった。

 堺演じる半沢が、最大の敵である香川照之演じる大和田常務の不正を暴き、期待して受け取った辞令は「東京セントラル証券への出向を命ず」。怒りに燃える堺のアップで終わった瞬間、ツイッターには「半沢直樹2はいつだ」「続編やる気満々」など、早くも続編を期待する書き込みが相次いだ。

半沢直樹の最終回の視聴率が42%を超えたという。前代未聞の視聴率だ。テレビドラマは一切見ない僕も、ストーリーを追いかけた。

寄らば大樹の陰とは言うが、サラリーマン生活は楽ではない。きっと半沢直樹の反骨精神に、日頃のストレスややるせなさを代弁してもらっているような気持ちになった殿方も多かったのではないだろうか。

またなかなか融資をしてくれない銀行に対して、悶々としている自営業(僕も含めて)の方にとっても、半沢直樹の物語は溜飲が下がる思いだったに違いない。

巨大メガバンクに働く人間模様が、凄まじい人間の怨念をバックに展開していく。ドラマでは銀行内の派閥や家族を取り巻く様々な慟哭や諦観が描かれて行く。

週刊誌や多くのメディが社会現象として、このドラマを取り上げたが、ストーリー的には、銀行の冷たい仕打ちに自殺に追い込まれた父親の仇を、堺雅人演じる銀行マン半沢直樹が、現在トップ2に君臨する大和田という男の不正を追い詰めていくストーリだ。

脚本だけを読むと、どこにでも転がっていそうな物語であるが、このドラマを社会現象までに押し上げたのは堺雅人の演技力と存在感だろうと思う。

僕がはじめて堺雅人を知ったのは2009年公開の『南極料理人』という映画であった。南極昭和基地で料理人として働く彼の役どころだったが、強烈な印象を与えられた記憶がある。

演技の間のとり方に人生観がにじみ出ると言ったらいいだろうか。今までにない俳優の空気感を醸し出す存在だと感じた。いわゆる努力の天才なのだろうと思う。

銀行本店で昇格が確実かと思いきや、半沢にくだされた頭取の命令は、他社への執行。確かに弁舌の能力と行動力は逸品の銀行マンだが、彼のような人間が居ては困るという上司も多いんだろうと思う。

ここで終わってしまったドラマに、落胆した方々も多かったのではないだろうか。第二弾の伏線とも思われる終了の仕方。さすがにテレビ界は用意周到だ。

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来生のために

うちの女房は天使の存在を確信している。

僕が地震の前などに頭痛がしたり胸が苦しくてふさぎこんでいると、「天使さん痛みをとってくださいと言えば治るよ」と真顔で言う。

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たいていは薬を飲めばとか、お医者さんに行けばというところだろうが、さすがに天使さんに頼めとは、普通の奥方は言わないだろう。変わっている。

我が女房はシュタイナー教育の信奉者ではあるが、特定の宗教や神さを信仰しているわけではない。僕がここ20年間ほとんど欠勤することなく仕事を続けてこれたのも、彼女の言うところの天使さんのおかげだろうか。そういえば結婚してから僕の病気からの回復力は数段早くなった気がする。

ところでその女房が先日シュタイナー教育の講演会で宮城の利府に行ってきた。そこでとても素晴らしい話を聞いてきたと、目を輝かせて僕に話してくれた。

重度の障害を持っている子ども達に、ある先生が大学でやるような高度な哲学や宗教学を講義した時に、それを見ていた先生が尋ねたらしい。

「そんな難しい講義は彼らには理解出来ないんじゃないですか」と。

先生の答えはこうだった。

「障害を持っているのは肉体だけです。魂は輝いて私の話を聞いてくれています。私は彼や彼女らの来生のために、講義をしているのです」

僕は女房からこの話を聞いて、思わず目頭が熱くなった。教育の原点を諭されたような気がした。

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2013年9月23日 (月)

今日はジャズ日

今日は休日、いろいろ事情もあったのだろう、塾生も半分ほどしか来なかった。生徒が居ない間、ハンク・モブレーを聴いていた。たまにはこんな日もいいだろう。

秋の季節はやはりジャズがいい。連休は草刈り作業で、ちょっとギブアップ状態。ハンク・モブレーを聴いていたら疲れも飛んでいった。

一関は現在市議会選挙運動期間中。拡声器の音が街中に鳴り響いている。ゆえに少々音量を上げても大丈夫。

それにしても名前を連呼する選挙運動どうにかならへんのかな~。あれ関西弁になってしもうた。どないしたんやろう・・・、

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2013年9月22日 (日)

僕は嫌いです

聞くだけで英語がどんどん話せるようになる!

こんな広告やCMをご覧になった方々は多いだろう。そして幾人かはそう言った教材を購入する。

かつて駅前留学などと称して、外国人講師の英会話教室が隆盛したが、そのほとんどが消えた。理由は簡単。話せるようになどならないからだ。

今流行の教材が効果を上げるのは、ある程度英語の基本が出来ている人であって、いきなりの英会話スタートから始める英語初級者は、残念ながらお金を溝に捨てるようなものだろうと思う。

日本で語学を体得するのは至難の業だ。それをいとも簡単なように宣伝し、教材を買わせる手管は今も昔も変わらない。

流暢に英語を話す日本人のほとんどが、海外生活体験者だ。もしくは猛烈な英語の努力をした人、それくらいだろう。

猛烈というのはどれくらいかと言うと、英語で夢を見るようになるくらいの猛烈さだろうと思う。中学校や高校の英語の点数が常にトップでも英検2級をとっても、日常の英会話はままならない。

英語を勉強する皆さんの気持ちを萎えさせる話で申し訳無い。もっと夢のある話をすればいいのだろうけれど、現実は厳しい。

なぜこんなネガティブな話をするのかと言うと、最近の高校生があまりにも英語という学問をなめているからだ。

数学や理科は勉強をすれば点数としてすぐに結果がでる。しかし英語や国語などはそうはいかない。点数に反映されないとなると、数学ばかりにエネルギーを注ぐ。英語は後回しだ。英語は辞書を片手に単語を引けば、なんとか曲がりなりにも訳することが出来る。それで分かったつもりになって御茶を濁している。

その結果、センターの英語の点数が取れないばかりではなく、滑り止めに受ける私大の英語も読解不能。全滅だ。

どうしてこんな状況があちこちで生まれるかというと、高校の先生方が、国立に入れたいばかりに、数学にとてつもない時間と労力をかけさせる。その結果、本来文系に才能を発揮すべき生徒の力を衰退させてしまっているような気がする。

数学が出来なくたっていいじゃん!実はそんな不謹慎なことを僕は真剣に考えている。僕は俗に言う私立文系受験だったので、高校数学は全く出来ない。中学数学の延長線にある数A、数1の前半ぐらいがちょっと分かるくらいだ。

理系の人間が、出来る人間みたいな風潮があるが、僕は決してそうは思わない。文系力は生きていく上でとても大切なものだ。国語力しかり、語学力しかりだ。

塾のあり方だってそうだ。「大学受験の数学は教えてくれないんですか」という問い合わせが多い。その際に「英語と文系科目だけですか」という電話の声に落胆の響きが感じられる時が多い。

おいおいという感じである。大学受験の英語を舐めるなよ!論文力を舐めるなよ!と、実際はもちろん口には出さないが、心の中ではヤンキーかねごんになって叫んでいる。

その英語とて、最近は高校の宿題が多く、高校生は自主的な勉強が全く出来ないでいる。かつては独自の指導方法を行っていたが、近年は学校から出される宿題の解答塾になり下がってしまっている。我ながら情けない。

時代はAO入試の時代である。内申点が必要だ。自ずと教師から出される宿題は、内申点のためにサボるわけにはいかない。本来必要な英語力よりも、教師のだす宿題の勉強が優先だ。

高校の先生は、もう少し高校生の自主性に任せた勉強をやらせていんじゃないだろうか。国立に何人なんて営業実績のような数字に固執せず、生徒達に工夫というものをさせてみてはどうだろうか。

なんでもかんでも手とり足取りという指導は、長い目で見れば、弊害も多いようなきがする。大量の宿題プリントを作る暇があったら、授業での指導計画に、もっと時間を割くべきじゃないだろうか。

兎にも角にも宿題メインの指導ってやつは、僕は嫌いです。

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 生まれつきの色覚異常は男性の20人に1人

【今直也】色覚異常の子どもの2人に1人が異常に気づかぬまま、進学・就職時期を迎え、6人に1人が、進路の断念などのトラブルを経験していることが、日本眼科医会の調査で分かった。学校での検査は10年前に中止された。幼児期や小学校で周囲の理解不足に悩むなどの例も相次いでいた。同会は、希望者は学校で検査できるよう国に求めることを決めた。

 生まれつきの色覚異常は男性の20人に1人、女性の500人に1人の割合で見られる。小学4年を対象に全国で色覚検査が行われてきたが、2003年度に中止された。検査が社会的な差別にもつながりかねず、異常があっても生活に支障がない人が多いことが理由だ。

 国は01年の労働安全衛生規則の改正で、雇用者が雇用時に色覚検査を行う義務を撤廃。色覚異常があるだけで、採用を制限しないよう指導してきた。だが、航空や写真関係、食品関係の一部、警察官などの公務員では、色の識別が難しいと職務に支障が出ることを理由に現在も制限されている。朝日新聞

色覚異常は男性の20人に1人と言われているが、僕もその1人である。赤と黒の識別が苦手だし、紫系の色調の区別が使いない。

青紫や赤紫等の色は、僕にとってはすべて同色に見える。遺伝子に原因があり、現在の医学では治療の術はないらしい。

僕らの頃は、色覚異常は工業系の高校に入れなかったが、現在は入学には支障はない。だがしかし、工業系の会社を希望して、色覚異常のために入社を断られるケースは多いようだ。

現在では小学校や中学校では色覚検診を行わない。そのために高校の卒業時の進学や就職の時まで、自分の色覚異常に気づかない生徒も多くいると聞く。内定が決まって、色覚異常のために取り消されたのではあまりにも気の毒だ。

