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2013年8月11日 (日)

受験勉強は教科書で始まって教科書で終わる

高校入試にしても大学入試にしても、自分の勉強方法を見つけることが出来たものが、合格の朗報を手にするだろう。

学校の先生の教え方にうまくマッチした生徒は幸運だが、そうじゃない場合が往々にして起こることが多い。これは塾にも言えることで、一斉授業にしろ個別指導にしろ、その先生の個性や指導方針の流れに乗った生徒は伸びていくが、そうでなければ、他力本願の学力の飛躍はなかなか難しい。

僕の世代では、予備校や塾に通っていたのはほんの一握りの生徒だけだった。東北の田舎町にはそもそも大学入試の科目を教えてくれる塾なんかなかったし、進学校は別にして、僕が通っていた商業系の高校などは、大学に進学するものはほとんど存在せず、教師は『勉強しろ』の連呼はするものの、精神論の指導ばかりで、具体的な教科指導は生徒任せだった。

そうなってくると、いかに自分の能力にあった参考書なり問題集を見つけるかが受験の大きなカギとなるわけで、僕も参考書選びには悪戦苦闘した。しかし最後は初心に帰ると言うのか、教科書が1番の参考書ではないかという考えに帰結して行った。

僕は私立文系の受験だったので、全く理数科目は蚊帳の外だったが、文系科目の勉強は教科書の繰り返しが大切であることを実感した。社会にしても英語にしても、一見学校の教科書は地味でつまらないが、無駄を削ぎ落した重要項目のオンパレードでになっている。教科書編集者の意図を汲み取ると、そこには意外と思えるほどの深淵な世界が広がっている。

教科書に出て来る言葉や表現が分からなければ、辞書や用語集を紐解けばいいわけで、教科書の読破は、受験勉強の基本中の基本だと僕は今でも思っている。

受験勉強のために高額なPC用のソフトを買ったり、数十万円もする英語の教材を買い与える受験生の親御さんがいる昨今だが、テレビやPC、ケータイやゲームの誘惑に打ち勝ち、しっかりと教科書と向き合って勉強すれば、受験勉強はそれほどお金がかかるものではない。

親の経済力と、こどもの偏差値がリンクすると言われる時代だが、その常識を打ち破る気概が、子どもたちには欲しいと思う。

教科書を読んでも理解できないというのなら、小学校、中学校の教科書から読み直せばいい。時間は十分ある。無いと思うから無いのだ。受験勉強は教科書で始まって教科書で終わる。大げさかも知れないが、その教科書をどう読み解いて行くかで、人生の道筋が決まって行く。

(お盆休みについて)

8月13日より18日までの通常のゼミはありません。尚夏期講習会は13日で終了しますが、学校行事などで来れなかったぶんの振替は、8月19日となります。その日が始業式の方は、後日振替をお願いします。

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コメント

子供にあった勉強法が最適との事ですが、英語に関しては最適な方法で伸び悩んだあとの教え方は、どのレベルにも関わらず共通だと実感しています。英語に関しては大手予備校の研究の成果もあって、学習の方法はすでに確立された感があるように感じるのですが。

(かねごん)
羅皇様コメントを頂きありがとうございます。
確立されているのはある一定のレベルに達した生徒の英語指導ですね。
受験勉強のスタートラインに立つ過程は、それぞれが全く違います。そこが難しいのですね。僕も毎年試行錯誤です。

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