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2013年8月18日 (日)

失った時間の堆積は、やがて思い出の中で覚醒する

夏の空を見ていると、遠い昔の少年時代を思い出す。

汗をかいて、夏の空気を一杯吸いこんでいたこどもの頃の息遣いと、甘酸っぱい汗の匂いがよみがえってくる。

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どこへ行こうとしているのだろう。誰を待ち続けていたのだろう。

蝉しぐれのなかで、めまいのような光が過去と未来を交差させ、僕は夏の迷路に立ちすくむ。

いつまでもいつまでも夏が続くわけじゃないのに、まるで時間を無視したような、大胆なそして誘惑的な少女たちの無垢な輝きに、僕はうつむいていた。

多くの物語が夏の日ざしの中で生まれていく。小さなこぶしを空に突き上げた少年は、そのやるせない矛先を一体どこへ隠してしまったのだろうか。

失った時間の堆積は、やがて思い出の中で覚醒する。

大人になってから、忘却からはみ出してきた少年の頃の光や風は、予想もしていなかった場所に突然咲いたひまわりの花のように、僕を驚かせる。

また夏が過ぎて行く。

僕の中の少年たちは、今でも一生懸命夏を追いかけている。凝りもしないで。

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