僕の場合は以前の記事にも書いたけれど、中3の春に工業系の学校に希望を出したところ、色弱ということで、進路の変更を余儀なくされた。機械いじりや無線などにめちゃくちゃ興味があった僕にはショックだった。

語学系に進路を選んだのは、好きだからというよりは、選択肢がなかったからだ。20人に1人の割合ならば、せめて中学校の入学時に色覚検査を全員に実施して欲しいと思うのだが、いかがなものだろうか。

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たまには・・・

今日は卓球の指導もなく、塾の仕事も休みなので午前中は墓参りを兼ねてお墓掃除やら、ヒバの木の手入れなどにいそしんだ。

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我が家の田んぼも黄色く色づき、刈り入れ時を迎えた。震災後は天日干しの収穫をやめ、近隣の方にコンバインでの刈り取りをお願いしている。今まで半月かかっていた収穫作業が、わずか3時間ほどで終了する。その代わり米代がほとんど作業委託費に飛んでいってしまう。仕方がないか・・・・。

先日の敬老の日は、新人戦の指導で母には何もやってあげられなかったので、今日はこれから愛車の軽トラックで温泉にでも連れて行ってあげたいと思う。たまには親孝行もしないとな・・・。

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2013年9月21日 (土)

珍客

今日は塾の窓にお客さんが現れた。

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教室の網戸にカマキリが這い上がって来た。大きさからしてメスのカマキリだろう。カマキリといえば僕のこの曲がある。

季節は夏から秋へ。そしてまた寒くて長い冬がやって来る。日々は移ろい行く。

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幸せの種

長い人世の中には本当に様々な出来事がある。あまりにも当然のことだけれども、人は年を取る。どんなに強靭な肉体を持った人間も、優秀な頭脳を持った人間も、やがて老いて死を迎える。そういう意味では、人間は間違いなく平等だ。

ただ幸運や不幸となるとどうだろうか。やはりそこには幸せな人生とか不幸な人生などという言葉に代表されるように、運、不運のそれぞれの人生があるようだ。

自分の願いが叶ってきた人生は幸せな人生であるだろうし、思いのままにならないかった人生は、不幸な人生なのかも知れない。

でも僕が思うに、幸運の種は平等に全ての人に撒かれているんじゃないかと思う。ただその撒かれた種を育てる土壌を、準備しているかしていないかの違いなんだろうと思う。

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種は、水と土と光があれば芽を出す。いともたやすいことなのだが、それを忘却して、ただ一生懸命水だけをかけたり、土だけを掘り起こすだけの人間が多いものだ。

人は、特殊な能力も強靭な肉体がなくても、幸福の芽を育てることはできる。タイミングさえ間違わなければいいのだ。しかしそのタイミングを難しくしてしまっている人は多い。

ほんのちょっとの努力と、ほんのちょっとの優しさと、そしてほんのちょっとの謙虚さがあれば、自分が繋がって行くべき世界が見えてくる。季節が変われば吹いてくる風の方向が変わる。太陽の沈む時間も変わるだろう。

冬が訪れようとしているのに一生懸命水を与えても、芽は出ない。出たとしても枯れてしまうだろう。誰もがそれぞれの季節を生きている。

哀しみも喜びも全てが人生の肥やしになって行く。

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2013年9月20日 (金)

9月の空のもと

毎年9月の中秋の名月の頃になると、空の青さがなぜかほろ苦い。年甲斐もなくセンチメンタルになる季節だ。

暑い夏が終わった安堵感の中で、急に身体の細胞が冷静さを取り戻すためだろうか、空をかすめ飛んで行く鳥達の姿や、虫達の羽音にさえ、悠久の時をひしひしと感じるこの頃だ。

僕には23歳になる長男と、18歳の青春ど真ん中の次男がいる。息子たちの姿に、自分の青春時代の姿を重ねることはあまりないけれど、ケータイやパソコンを自由に操り、いともたやすく情報を取捨選択して行く現代っ子特有の日常性を見るにつけ、やはり隔世の感がある。

将来の夢や恋愛の苦悩などがきっと彼らにも錯綜しているのだろうと思うのだが、変に飄々としている姿に、時代の流れを感じる。

長男は理系の学校を終わって工場勤務をしている。夜勤と日勤が不定期にやって来て大変なようだが、週末になると音楽パブでDJなどをやって、趣味に没頭しているようだ。顔も姿もあんまり僕には似ていないのだが、音楽好きの指向性だけはなぜか似たようだ。

夜勤が終わって朝帰ってくる息子と入れ違いに、僕は高校の仕事へと出かける。ひとつ屋根の下に住んでいても、なかなか話す機会もない日常だけれど、なんとか仕事を頑張っているようだ。

次男は地元の県立高校に通う3年生だ。高校の3年間は卓球で始まって卓球で終わったと言っても過言ではないだろう。

僕の目から見て、決して卓球の才能があるわけではないが、卓球にかける情熱と根性は素晴らしいものがある。その情熱をほんの少しでも勉学に向ければと思うわけだが、現実はなかなかうまく行かないのが世の中の常のようだ。

この時期になっても勉強は相変わらずのようだが、なんとか現在の志望を実現して欲しいと願う馬鹿親である。

自分の青春時代を振り返るとき、あまりにもほろ苦い経験や思い出がありすぎて、思わずギャーと叫びたくなる中年オヤジだけれど、こうやって女房や息子たちと過ごせる時間に感謝の日々である。

生活は上を見ればきりがないし、下を見てもきりがない。日常の雑用に埋もれ、残り少ない年月を過ごして行く人生なのだろうけれど、息子たちや女房に迷惑をかけない後半の人生でありたい。

9月の空を眺めていると、自分の歩んできた人生の様々な色がにじみ出てきて、僕は感情の流れの中に浸って行く。違う生き方があったのではないかと、ふと思う訳だけれど、こんな感じの生き方が僕の生き方なんだろうと思う。

先生と呼ばれる仕事にちょっと違和感を感じつつ、それでもって自由人であることにほんの少し誇りを持ち、僕はまたこの世界を泳いで行くのだろうと思う。

反抗的な思春期の少年が、そのまま初老のオヤジになってしまった僕だが、もう少し反抗的でいさせてもらおうかと思っているこの頃だ。

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夕暮れ時

夕暮れ時、塾の指導室の窓から磐井川の堤防が一望出来るのだが、犬の散歩をする人、ランニングをする高校生達、いつも同じ時間に自転車で通り過ぎるおじいさん、などなど、様々な光景が日々過ぎて行く。

昨日は不思議な光景が目に飛び込んで来た。

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教室の窓を、怪しげな棒が過ぎて行く。なんだろうと思いあらためて眺めてみると、一関一高の応援団の生徒が、一人黙々と、団旗の棒を持ってトレーニングにいそしんでいた。

空に向かってなにやら不思議なエネルギーを放出しているような様子に、思わず見入ってしまった。

そして今日の堤防は、久しぶりの真っ赤な夕焼けだった。

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秋の気配が漂う夕焼け空を眺めながら、柄にもなく哀愁に浸るかねごんであった。

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簡素な給付措置?

 政府・与党は、来年4月からの消費税率引き上げに伴って低所得者に現金を配る「簡素な給付措置」の概要を固めた。

 世帯全員が住民税を払っていない「住民税非課税世帯」(約2400万人)に対し、1人当たり1万円を支給する。

 このうち、年金受給者や、低所得のひとり親に支給される「児童扶養手当」などを受け取っている人には5000円を上乗せして1万5000円を支給する。

 消費税増税の負担感が増すとされる低所得者対策を手厚くした結果、費用は総額3000億円程度に膨らむ見込みだ。

 消費税増税が決まれば、政府は関連予算を2013年度補正予算案に盛り込み、来年3月中に支給を始めたい考えだ。読売新聞

朝三暮四のばら撒きが始まった。24000万人に1万円ということは、2400億の大盤振る舞いということになる。

凄い金額のように思われるが、このお金の使い方は、砂漠に水を撒くようなものだ。それよりもなぜ、仮設住宅や避難者の方々の福利厚生支援に使おうとしないのだろうか。

企業の復興税も廃止する趣旨の発表があった。消費税を上げて、復興税をなくすというのはおかしいだろう。

三陸の町に行って見るといい。復興はまだまだ。仮設住宅は次から次へと滞在期間を延期し、劣悪な環境の中で希望を失った多くの老人が亡くなって行く。

元気で動ける方々は、あらたな土地あらたな仕事を探して旅立って行く。しかし安らかな老後をと思っていた方々の夢は無残にも踏みにじられたままだ。

簡素な給付措置などというくだらないばら撒きはやめて、被災者の住環境の支援に、1円でも多くのお金を使って欲しい。

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2013年9月19日 (木)

国歌斉唱がそれほどいやならば

 大阪府教育委員会が全府立学校に対し、教職員が入学式や卒業式で実際に国歌斉唱しているかを教頭ら管理職が目視して確認し、校長が府教委に報告するよう求める通知を出していたことが18日分かった。府立高校長時代に教職員の口の動きをチェックして議論を呼んだ中原徹教育長の意向を踏まえた。「口元監視」は当時、教育委員の一部が行き過ぎだと指摘する一方、中原氏は「起立斉唱の職務命令に従っただけだ」と反論していた。時事通信

公教育の場において君が代の国家斉唱を拒絶する教師に対して、このブログでも何度か意見を言わせてもらってきたが、そもそも教員採用試験を受け、公立の先生になった事実と矛盾する行為ではないだろうか。

国歌の内容が、天皇君主制の崇拝云々ということでの拒否だろうと思うが、先生方の給料がどこから捻出されているかを考えれば、そのイデオロギーの根本が間違っていると僕は思う。

卒業式や入学式で、先生方が口パクするのは、どこぞのアイドルグループが口パクでステージをこなすのと訳が違うだろう。

公教育の現場で、国歌を歌うことを強制されるのが嫌ならば、違うステージでの仕事に就けばいいことで、イデオロギーの問題云々のことでは無いんじゃないだろうか。

失礼だけれども、駄々をこねている子どもと変わりがないような気がするな。

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2013年9月18日 (水)

