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2013年8月20日 (火)

食は命

東京電力福島第一原子力発電所の爆発によって放出された放射能の空気線量は、だいぶ低くなった。しかしだからと言って、100ベクレルを農作物の出荷基準として設定してきた農作物が安全とは絶対に言えない。

福島産の農作物が出荷され続けていたにもかかわらず、スーパーではほとんど福島産表示の販売物を見かけることはなかった。お盆を過ぎて、僕がいつも立ち寄るスーパーでは、最近福島の文字が掲げられるようになった。

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写真でも分かるように、福島産の桃がほとんど完売になっていた。福島産と言ってもどこの町のものかわからないし、もちろん何ベクレルの値の桃かも分からない。

10ベクレル以下の桃かも知れないし、80ベクレルの桃かも知れない。福島産の桃が、安売りによって完売する状況に、僕は複雑な心境を抱え、店を後にした。

想定上の話だが、毎日口にする野菜やお米や果物が、すべて10ベクレルの汚染度であるならば、ぎりぎり安全と言われる世界基準の内部被曝に留まる。しかしそれとても空気線量が0.05マイクロシーベルト以下の地域に住んでいての話だが。

0,25マイクロシーベルトを超える場所を除染指定地域にし、なおかつ100ベクレル以下の農作物を安全として出荷している日本国内の状況では、内部被曝の危険度は高く、厳しい状況だ。

哀しいかな個人の防御に委ねられている。

『面倒くさいから地物野菜を食べているし、魚も三陸沖でとれたものを食べてるよ』という友人の声も多くなってきた。

食は命である。経済に優先しなければならない。

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コメント

こんにちは。群馬県のスーパーですが、震災後気が付いたらいつのころからか福島県産の野菜果物がいつも通り棚に並んでいます。その際、ほとんどのスーパーではベクレル表示や市町村名までは表示していません。福島県の友人の一人は、福島県産はほとんど放射能検査済みのものが流通しているはずで、逆に検査していない他県の野菜のほうが心配だということを言っていました。その発言に少しびっくりしました。今や日本全国放射性物質はくまなく広がっているという話もあります。でも、食品の放射性物質に対する意識が薄くなってきているのは間違いないと感じています。

(かねごん)
たんた様コメントを頂きありがとうございます。
検査済みというまやかしが、結局は風評被害の原因にもなっているんですね。
市町村によっては、30ベクレル以下を無検出と表示するところがあります。哀しいかな僕の町もそうです。
25ベクレルが無検出なんてあり得ないですよね。

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