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2013年8月 3日 (土)

僕の主義主張はFREEDOMだ

塾の指導室にギターを2台置いて、いつでも弾ける状態になっている様子を見た塾生が、「こんな塾ないよね」と、ある種の自信をみなぎらせて聞いてきた。

「ところがあるんだよ」という僕の返答に、彼はたじろいだ。

きっとその瞬間、彼の知覚する許容範囲は、脆くも崩れ去ったのだろうと思う。

知る人ぞ知る、愛知県の四畳半スクールだ。永田先生の感性は静かに情熱を持って爆発している。

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教師も美形だが、教室も綺麗だ。ごちゃごちゃしている僕の塾とは違う。

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その辺に僕の飲み残しのコーヒーカップが置いてあったり、、コーピー用紙が散乱している。そんなことだから、塾生たちも許可されている飲み物以外の隠し食料を、僕がちょっと下で電話している間に堂々と食べている(笑い)。

がしかしここは文科省が幅をきかせている学校とは違う、言わば塾生にとっては第二の自分の勉強部屋だ。僕の主義主張はFREEDOMだ。あくまでも大文字の文字の自由だ。

僕は同じにおいを、永田氏の空間に感じた。しかし残念ながら僕の塾はカオスが大きすぎる。

その大きすぎるカオスを収縮させようとするのだが、まるで重力に逆らう空飛ぶ円盤のごとく、僕の塾はFREEDOMが拡散して行く。

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7月に四畳半スクールに、上野塾の上野先生と志道館学園の美川先生にご案内して頂き、僕がおじゃました時に、飛び込んできた電光掲示板だ。普通の塾ではこれはやらない。いや、やれない。

僕のFREEDOMが挫けそうになった。それに追い打ちをかけたのが、見たこともない壁掛けのCDプレーヤーだった。ジャズが響きわたっていた。

上野塾の凛とした整然さには到底僕の塾は太刀打ち出来ない。かと言って、美川先生の志道館学園のような伝統もない。僕は帰りの飛行機の中で、高所恐怖症と闘いながら、敗北だらけの自分の塾に自信を喪失して行った。

自信と言ったところで、そもそもたいしたものなど無いわけだけれど、なんとか自分の個性だけども回復したいと考えた。

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それが塾でのこんな作業とあいなった。次のもくろみはすでに計画済みだ。僕のFREEDOMは、凝りもせず拡散して行く。

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コメント

取り上げてくださりありがとうございます。嬉しいです。これからはもっともっと自由な塾が増えてくるんでしょうか。かつて塾に通い詰めた世代がどんどん開業していく時期なので、今までの当り前の塾は少なくなってくるように思います。

そう考えるとかねごんさんの塾はかなり先駆け的な存在ですよね。
僕なんかは後ろを追っかけてるだけです。

(かねごん)
永田先生コメントを頂きありがとうございます。
先生の塾は強烈なインパクトを僕に与えました。いや与え続けています。
年は取りましたが、子どもたちの感性を先取りするアンテナだけは維持したいと思うこのごろです。
そういう意味では、今回の岐阜・名古屋の塾巡りは、マンネリ化した僕の脳ミソに喝を入れるいい旅だったと思います。
それにしてもあの年代物のギブソン、渋かったです!

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