園側に約二億六千七百万円の損害賠償

 東日本大震災の津波で送迎バスが流され、死亡した私立日和(ひより)幼稚園(宮城県石巻市、三月に休園)の園児五人のうち、四人の遺族が「安全配慮を怠った」として、園側に約二億六千七百万円の損害賠償を求めた訴訟で、仙台地裁は十七日、園側に約一億七千七百万円の賠償を命じる判決を言い渡した。 

 園側が大津波の襲来を予見できたかどうかが大きな争点だったが、判決理由で斉木教朗(のりお)裁判長は「最大震度6弱の揺れが三分間も続いていたから、巨大な津波に襲われるかもしれないと容易に予想できた」と判断、予見可能性を認めた。

 津波の犠牲者遺族が賠償を求めた訴訟での判決は初めてで、ほかの同種訴訟や今後の防災の在り方に影響しそうだ。

 園側は控訴するかどうか今後検討する。

 斉木裁判長は「園児は危険を予見する能力が未発達だから、園長らは自然災害を具体的に予見し園児を保護する注意義務があった」と指摘した。

 その上で「千年に一度の巨大地震発生は予想できなくても、その後の津波は予見でき、園長は津波警報などの情報を積極的に収集する義務があったのに怠った」と判断。

 「義務を果たしていれば、海側の低地帯にバスを発車させることなく、園の防災マニュアルに従って、高台の幼稚園に園児を待機させ、迎えに来た保護者に引き渡すことになり、五人の命が失われることもなかった」と結論づけて、園側の賠償責任を認めた。東京新聞

危機管理能力と、その行動が裁判の焦点だったように思うが、個人的には今回の裁判所の判断には、意外な感があった。

東京電力福島第一原発の事故を巡って起こされた告訴・告発が、全員不起訴処分になったことを考えれば、今回の幼稚園に対する賠償責任は納得がいかないという方も多いのではないだろうか。

現在審議中の類似の賠償訴訟がいくつかある。学校や幼稚園で犠牲になった子ども達の生命はかけがえのないものだ。しかし責任が学校や幼稚園にあったかどうかはケースバイケースで、自然災害の予知は困難を要したのではないだろうか。

津波の後に制御不能になった原子力発電の事故の処理と、津波に対応した人命救助の責任を同じ土俵で判断することは、ある種の矛盾や責任の所在の異質さがあるだろうと思う。

その異質さは、幼い生命だからお年寄りの生命だからと、区別するところにあるような気がする。

放射能が拡散した後、テレビは、高齢者は放射能の影響がすぐには現れないので食べても大丈夫的な発言を繰り返した。脳梗塞や心臓疾患で亡くなる方々の数が数倍に増えている。

僕はマスコミやテレビの大きな判断ミスだったと思っている。放射能関連の危機管理に対しては、まったくペナルティが課せられることがなく、津波の危機管理に対しての判断ミスに対して司法が厳しく判決を言い渡すことに、僕は違和感を感じている。

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特定秘密保護法案

政府は17日、機密を漏らした公務員らへの罰則強化を盛り込んだ「特定秘密保護法案」に、国民の「知る権利」や報道の自由の尊重について明記する方向で検討に入った。同法案に関する公明党プロジェクトチーム(PT)の初会合で、座長の大口善徳衆院議員が知る権利などを侵害しないことを条文で明確化するよう要請。同党関係者によると、礒崎陽輔首相補佐官は「与党の判断で入れろと言われて拒むものでない」と応じた。共同通信

秘密保護という名のもとに、国民の生命に関わる重大な情報を隠蔽することだけはやめてもらいたいものだ。「特定秘密保護法」の執行が戦中の治安維持法のような独裁制を持たないことを願いたい。

今回提示された法案が、震災後の原子力事故に関する隠蔽や、マスコミによる情報操作の妥当性を秘密保護などと勘違いして欲しくないのはもちろんだが、種々の問題を公務員の方々に問いただすたびに「秘密保護}ですからなどと連発されたなら、たまったものじゃない。

教育の現場でも、いじめの問題を隠蔽する傾向が強い。透明性を欠く情報隠しの温床にならないように、教育現場への干渉は大今まで以上に大切だろうと思う。

情報公開が制限される政治に傾き始めた日本という社会は、いよいよ与党の独裁色が強くなってきた感がする。我々国民は、この法案の推移を注意して行くべきだと思う。

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2013年9月17日 (火)

北上川危機一髪

台風が過ぎ去った今日の一関は、雲ひとつ無い快晴の天気だった。しかし市内を流れる北上川は盛岡以北の雨が流れ込み、凄まじい濁流となって流れ、危険水域に達していた。幸いにも町中に流れ込むことはなかったが、自然の脅威は侮れない。

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束稲山の麓を流れる北上川は、岸辺の畑を呑み込み、珈琲色の激流が溢れていた。

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須川岳をバックに北上川を写してみた。北上川右岸の田んぼが湖のようになっている光景が分かるだろうか。遊水地によって川の氾濫が危機一髪防ぐことが出来ていた。

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北上川に架かる橋の上からも写してみた。濁流の凄さが分かるかと思う。橋の上に立っているのが怖かった。

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左回転の台風18号

もの凄い雨と風を伴った台風18号は、大きな被害を各地に及ぼした。

今朝起きてみると、我が家の離れの物置の雨樋が吹き飛ばされ屋根に乗っかていた。屋根のトタンも一枚飛ばされていた。修理せねばならない。

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我が家の被害はこれくらいで済んだが、京都の洪水は凄まじいもので、被害に合われた皆様には心よりお見舞い申しあげたい。

東京電力は16日、福島第一原子力発電所のタンクに設けた漏水対策用のせきのうち7か所で、台風18号の大雨で水位が高くなったため、緊急措置として、排水弁を開くなどして雨水を海に流したと発表したが、放射能汚染水を海に流すしかない現在の状況はどうにもならないのだろうか。

自然災害が加速している。記録にないような雨が突然降りだし、想像を超えた竜巻が襲う。震災以後、自然が狂いだしているかのようだ。

地球の波動が次元上昇をし始めているということを言い出す、スピリチュアルな方々も多いが、確かに今回のような左回りの台風なんて日本で経験したことなどはない。

困難を乗り越えるには、冷静さと謙虚さが必要だろうと思う。粛々と生きて行かねばと思う。

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2013年9月16日 (月)

予知センサー

地震が来る前や、台風が近づいたりすると、頭痛がしたり胸が苦しくなる僕は、正直しんどい。

予知センサーがあっていいですねなんて言われるが、とんでもない。苦痛のイライラ感は厄介だ。

ちなみにカマキリは、雪が多い冬の前は地面から高いところに卵を産み付ける。

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これは子孫を残して行くための予知センサーに違いないが、僕のセンサーは何のためにあるのだろうか。

今回はそれに付け加え喘息の発作も起こってしまった。中総体のベンチコーチは、発作止めの胸パッチを貼って、2日間なんとかしのいだ。

地盤の歪みや気圧の変動に体調を崩す僕の身体は、ある意味自然とリンクしているんだろうけれど、できれば御免被りたい。

お金になる仕事をキャッチするセンサーみたいなものがあれば大歓迎なのだが、残念ながら僕にはそう言ったセンサーはないようだ。ドンマイである。

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2013年9月15日 (日)

中総体新人戦

二日間にわたった卓球の中総体新人戦が終わった。我花中男子は、団体の県大会の切符を手にすることは出来なかったが、予選リーグを2位で通過できたのは、上出来だったと思う。

2年生2名を除いて、ベンチに入ったのはほとんどが1年生。それも今年の春からラケットを握った生徒達だ。本来ならば試合に出るどころか、ベンチ入りさえままならない生徒たちが檜舞台にいきなり登場だ。

舵取りをするコーチ陣も大変だけれども、1番大変だったのは右も左も分からない状況で試合に臨んだ選手たちだったろうと思う。ご苦労であった。

個人戦はキャプテンが県大会出場を勝ち取った。近年の卓球の中総体は、決勝トーナメントに入ると会場が整備され、雛壇のような戦いの場が用意される。

これだ。

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僕らの頃は、市内中学校の狭い講堂での試合だった。それがこんな素晴らしい会場での、それも勝ち残った選手たちのためにリメイクされたフロアーでの試合になる。羨ましい限りだ。

地区の決勝戦が、まるで全国大会のような環境で行われることに、年老いた僕らはジェラシーを感じる。

さて、来年の中総体に向けて新たな挑戦が始まった。

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2013年9月14日 (土)

13万ベクレル

 東京電力福島第1原発の地上タンクから汚染水が漏れた問題で、東電は14日、タンク北側約20メートルの観測用井戸で13日採取した地下水から、トリチウムを1リットル当たり15万ベクレル検出したと発表した。8日採取分と比べると濃度は5日間で約36倍上昇。地下水のトリチウム濃度は日を追うごとに高まっている。

 地下水調査が始まった8日に、1リットル当たり4200ベクレルを検出。10日には法定基準値6万ベクレルを超える6万4000ベクレル、11日は9万7000ベクレル、12日には13万ベクレルだった。

 東電は「タンクから漏れて土壌にしみ込んだ汚染水が、地下水に到達し、量が日ごとに増えている」とみている。

 一方で、東電はタンクの近くを流れる排水溝から13日採取した水で、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質の濃度が1リットル当たり940ベクレル検出したと発表した。6日採取分(1リットル当たり120ベクレル)から約8倍に上昇している。産経新聞

13万ベクレルの地下水ってどこに浸透しているんでしょう。間違いなく海ですね。

海の水で薄められるから大丈夫と思っている人がいませんか。海藻や魚介類に蓄積され濃縮されて行くのは世界の常識ですよ。

福島だけが危ないわけじゃありません。

東京オリンピックのいくつかの開催種目が、東京湾で行われるようですが、東京湾の汚泥と東京湾に住む貝の放射能値を測ってみるといいですよ。

びっくりしますよ。汚泥を直接触ることもないし大丈夫だろうって。

そうでしょうか。海底魚はその汚泥の中で生きていますよ。江戸前寿司の材料にだってなっているかも知れませんね。

漁師さんをいじめるために僕はこんな記事を書いているじゃなんですよ。カレーやなめたは本当に危険です。貝類もです。

人間は間違いなく死にます。生まれてきた人間の宿命ですね。しかし、やっぱり長生きした方がいいですよ。生きていれば必ず役に立ちます。

貪欲に生きて生きましょうよ。口にするものに気を配りましょう。裁判を起こさない限り政府は動きそうにないですし、東電は知らんぷり。

とりあえず自衛が大切です。家族を守りましょう。

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子どもにケータイを持たせてはいけない

 無料通話アプリを通じ、わいせつ事件に巻き込まれる児童が急増する中、警察庁がアプリ運営会社に「18歳未満の利用者がIDを使えないようにするなど対策の強化を要請する」と一部報道で伝えられた。

   インターネット上では、「ついに18歳未満は利用できなくなるのか」と騒ぎになった。無料通話アプリ大手「LINE」「カカオトーク」の2社は、そういった対策をとることはないと否定している。

基本的に児童及び中学生のケータイ使用は禁止していんじゃないだろうか。それが出来ない理由があるとすれば、大人の都合であって、それ以上の何ものでもない。

「給食費も払わないくせにケータイを家族で持ってんじゃないよ」という声を聞く。暴言でも何でもない。当然の声だと僕は思う。

情報が大切だと言うけれど、本当にそうだろうか。たとえば放射能の問題を共有している人間は思った以上に少ない。ツイッターやフェイスブックで繋がる情報の殆どが、言ってみればアバンチュール的な繋がりが第一目的で、快楽的な情報が交差して、その中の虫取り網に捕まってしまった人々は、ケータイをぴこぴこ押しながら、それが文化人でもあるかのような錯覚の中で、バーチャルの社会に埋もれて行く。

ケータイやスマホの拡散によって、確かに世界はつながった。ネットもそうだろう。しかしそのために、大切な時間が奪われているのも間違いない事実だ。子ども達が大人と繋がっていく。純粋さが、闇の汚泥の中にさまよい出す。

子どもの管理は親がしなければならない。ケータイを持った時から、子どもは外の世界と繋がって行く。その道筋を管理できないのならば、子どもにケータイを持たせてはいけない。

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2013年9月13日 (金)

やっぱり100ベクレル基準か

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ちょっと見づらいかも知れないが、上のような会報がJAからやってきた。放射能の測定検査をするまでは、かってにお米や大豆、そばを出荷しないようにとの御達しなわけだが、もちろん基準は100ベクレルである。

検査結果の判断は9月19日ということなので、稲刈りはその後となる。それにしても、どこまでも100ベクレルが基準。国の決定なので、70ベクレルや80ベクレルの穀物は全国に流通して行く。

これを国民は了承しているとは思えない。我が家では独自に検査をした。お米は9ベクレルだった。それでも食べるかどうか、真剣な家族会議をした。いろいろ調べた結果。10ベクレル以下ならば、なんとか内部被曝のダメージが深刻じゃないらしいということで、食している。

ただし家内はこの数値にも納得はしていない。野菜等は関西や高知や九州産を買っている。

もちろん魚には目もくれない。

僕が生きている間には、この状況は変わりそうもないな・・・。

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2013年9月12日 (木)

お知らせ

今度の土曜日9月14日は中総体新人戦のため、塾は夕方4時30分スタートとなります。よろしくお願い致します。

尚、9月16日月曜日は、通常の指導となります。

復興がオリンピックで霞んで行く

 東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は11日、漏れたタンクの北側に掘った観測用井戸で10日に採取した水から、放射性物質のトリチウムを1リットル当たり6万4000ベクレル検出したと発表した。8日採取の4200ベクレルの約15倍に急上昇し、法律上海に流せる限度の同6万ベクレルを上回った。
 この井戸を掘る際に土を分析したところ、地面の2.5~4メートル下で、最大で毎時0.09ミリシーベルトの放射線量を検出。東電福島復興本社(福島県楢葉町)で記者会見した相沢善吾副社長は「漏れた汚染水が浸透した可能性はある。地下水の流れを追跡し、必要なら対策を取る」と述べた。
 同じ井戸で9日に採取した水からは、トリチウムが同2万9000ベクレル検出された。トリチウム以外のベータ線を出す放射性物質は8日採取分の3200ベクレルから低下し、9日分は1900ベクレル、10日分は2000ベクレルだった。
 この井戸は、汚染水が漏れたタンクの北約15メートルにある。第1原発の地下では山側から海側に向かって地下水が流れており、東電はタンクから約100メートル海側に井戸を掘り、地下水が原子炉建屋で汚染される前にくみ上げて海に流し、汚染水を減らす計画を立てている。
 相沢副社長は「汚染された地下水がくみ上げ井戸の方に行くことがあれば、遮断などの対策を確実に取りたい」と述べ、地下水放出計画への影響を防ぐ考えを示した。時事通信

上記のような記事を読んでいると、いったいどこの国の話だろうかと思ってしまう。安倍首相の言葉を借りれば、福島原発の事故処理は完璧で、東京でオリンピックをするにはなにも心配ない状況で、原発事故による健康被害もなく、今後も放射能による心配はないことになっている。

報道によれば、震災の関連死が津波で亡くなった方々の数に迫る勢いだと言う。仮設住宅に入っている方々や、避難している方々のストレスによる疾病の病死という取り扱いになっており、放射能のホの字も出てこない。

毎日流れ出ている天文学的な数字のトリチウムやセシウムなどの汚染水や、原発からの放射能が出ていることは、死亡原因ではないらしい。

心臓疾患やくも膜下出血等で亡くなる中高齢者の数が、震災後5倍になっていても、それは震災関連死であり、放射能とは関係ないらしい。

そして医者も行政機関もそしてテレビやマスコミも、そのことに関しては貝のように口を閉じている。高齢化社会になってお年寄りが多くなったのだから、自然と老人の死亡率が増加してもおかしくないと思っているのだろうか。

そういえば福島第一原発の危険度がレベル3になって以来、オリンピック騒動にまぎれて、一切その後のレベルの危険度が報じられていない。国民の目が、そして危機管理がオリンピックというめくらまし攻撃で完全に麻痺してしまった感がある。

仮設住宅の方々の被災関連死が増加しているのなら、早急にやることは、被災者の福祉健康対策だろう。オリンピックなどどうでもいい!

オリンピックで人の生命など救われない。オリンピックで使われる予算で、どれだけの生命が救われるだろうか。いつからこの国はおかしくなってしまったのだろう。

復興がオリンピックで霞んで行く。

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2013年9月11日 (水)

29万人の避難生活が続く

2013年9月11日(水)4時37分配信 時事通信

 
 1万8500人以上の死者・行方不明者を出した東日本大震災は11日、発生から2年半となった。住宅再建が本格化するなど明るい動きが出る半面、岩手、宮城、福島3県などで被災した約29万人は今も避難生活が続く。東京電力福島第1原発がある福島県では、除染の遅れや放射能汚染水漏れ問題が復興に影を落とす。
 復興庁によると、8月12日現在の避難者は28万9611人で、この半年間に約2万5000人減少。ただ、放射能への不安を抱える福島県は県外避難者が5万2277人いる。
 福島第1原発では、放射能汚染水の管理が危機的な状況にある。貯蔵タンクからの大量漏出、地下水汚染などが相次ぎ発覚し、海洋汚染への懸念も強まり、事故収束への道のりは険しさを増している。
 警察庁によると、今月10日時点の死者は1万5883人、行方不明者は依然2654人に上る。3県沿岸部では11日、警察や海上保安庁などが1000人規模で不明者の一斉捜索を行う。
 
 29万人の方々が避難生活を強いられているなか、オリンピックの東京開催が決定した。東京電力福島第一原子力発電所事故の収束のめどが立たない中、何故にオリンピックなんだと歯ぎしりをしたくなるこの頃だが、世の中はそうではないらしい。
 仮設住宅から永住の棲み家への移行は、全くなされていない。資材不足、コンクリートの高騰、円安による燃料の高騰、そして人材不足。オリンピック選手村などの施設建設が始まれば、被災地の復興はますます後回しだろう。
 7年後の東京オリンピックが、多くの犠牲のもとに開催されてはいけない。スポーツの祭典より、市井の人々の暮らしが大事だ。
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幸福度世界43位

CNN.co.jp 9月10日(火)11時52分配信

(CNN) 世界各国の国民が日々の暮らしに満足し、幸せを感じているかどうかを調査した新たな報告書が発表され、ランキング首位のデンマークをはじめ、欧州北部の5カ国が上位を独占した。

報告書は米コロンビア大学地球研究所が9日、昨年に続く第2弾として発表した。世界156カ国で2010~12年に調査を実施し、国民の幸福度を10段階で示した。

それによると、上位5カ国はデンマークに続いてノルウェー、スイス、オランダ、スウェーデン。これにカナダ(6位)、オーストラリア(10位)、イスラエル(11位)、アラブ首長国連邦(14位)、メキシコ(16位)などが続き、米国は17位だった。

そのほかの主要国では英国が22位、ドイツ26位、日本43位。ロシアは68位、中国は93位だった。

幸福度が最も低い5カ国はルワンダ、ブルンジ、中央アフリカ、ベナン、トーゴと、アフリカのサハラ砂漠以南に集中している。

幸福度43位。先進国では最下位に近い。この順位は現時点での日本の状況を考えればそれでもまだ高いほうだろうと思う。

豊かな自然と美しい海に囲まれた東端の国。70年近く戦争もなく、経済大国として我が世の春を謳歌してきた日本は、しかし多くの苦悩を抱えている。

自殺率が高い国。貧富の差が激しい国。学歴依存の国。離婚率の高い国。そしてプライドが高い国。

戦後アメリカに右習いしてきた日本は、アメリカの呪縛から脱却しなければならない。コカコーラとハンバーガーが日本を席巻し、ケンタッキーおじさんがどこの街にも立つようになったこの国は、間違いなく小さなアメリカだ。

もう一度、JAPANじゃなく日本に立ち帰らなければならない。くしくも昨日山岡荘八の『徳川家康』26巻を読み終えた。日本を思う家康の想いに、涙がこぼれた。まず政治を変えなければならない。そして教育だ。

43位に決して甘んじていてはいけない。

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2013年9月10日 (火)

そうかもね

我が家では岩手日報をとっているのだが、新聞をとっているがゆえに苦言を呈したい。

今朝FM岩手を愛車の軽トラックのカーラジオで聞いていたのだが、岩手日報社から出される岩手のきのこ図鑑の宣伝が流れてきた。

おいしいきのこの季節云々的なCMだったが、考慮に欠けるのではないだろうか。数百ベクレルのきのこが昨年は検出された。食べられるものではない。

地元FMでも、今年の春に、「美味しい山菜の季節になりました」などのコメントが流れていたが、これまた考慮に欠ける発言だったように思う。

公共の電波に於いて、意図的に食の安全を言わせられているわけではないだろうと思うが、岩手県南の山菜やきのこは決して安全ではない。

そう言えば我が老いた母が、韓国が三陸産の魚の輸入を全面禁止したというニュースを知って、真剣に食の安全を心配し始めたようだ。

僕がスーパーからみょうがを買ってきたら、「それ大丈夫か」と聞いてきた。高知産だよと言ったら安心したようだが、母には悪いが、反応が遅すぎる。

僕は震災後から、地元産は安全が保証されていないよと言ってきたにも関わらずである。年寄りが頑固なのはいつの時代もそうだろうけれど、ひょっとしたら自分もそうなっていくのだろうか。

え!? もうだいぶ頑固だろうって。・・・・・・そうかもね。

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おやじのライト

僕には書斎がない。本の倉庫があって書斎代わりにしていたが、女房に取られてしまった。そこで茶の間で、テストの添削やらブログの下書き原稿を書いている。

2013042716510000


この写真に写っているライト。製造が70年も前のものだ。亡くなった父が使っていたものだ。よくぞ壊れることなく存在してきたものだと思う。

10年ほど前まで、塾で使っていたが、あまりのボロさにライトだけが浮いてしまっていたので、我が家に持ち帰ってきた。我が家の古い家には、自然と溶け込んでいる。

使っている本人も年を取り、これまたこのライトが自然体でマッチしている。現在はおしゃれなデザインのライトが巷に溢れているけれど、煤けたボロボロのライトもおつなものではないだろうか。

そう言えば僕がもの心ついた頃には、我が家には洗濯機も冷蔵庫もテレビもなく、裸電球数個とこのライトぐらいが電化製品だった。電気も10アンペアで充分間に合っていたと思う。

原子力発電などもちろん日本にはなかった頃の話だ。

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自滅の道だけはたどって欲しくはない

下記の毎日新聞の記事は、数字の正確さはさておいて、ここまで書いてくれるとマスコミもようやく頑張っているねという感がする。どこぞの野球軍団を有する新聞社には書けない記事だろう。

オリンピックの開催が決まり、どの新聞各社も、歓喜の様子を伝えているが、開催のために賄われるお金が、また税金や借金かと思うと、ゲンナリだ。

ところでうちの愚息が、「漫画AKIRAって知っている」と、夕食の時に話を振ってきた。

「登場人物に我が家の苗字と同じ少年が出て来るやつなだ」と僕。

「へぇ~知ってんだ」と倅。

話を聞くと、このAKIRAのなかで東京オリンピックが2020年に開催されることになっていたらしい。予言だとか言って、ネット上で話題になっているらしいのだ。

過去形で書いたのは、その前の年に東京が核で消滅するというストーリになっている。原発の再稼動を政府は容認する状況のようだが、核戦争もご遠慮申し上げたいが、自滅の道だけはたどって欲しくはないと思うかねごんである。

(以下転載記事)

毎日新聞 9月9日(月)21時7分配信

<安倍首相>汚染水「完全にブロック」発言、東電と食い違い

安倍首相が言及した「0.3平方キロ」のエリア

 安倍晋三首相が、7日にアルゼンチン・ブエノスアイレスで行われた国際オリンピック委員会(IOC)総会の五輪招致プレゼンテーションで、福島第1原発の汚染水問題をめぐり、「完全にブロックされている」「コントロール下にある」と発言したことについて、「実態を正しく伝えていない」と疑問視する声が出ている。

【汚染水、首相は最終プレゼンでこう説明した】

 9日に開かれた東京電力の記者会見で、報道陣から首相発言を裏付けるデータを求める質問が相次いだ。担当者は「一日も早く(状況を)安定させたい」と応じた上で、政府に真意を照会したことを明らかにするなど、認識の違いを見せた。

 防波堤に囲まれた港湾内(0.3平方キロ)には、汚染水が海に流出するのを防ぐための海側遮水壁が建設され、湾内での拡大防止で「シルトフェンス」という水中カーテンが設置されている。また、護岸には水あめ状の薬剤「水ガラス」で壁のように土壌を固める改良工事を実施した。

 しかし、汚染水は壁の上を越えて港湾内に流出した。フェンス内の海水から、ベータ線を出すストロンチウムなどの放射性物質が1リットル当たり1100ベクレル、トリチウムが同4700ベクレル検出された。東電は「フェンス外の放射性物質濃度は内側に比べ最大5分の1までに抑えられている」と説明するが、フェンス内と港湾内、外海の海水は1日に50%ずつ入れ替わっている。トリチウムは水と似た性質を持つためフェンスを通過する。港湾口や沖合3キロの海水の放射性物質は検出限界値を下回るが、専門家は「大量の海水で薄まっているにすぎない」とみる。

 さらに、1日400トンの地下水が壊れた原子炉建屋に流れ込むことで汚染水は増え続けている。地上タンクからは約300トンの高濃度汚染水が漏れ、一部は、海に直接つながる排水溝を経由して港湾外に流出した可能性がある。不十分な対策によるトラブルは相次ぎ、今後もリスクは残る。「何をコントロールというかは難しいが、技術的に『完全にブロック』とは言えないのは確かだ」(経済産業省幹部)という。

 安倍首相は「食品や水からの被ばく量は、どの地域も基準(年間1ミリシーベルト)の100分の1」とも述べ、健康に問題がないと語った。厚生労働省によると、国内の流通食品などに含まれる放射性セシウムによる年間被ばく線量は最大0.009ミリシーベルト。だが、木村真三・独協医大准教授は「福島県二本松市でも、家庭菜園の野菜などを食べ、市民の3%がセシウムで内部被ばくしている。影響の有無は現状では判断できない」と指摘する。【鳥井真平、奥山智己】

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2013年9月 9日 (月)

疲れた日もある・・・

人生忙しいうちが花だと思って頑張ってみるものの、今日はさすがにギブアップ。

昨日は卓球の試合で7試合22セットを戦った。今日は高校の授業がなかったので朝8時からお昼まで休耕田で草刈り。

午後1時から夜の9時までノンストップで塾での教科指導。

すいません書きたい記事があったのですが失礼して寝ます。おやすみなさい。

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言葉のNG

 かねてから「チャリティーといいつつ利益を得ているんじゃないか」「タレントにギャラを払っているんじゃないか」などと批判を受け続けているだけあって、「カネの臭い」を消すためには細心の注意を払っていたようだ。日本テレビ『24時間テレビ』のことである。

 本誌が入手したのは同番組のスタッフに配られた「注意書」の一部。今年はチャリティーの一環として、世界的デザイナーの草間彌生と「嵐」の大野智が共同でデザインした1枚1500円の「チャリTシャツ」が販売され、105万枚を売り上げた。単純計算でも総売上額は15億7500万円!

 もちろんチャリティーとはいえ、巨額のカネを生む品物。だからこそ、このTシャツにまつわる表現については、注意書で徹底的に統制されていた。

■商売を連想させる下記のワードはNGで、このように言い換えます。
×販売 → ○取り扱い
×発売中 → ○取扱中
×ご購入 → ○お求め
×「このグッズの売り上げの一部がチャリティーになります」、または ×「利益が募金になります」 → ○「このグッズの収益金がチャリティーになります」

 注意書きには、さらにこう記してある。

■「グッズの売り上げの一部がチャリティーになります」というような言葉を使用すると、「一部ということは、儲けも出ているのではないか」という問い合わせもきてしまうため、「グッズの収益金がチャリティーになります」という表現で統一します。NEWSポストセブン

あの例のマラソンの感動で締めくくるテレビ番組だが、あの番組作成費用にかかる費用を、そのまんま福祉に寄付をすれば、番組に寄せられる寄付の数倍にもなるんじゃないのという外野からの声が聞こえてくるが、テレビは損をすることは決してしない。

感動と涙で洗脳していくのは、テレビの常套手段だ。そのことに気づいている人は多いだろうけれど、気づいていない人は純粋で、貯金箱寄付などするわけで、社会に貢献したという満足感があるぶん幸せだろうけれど、へんな宗教なんかに騙されやすいタイプかも知れない。

企業の倫理はあくまでも収益主義だ。どんなに言葉でごまかそうとも、利益を吸い上げるために国民を利用する。テレビと東電の癒着などもその典型で、いったいどれほどの正義が、闇に葬られてきただろうか。

あの感動と言われるチャリテイマラソンに文句をつけるわけではないけれど、あれはマラソンではなくてチャリテーゥオーキングだと思うのだが、いかがなものだろうか。

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2013年9月 8日 (日)

「健康問題は今までも現在も将来も、まったく問題ない」

「直ちに人体や健康に影響はない」と「健康問題は今までも現在も将来も、まったく問題ない」

「汚染水による影響は福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメートル範囲内で完全にブロックされている」「健康問題は今までも現在も将来も、まったく問題ない」、この安倍首相の発言は極めて重い。安倍首相がこの場で「完全に」「まったく」と断定したことを絶対に覚えておくべきだし、とりわけ健康問題について「将来も」まったく問題ない、としたことについて、その論拠の明示を求めなければならない。

原発事故発生直後、当時の官房長官であった枝野幸男は「直ちに人体や健康に影響はない」と繰り返した。「じゃあ将来は?」という問いには答えが用意できなかったのだ。今回、安倍首相は「健康問題は将来も、まったく問題ない」と言い切った。そう言い切れる理由はどこにあるのか。直ちに明示をすべきだ。

「健康問題は今までも現在も将来も、まったく問題ない」とした後に、安倍首相はこう続けている。「完全に問題のないものにするために、抜本解決に向けたプログラムを私が責任をもって決定し、すでに着手している」。現在着手しているプログラムは、「完全に問題のないものにするため」のもの。となれば、その前に発言した、「まったく問題ない」は早々に崩れる。ヘッドラインだけではなく事実を見てほしいと安倍首相は言うが、そちらのお粗末なヘッドラインを正すのが先ではないのか武田 砂鉄

「最高の一日だった」なんて記事を書いた直後に、オリンピック誘致の成功に沸き立つ中、上記のような記事が飛び込んできた。がっかりだ。

震災後東北では甲状腺の病気が多発している。しかしそのような情報は闇に葬られ、マスコミも新聞も一切取り上げない。中年以上のくも膜下出血の疾病も震災後は倍以上だと言われているが、これも放射能との関連は否定され、震災によるストレスだと言われてきた。

すべてを隠蔽すれば、放射能による健康問題は起きないことになる。かつてのどこぞの共産圏の国と変わらない。震災以後の放射能に関する政治家の発言をずっと見て来たかぎりでは、この国の政治姿勢はそれ以下だ。

東京電力の暴挙をさんざん許してきた旧自民党の体質は、政権を奪回した現在に於いても変わりがないように思う。あまたの政治献金や資金提供をされてきた政治家達はいっさい口をつぐむどころか、「健康問題は今までも現在も将来も、まったく問題ない」とまでのたもうた。アウトだ。

震災直後、直ちに放射能の人体への影響はないとマイクの前でのたもうとた政治家は、自分の家族を即国外に避難させた。

震災後、僕のブログには避難された方々から多くのコメントやメールを頂いた。家族と別れた哀しみや、「お金がある人はいいわよね、どこにでも行けるから」等の、言葉に傷つけられ、そして自分の選択に懐疑的な想いを持っている方々のコメントなどもあった。

あと2年以内にその答えは明らかになるだろう。政治家さんたちよ、原発事故をなめてはいけない。放射能の怖さを軽んじてはいけない。

経済優先の社会は、必ず経済でつまずきを持つ。その原因は慢心にほかならない。

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最高の一日だった

今日は息子と、一関ユードームで行われたニッタク杯の卓球の試合に出場してきた。次男の息子とのダブルスはとても楽しかった。40年以上卓球をやってきて、いろんな試合に出てきたが、今日の試合は人生で最高楽しい試合だった。

震災以後心からわくわくすることがなかったが、今日は本当にいい汗をかいた。18歳の息子が、おやじの申し出に快く承諾してくれたことに感謝である。

親子で出場した組はもう一組あったが、偶然にも卓球台が隣どうしでいい感じだったな~。

決勝トーナメントには進めなかったが、存分試合を楽しむことができた。卓球を続けてきてくれた息子に感謝するとともに、この歳になって思う存分戦える自分の身体にも感謝の一日だった。

40代の前半は、身体が絶不調で、大好きな山登りもできなかったし、卓球も腰痛などに苛まれ、思うようにできなかった。それが50を過ぎて登山を復活できたし、卓球の試合にも出場できるようになった。

暴飲暴食の習慣をやめたことが、体調がもどった大きな要因だろうと思う。それと日々の散歩が僕の身体を覚醒してくれた気がする。

今日はダブルス個人戦を合わせて、6試合を戦った。ぐっすり睡眠と言いたいところだが、定期テストの丸付けをしなければならない。

そして明日は塾に行く前に、晴れれば休耕田の草刈りだ。今日農作業をサボった分、明日は少しきついスケジュールになるが、それも仕方がないか・・・。

そう言えば、無理に試合に付きあわせた息子もテスト期間中、まあいいいか・・・

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東京オリンピック開催が決定

【ブエノスアイレス藤野智成】国際オリンピック委員会(IOC)は7日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで総会を開き、2020年夏季五輪・パラリンピックの開催都市に東京を選んだ。東京では1964年以来56年ぶり2回目の五輪開催。72年札幌、98年長野の冬季五輪を含めれば、日本で4回目の五輪開催となる。

東京オリンピック開催が決定した。この開催決定で沸き立つ国民と言いたいところだが、問題は山積みだ。

前回の東京オリンピックは、戦後復興のシンボルであり、経済発展の足がかりでもあった。あれから半世紀が経ち、日本の躍動感は沈滞している。

原発の問題、隣国との領土問題、そして失業率の問題等々、政府のやるべき事は多い。

オリンピックに浮かれて責務を忘れることがないようにして欲しいものだ。

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2013年9月 7日 (土)

英語ができるから優れているという幻想から脱却しなければならない

英語が出来る生徒と出来ない生徒の違いは、ひとえに勉強をするかしないかに関わっていることであって、単純なことなのに、世の中は様々な理由をこねくりだしてくる。

やれ教材がだめだとか、外人を入れろとか、時間が足らないとか、留学が1番だとか、100人が話し出せば100通りの方法論がぶちまけられる。

英語という学問ほど、方法論が取り沙汰される学問はない。あえて学問という表現を使ったが、日本人にとっての英語は、いろんな意味で多くのトラウマを抱えている。

どれほどの日本人が、英語を話そうとして挫折していっただろうか。その結果小さい頃から子どもに英語を教えようとする。児童向けの英会話教室が花盛りだ。

じゃその子たちが、大人になって英語を流暢に話しているかと言えば、その結果は言うに忍びない。

なぜか。受験英語のしがらみに呪縛され、平均化された英語が得意な生徒で終わっていく。仕事上必要とされない限り、過去の英語で終わって行くのだ。

どっかの会社が、社内での会議を英語でやろうと言うことで、語学が堪能な学生を募った。その学生たちが営業や運営に手腕を発揮出来ているかと言えば、その後の不評を聞けば、自ずと結果は見えてくる。

とある銀行では、課長昇進の条件として英検2級以上の資格を義務付けているところもあると聞く。

英語ができるから人間が優れているとか、仕事が出来るという幻想は、やはり日本人が抱えているトラウマによる。そのトラウマは何か、簡単に言ってしまえば西洋崇拝だ。キリスト教的呪縛と言っても良いかもしれない。

日本にやって来ているアメリカ人やイギリス人を見てみるといい。すべてがそうだとは言わないが、若年の連中が上から目線で日本人を見てくる。つまり自分たちは優秀な人間であり、東洋人は劣っているという潜在意識を持っている。

僕にはアメリカ人の友人もいるし、英語という語学を通じて、多くの宣教師や牧師とも学生の頃から関わってきた。

日本人を啓蒙したいという意図を、彼らの言動から払拭することはできなかった。アメリカが世界の警察を自認する背景には、未だにアングロサクソン民族の誇りと、奢りがある。

宗教的優位や、人種的優位さを未だに誇示する国家。僕に言わせれば、1番たちが悪い。

英語が世界の必須言語であることは否定しないけれど、その英語に日本の受験や学問の道がかき回されていいわけではない。僕はそう思っている。

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2013年9月 6日 (金)

眠れる田舎のハゲオヤジ

川べりを散歩すると鈴虫の鳴き声がものすごい。季節は確実に秋を迎えた。高校も定期テストに入った。テストの丸付けと成績表を書かなければならない。草刈りもあるし、中学校の新人戦も近づいた。かなり忙しい。

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そんな中、我が家の猫は涼しい庭で昼休みだ。羨ましい。だいだい姿を見かけるといつも寝ている。猫の睡眠時間はいったいどれだけなのだろうか。

僕の睡眠時間は平均5時間。仮に60年の人生だとすると15年以上寝ていることになる。眠れる森の美女にあらず、眠れる田舎のハゲオヤジというところだろうか。

最近夢に出て来る方々が戦国の武将たちになってしまった。『徳川家康』を読み続けているせいなのはわかっているが、昨夜は真田幸村と伊達政宗が夢の中に登場してきて、新人戦の卓球の策を講じていた。ほとんど病気である・・・・。

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水産物の輸入を全面禁止

韓国政府は福島・宮城・岩手・青森・茨城・千葉で水揚げされる水産物の輸入を、全面禁止する処置をとった。

日本政府はクレームを入れているようだが、福島第一原子力発電所の汚染水問題に対しし、セシウムの値ばかりを報道し、ストロンチウム等の値を公表しない日本政府及び東電に対して、当然の処置だろうと思う。

日本近海の魚全ての輸入を禁止してくるのも時間の問題だろうと思う。これは僕が何度も警告してきたように、100ベクレル基準に対する韓国の不信感であるだろうと思うし、他のもっと深刻な放射能物質の値をいっさい公表してこなかった、東電そして政府の責任である。

クレームを付けるのは全くのお門違いだ。現在日本国内で食されている魚に関して、ストロンチウムなどの値が一切公表されていない。

多くの国民が、食の安全を信じて食べているとは思えないが、疑わしきは食するべきではない。

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苦言

大分市のスーパー「マックスバリュ大在店」でアイスクリーム用冷凍ケースに寝そべったとして、大分東署は4日、同市の無職の少年(19)を器物損壊容疑で大分地検に書類送検した。少年は寝そべった画像を短文投稿サイト「ツイッター」に投稿。店側が同署に被害届を提出していた。

 容疑は、8月22日午前1時40分ごろ、冷凍ケースに入っていたアイスの上に寝そべり、約10万円分のアイスを廃棄させ、ケースをクリーニング(約3万円)させる損害を与えたとしている。

 同署によると、少年は友人4人と同店を訪れていた。翌23日に同署へ出頭。「おもしろ半分でやった。知り合いに見せようと思ってやったらこんな騒ぎになってしまった。反省している」と容疑を認めているという。【佐野格】毎日新聞

アメリカ的なジョークなつもりなのだろうが、自分のやったことがどれだけ迷惑なことなのか、その想像力が欠如した悪ふざけは、現代若者たちの基質を象徴する一連の騒動だと僕は思っていている。

バイトで働いている若者たちの、ストレス発散のツイッター投稿と見る向きもあるが、閉店に追い込まれた店舗が出ていることを考慮すれば、その行為の重大さは自ずと理解できるはずで、幼稚さが顕著である。

昨今の大学生を見ていて強く感じることは、バイトにしてもそうだけれど、労働者をどこかで疎んじているところがある。いずれ自分も社会人として旅立って行く立場であるはずなのに、まるでお殿様か貴族のような風体だ。

大学を卒業する2割の学生が就職がないのではなく、意図的に格上の企業をめざして、就職先がない事を理由に浪人を決め込んでいるのではないだろうかと、僕は勘ぐっている。

世の中が就職困難であることを報じれば報じるほど、仕事につかない言い訳はできやすいわけで、自分の努力の無さを社会のせいにして済ましている若者が多いのではないだろうか。

高校で教鞭をとり塾で高校生を指導しているがゆえに、今どきの大学のレベルはそれなりに掌握しているつもりだ。僕らの頃に比べると、私立大学は存続をかけ猛烈に頑張っている。

いっぽう大学生はどうかというと、はっきり言えば幼稚だ。社会に対して目が向いていない。向けようにも勉強不足で語るすべさえ持っていない。話を聞けば、テレビが報じている世論をそのまま評論家にでもなったようにのたもうている。

これは日本という国が豊かがゆえに、平和ぼけしてしまっているのではなく、日本の教育や政治によって洗脳されてしまった結果だと確信している。

偽りの平等意識。不登校になればすぐに心療内科を紹介して、済ましている学校教育。派遣制度による労働意識の低下。猛烈な給料格差。離婚率の増加。そして政治の偽善。

この状況に立ち向かう若者はいない。自分のことで一杯一杯だ。いま大人社会がやっている日常性が異常なことだとは思っていないのだ。残念だ。

自分が雇ってもらっているコンビニの冷蔵庫に、平気で横たわり写真を貼ることができるのも、彼らにとっては普通なことなのだろう。なぜならそれ以上ひどいことを、政治や教育が行ってきたからだ。

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2013年9月 5日 (木)

 婚外子

 結婚していない男女の間に生まれた非嫡出子(婚外子)の遺産相続分を嫡出子の半分と定めた民法の規定が、法の下の平等を保障した憲法に違反するかが争われた2件の家事審判の特別抗告審で、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博(ひろ)允(のぶ)長官)は4日、規定を「違憲」とする初判断を示した。14裁判官全員一致の結論。

 また、すでに決着済みの同種事案には「この違憲判断は影響を及ぼさない」と異例の言及を行った。

 明治時代から続く同規定をめぐっては大法廷が平成7年に「合憲」と判断、小法廷も踏襲してきた。最高裁が法律の規定について憲法違反と判断したのは戦後9件目で、国会は法改正を迫られることになる。

子どもが出来たから結婚しなければならない。そんな結婚観に、今回の最高裁の判断は、少なからず影響を及ぼして行くだろうと思う。

僕が小さかった頃、田舎のことだから男女間のことには世間は口うるさかった。妾の子なんて言葉の意味は分かるはずもなかったが、そんなフレーズを口にする大人の表情は決していいものではなかった。

政治家や社長は愛人の一人や二人いてもいんじゃないの、なんていう友人もいたが、恋愛のあり方は多種多様であって、子どもだった僕らにはその心情は計り知れないものがあって、大人の世界は複雑だなあ~と腕組をしていたものだった。

自分が大人になって、様々な状況に接して、子どもを育てるという根本の意義を考えてきた。結婚という制度にはそれぞれの価値観が絡んでくるだろうけれど、やはり子どもは、お母さんとお父さんの関係が険悪じゃないかぎり、両親に育てられた方がいいに決まっているだろうし、経済的にもそうだろうと思う。

親子の関係というのは、時代によって様々な様相を呈する。母子家庭や父子家庭が増加した日本社会に於いて、戸籍上は親子でなくなったが、生物学的(表現が少し悪いが)には親子であると言うケースが増えている。

そのような場合、遺産相続はどのような状況になっていくのだろうか。生まれてきた僕らには必ず親がいる。親が認知しようがしまいが、血のつながりは事実として存在する。感情が優先するのか、愛情が関与するのか、その狭間の中に法律という判断が金銭の処理をしていっても、個々人の生き方を決定して行くのは、血の繋がりではなく、心の繋がりだろうと思う。

子は鎹(かすがい)という至言があるが、鎹という言葉を知らない日本人が増えた。このブログのタイトルにした婚外子という言葉もはじめて目にした方も多いと思う。実は何を隠そう不勉強な僕もこの言葉をはじめて目にした。

結婚をしていようがそうじゃなかろうが、子どもの存在価値に差別などあるはずがない。今回の最高裁の判断は至極当然だろうと思う。ただ、結婚という制度がこのことで軽んじられてはならないと思う。

こどもの育児・教育と言う問題は、金銭だけの問題で片付けられるものではない。愛情とお金を混同してしまう輩がいることも事実だ。

ペットを飼ってみるとわかるけれど、本能だと言われるからも知れないが、彼女たちは自分の生命を代償としてまで子どもを育てようとする。育児放棄をする母親や父親たちを見聞するたびに、いたたまれない哀しみに襲われる。

貧富の差が拡大してきたこの国において、少なくても愛情の格差があってはならないと僕は思っている。

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2013年9月 4日 (水)

健康オイリュトミーワークショップ

オイリュトミー療法士・石川公子先生をお招きしての健康オイリュトミーワークショップです。

 

オイリュトミーは、ルドルフ・シュタイナーによって100年前に創始されてから、

舞台芸術、教育、医学療法など様々な分野で、世界中で実践されています。

呼吸の流れに合わせた柔らかでシンプルな動きは心と身体に優しく働きかけ調和をもたらします。

 

生命力に働きかけ、私たちの身体と心を内側から強く健康にします。

 

初体験の方も歓迎いたします。

 

皆様のご参加を心よりお待ちしています。

゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

日時 2013年9月8日(日)10:30~12:00

 

会場 花夢パル(岩手県一関市花泉町花泉字伊勢沢14番地3)

 

参加費 一般・・・1000円  風と虹会員・・・500円

 

対象  大人の方(お子様は預けておいで下さい)

 

服装  動きやすい服装

 

゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 

 

講師 石川公子(オイリュトミー療法士)

'87年渡独。
ドイツ中部にてシュタイナーの思想に基づく治療教育を学ぶ。オイリュトミー、オイリュトミー療法の過程を修了。
ヘルデッケ共同体病院、ミュンヘンのシュタイナー学校にて研修後、'99年帰国。
現在、東京、横浜を中心にオイリュトミー療法、および健康オイリュトミーの講座、講演などの活動を行う。オイリュトミー療法士ネットワーク代表。
共訳書に「医療と教育を結ぶ シュタイナー教育」(群青社)

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◎お問い合わせ・お申込み

 

080-1827-2514(金田)

 

メール:kazetoniji@flute.ocn.ne.jp

主催:アントロポゾフィーボランティアチーム

「教育・芸術・医療でつなぐ会」

共催:こども教室「風と虹」親の会

「健康オイリュトミーワークショップチラシ」をダウンロード

チラシには簡単な地図もあります。

皆様のお越しお待ちしています。

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国費470億円を投入

政府の原子力災害対策本部(本部長・安倍晋三首相)は3日、東京電力福島第1原発で相次ぐ汚染水漏れ事故について、政府として主体的に取り組むことを明記した「基本方針」を了承した。地下水が原子炉建屋に流入するのを防ぐ凍土遮水壁の建設費用や、汚染水処理装置の増設・改良計画に国費470億円を投入することが柱。しかし今回盛り込まれた対策は発表済みの計画が大半で、2020年夏季五輪の東京招致を意識した「海外向けアピール」の様相を呈している。

 安倍首相は3日の対策本部で「従来のような場当たり的な事後対応ではなく、汚染水問題の根本的な解決に向け、政府が前面に立って解決に当たる」と決意を述べた。

 経済産業省によると、凍土遮水壁に約320億円を充てるほか、放射性物質を除去する汚染水処理装置の増設・改良費用に約150億円を投入する。うち今年度予算の予備費(約3500億円)から遮水壁に140億円、処理装置に70億円の計210億円を拠出し、計画を前倒しする。

 また、汚染水問題に取り組む関係閣僚会議を原子力災害対策本部の下に設置するほか、関係省庁で作る「廃炉・汚染水対策現地事務所」を設け、担当職員を福島第1原発に常駐させる。風評被害防止のため、海洋モニタリング情報を定期的に公表する枠組みを作るとともに、在外公館などを通じた海外での広報活動も強化する。毎日新聞

470億円の国費が投入されることは、仕方がないと思う多くの国民がいるだろうと思う。しかしこの金額はまさに氷山の1角で、いったいどれだけの税金が東京電力福島第一原子力発電所事故の処理に使われてきただろうか。そして今後とも数十年にわたって巨額の国費が使われて行く。

原子力は、何かが起これば莫大な損失を国民に与える。原子力の恩恵という言葉を耳にするが、とても悲しくなってくるフレーズだ。

数十万トンの放射能高濃度の貯蔵タンクを眺めていると、気の遠くなるような慚愧の想いにさいなまれる。毎日増え続けつ汚染水の処理だけでも、いったいどれくらいのお金と時間かかるのだろうか。

ましてや根本の原子炉の作業は、そう言った2次的3次的処理に追われて、全く進展していない。東京オリンピックの誘致のために、花火のようにぶちあげた今回の470億の捻出決定。空回りのあがきのようにしか僕には思えない。

今後の原子力発電の事故処理にかかるであろう国費を考えれば、オリンピックの誘致どころの話ではないだろうと思うのだが、本末転倒の、政府や東京都の幼稚さに、目を覆いたくなって来る。

原子力の再稼動にたいして、地下の活断層云々の話が常に持ち上がって来るが、そもそも東京電力福島第一原発事故の原因は、活断層のために起こったものではない。しいて言えば、日本列島すべてが活断層の上に乗っかっているようなもので、活断層に話題を転じて御茶を濁している茶番劇にはもう飽き飽きだ。

原子力発電の事故処理に使ったお金を持ってすれば、クリーンエネルギーの開発はとっくに実用化しているはずだ。原子力の恐ろしさを、経済的にも、そして人間存続の危機という面からも、これほど嫌と言うほど味わっても、まだ原子力エネルギーに頼ろうとする国策は、全く理解不能だ。

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雑踏

新宿の雑踏を歩いていると、日本という国の希望や夢や哀しみが、どっと押し寄せてくる。

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ずっとむかし、僕が学生だった頃、僕は都会の雑踏が好きだった。誰も自分を知らないという安堵感。そして仮面の空気感が虚無的で、その煩雑さに溶け込む心地良さがあった。

ネットもケータイもない時代だった。自分の時間を持て余した僕は、都会を散策することで、孤独を楽しんでいた。

階段を転げ落ちていく空き瓶のように、偶然の崩壊が訪れたなら、それはそれで僕は快感を味わっていたかも知れない。

歌舞伎町で乱舞する同世代の乱痴気騒ぎも、ションベン臭い居酒屋の喧騒も、今となれば懐かしい時代の回顧になるけれど、学生運動もなく、そしてお金もない僕は、有り余った若さを、どういたぶっていいのか分からず、活字を追い、そして薄っぺらな知識に減滅しながら、青春という迷路を歩き続けていた。

人生には小さな陽だまりがあって、そして突然の嵐がやって来る。そのタイミンがわかっていれば、苦労はしないのだけれど、そのはかなさをごまかすように、僕は雑踏を歩き続けた。

最終電車の登場人物は、いつも怪訝な顔をして風景を眺めている。そこに写っているのは疲れきった自分の顔のはずなのに、なにか違う存在物を発見したのだろう。駅が近づくと急ににわか雨のように、バラバラと走り去って行く。

訪れる朝の光りの中で、終わらなかった1日を侮っているのではなく、脂ぎった眼差しが覚醒し続ける自分に呆れていた。

髪が薄くなり、髭が白くなった自分の顔を、当時の僕が見つめている。例えば、希望はなんですかと不意に尋ねてみる。

過去の自分も今の自分も、答えにはあまり違いはない。それは自由だ。代償なんて考えたこともないけれど、ふとあの頃の雑踏の喧騒を思い出す。

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2013年9月 3日 (火)

癒やしのひと時

今度の日曜日は、震災以来はじめて卓球の試合に個人戦で出場する。ダブルスは、中学校の卓球部のご父兄とちょくちょく出ていたのだが、シングルスは本当に久しぶりだ。一関総合体育館(ユードーム)で行われるNittaku杯だが、なんとか1回戦ぐらいは勝ち抜きたいと思っている。

ダブルスもエントリーしていて、息子と4年ぶりに出場する。最近少しは暇を見つけて練習をしているのだけれど、どうも気持ちが先走って身体がついていかない。老いた身体に鞭打ってとまではいかないが、塾近くの整骨院に行ってマッサージをしてもらいつつ、なんとか頑張っているかねごんである。

さて卓球もさることながら、休耕田の草刈りもやらなければならない。先日ジャズ喫茶のモリソンに珈琲を飲みに行ったら、マスターが休耕田の草刈りをしていた。ジャズを聴きながら、草刈機械の談義をしている中年オヤジというのも不思議な光景で、マスターの奥さんも苦笑い。

ジャズやブルースの世の中の動向から、草刈機のチップの切れ味の話しまで、まさにクロスオーバーの世界が展開するジャズ喫茶のカウンターは、僕にとってまさに究極の癒やし空間であり、ほっとするひと時だ。

癒やしのひと時と言えば、読み続けている山岡荘八の『徳川家康が』が23巻目に突入した。2ヶ月以上読み続けてきたこの大作もあと3巻で読み終える。実は僕が講師で行っている高校の先生にも、この本を全巻読んだ先生がいて、読み終わったなら徳川談義をしたいと思っている。

食わず嫌いという言葉があるが、戦国時代の作品は生々しくて敬遠してきた僕だった。しかしである。僕の人生観をかなり揺さぶるこの山岡荘八の作品に、魂の中の隅っこの何かが目覚めつつあるのをひしひしと僕は感じている。

読書は本当に多くの学びだ。

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2013年9月 2日 (月)

我が家の風呂は外にある

我が家の風呂場は外にある。ビフォーアフターのテレビ番組をかつて見ていた女房が、「外にある風呂場って番組的に結構食いついてくるんじゃないかしら」とのたもうていたが、残念ながら用意するお金がない。ドンマイだ。

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玄関から8メートルほど離れている風呂場である。夏の夕暮れは、目の前に広がる田んぼの風景を見ながら風呂を楽しめるのだが、冬は大変だ。

吹雪の中を歩いてくるうちに、風呂で温まった身体が凍りつく。

この外風呂もなんとか使っているが、3年前の震災でだいぶダメージを受けた。

僕の住んでいる村落でも、この外の風呂場を利用している家は殆どなくなった。どこの家も内風呂になっている。ある意味貴重な風呂場かも知れない。

今夜も風呂に入ってそろそろ寝よう。

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2013年9月 1日 (日)

中年オヤジの遠吠え

かつても書いたテーマなのだが、人間は本当のことを言われると聞き耳をもたない。いやそれどころか激怒する。

プライドがそうさせると思われるかも知れないが、自分の中に巣くっている邪念がそうさせるのかも知れない。邪念というと抽象的かも知れない。悪と善のつばぜり合いで負けた悪の心とでも言ったらいいだろうか。そんなところだ。

30年間塾教師をやって来て、今までに数百名の、いやひょっとすると1000人を超える保護者の方と面談をしてきた。

親御さんは間違いなくお子さんを愛している。そういう前提で僕は話を伺ってきた。その愛が時にちょっとだけ暴走して、溺愛に変わったり、利己主義になることもあるのだけれど、総じて親の子を思う気持ちは純粋だ。

ちょっと話は脱線するけれど、塾を意外に早くやめてしまうパターンというのがある。実は成績が上がらないから塾をやめるというのは稀で、ほとんどが人間関係である。こども同士の人間関係もあれば、親同士の人間関係というのもある。

好き嫌いの根本原因は、多種多様だけれど、ズケズケと物を言う人間は、年齢に関係なく敬遠されるようだ。

僕はボランテイアで実に様々なことをやってきた。金銭をもらってやることでもないし、頼まれてやっているもんだから、遠慮なく僕は意見を言う。自分の時間や休日を返上してやってあげているという気持ちはさらさらない。もしそんな気持ちでやっているのならば1年も持たないだろう。

オブラートで包まれた日常に楔を撃つと言うわけではないが、ここで誰かが言わなければ、だめだろうなという時には僕は言う。

自ずと敵は増える。しかしそれは僕にとってたいしたことではない。正義面しているように思われるかも知れないが、人生のつまづきになるようなことをしている人に、注意をするのは当たり前のことではないだろうか。

このブログで何度か繰り返してきたが、僕が塾という媒体を通して教育に携わってきた目的は、子ども達に人生を有意義に楽しく過ごしてもらいたいからだ。運のいい人生を送って欲しいと思っている。

塾の先生がこんなことを言うのも変かもしれないが、ちょっと頭が良いとか、ちょっといい学校を終わったとか、それが何ですか、というスタンスで僕は子ども達と向き合ってきた。

困っている人を見たら助けてあげる。他人の安全を阻害するものがあったなら阻止する。そんな当たり前のことが出来ない人間がうじゃうじゃいる。いくらお金があったって、いくら学歴があたって、人間として優しさや正義がなければアウトだ。

言葉は神々しい救いにもなるし、時に凶器にもなる。難しいものだ。このブログとてそうだ。僕の表現が未熟なために、なんど記事の消去を仰せつかっただろう。「こんなことは書かないでください」 「根拠がないことは公表しないでください」・・・などなど。

このブログとて、ノルマで書いているわけではないし、お金を頂いて書いているものでももちろんない。僕の趣味と言ってしまうと語弊があるかもしれないが、中年オヤジの遠吠えみたいなものだ。

7年弱毎日書き綴ってきたけれど、未だに僕がブログを書いていることを知らない塾生は多い。塾生や塾の保護者の方々にあまり読まれていない塾ブログ。ちょっとオシャレかも知れない(笑い)。

だから言いたいことが書けるのかも知れないが、確かに暴走することは多い。すまし顔で、綺麗事や書きたくもないことを書いたってしょうがない。そんなことに夜の貴重な時間を費やす気などさらさらない。

過去に何度か炎上すれすれの危ない橋をわたってきた。実は、書きたいけど書いたらヤバイだろうなというソースはいくつかある。僕もこどもじゃないので、それくらいの常識はある。しかしその常識を乗り越えて書きたがっている自分がいることは確かだ。

本当の事を言われると人は激怒する。僕はこの言葉を肝に銘じてこのブログを存続させて行きたい。そうじゃないと、中年オヤジの遠吠えの楽しみが無くなってしまうので・・・・。

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孤独癖

孤独が忍び寄ってくる年齢になった。僕はどちらかというとそのことを肯定的に捉えている。生きることに急ぐ必要はないけれど、やり過ごしてきた多くの残骸を俯瞰する時、ふとため息をつくとともに、懐かしさに心の隙間が充足する瞬間がある。

街に繰り出して酒を飲むなんてことは、年に数回もない。昔から人付き合いの悪い僕は、知らぬ間に本を片手にジャズを聴いている。孤独癖というと体よく聞こえるかもしれないが、単なる変人かも知れない。

老いた僕の母は、時々猫と会話をしている。50を過ぎた僕も、そんな母の気持ちがなんとなく分かるような気がするこの頃だ。最近街で猫を見かけると近づいて話しかけてみる。かつては逃げてしまった猫達が、近頃は逃げないで僕に擦り寄ってくる。猫たちにも何か通じるものがあるのだろうか。

塾にやって来る小学生に、おばあさんやおじいさんの年齢を聞くと、僕と変わらない年齢だったりする。いつの間にかそんな年になっていた自分に驚くとともに、なぜか不思議な安堵感を覚えるこの頃だ。

今年も9月になった。市内の高校は昨日、今日と文化祭のところが多い。秋になると聴きたくなるのがアート・ペッパーのサックスだ。

ペッパーのサックスを聴いていると、様々な人生の色がにじみ出てくる。録音した時代時代で、これほど音の陰陽が変遷するジャズプレーやも珍しい。しかしそれでも、ジャズ喫茶やラジオから流れてくるペッパーのサックスは、一発でわかるから不思議だ。

昨夜の大雨と打って変わって今日の空は綺麗な秋空だ。どうぞペッパーのサックスを堪能してください。

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