大地の沈静化を願うしかない
一関は今日から夏祭りだ。夏期講習会も通常のゼミも今日は来れないとの連絡を塾生から受けたので、ゆえに本日は開店休業である。
そこでお盆を前に、軽トラックに草刈機や猫車を載せ、墓掃除に向かった。例年この時期夏期講習で忙しい僕は、いつも隣家のご主人方に墓周りの草刈り等をやってもらっていたが、ようやく今年は草刈りが出来た。
ほぼ午前中一杯を費やし、周辺の草刈りやら木の伐採などを終えた。真ん中の墓石が我が家のお墓なのだが、度重なる地震で何度となく修理をしてきた。
3.11の地震では完璧に法名石が吹っ飛び倒れたのであるが、石屋さんは数カ月先まで予約で一杯とのことだったので、息子二人の力を借りて、なんとかテコの原理を駆使し石を持ち上げ、元の場所に立て直した。
土台が弱くなっているので、今度震度6クラスの地震が来たら、崩壊するかもしれない。まあその時は福一の原子炉も終焉を迎えるだろうから、墓石どころの騒ぎではないだろうと思うわけだが、大地の沈静化を願うしかない。
日曜日の8月4日から中学3年生の夏期講習会が始まる。神奈川や静岡、岐阜、愛知の同胞、そして先輩諸氏の塾のように、満員御礼と華々しく花火を打ちあげたいところだが、残念ながら定員の半分にも満たない状況だ。
昨日の記事にも書いたが、震災以降、夏期講習や春期講習を受講する内部生の割合はぐんと下がってしまった。チラシを折り込む余裕などない零細塾なので、仕方がない状況だろうと思う。
耐え難きを忍び、粛々と最善を尽くして行きたい。
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かねごん先生、こんばんわ。このところしばらく墓参りをしておらず、この夏には一度帰りたいと思っている所に墓掃除のお話を帰宅途中の電車で拝見しました。僕の田舎ではほとんどの家が盆に墓参りするのですが、○○家、△△家は8月7日に墓参りをします。その○○家に我が家が入っており、盆には盆棚を飾ってご先祖様を迎えるので墓参りはしません。それでも、今では盆にしか帰れない僕のような者に付き合ってまた墓参りする事も多々あります。この墓参りの日を7日(なのかび)と言っていましたがどういうわけでこうなっているのか知りません。今度母親の元気なうちに聞いてみたいと思います。今ではどこの墓石も立派なものになっていますが、子供の頃はそんなふうではなかったように記憶しています。土葬が普通だった頃でしたので、子供会での肝試しのときなど地面が陥没したりしていました。今思えばよくあんな所で肝試しなどできたものだと懐かしんでおります。
追:「高一の女子高生〜」と「ある卒j塾生からの〜」のお話も電車の中で読みました。
あまりに気持ちの動揺が激しく落ち着いてからまた......。
(かねごん)
shinkunnopapa様お久しぶりです。コメントを頂きありがとうございます。
昨夜は磐井川の花火大会でしたが、打ち上げが始まって30分もしないうちに土砂降りの雨になってしまいました。
墓参りが近づいてきたというのに、涼しどころか寒い夏がずっと続いています。今年はエアコンが必要ありません。
このままでは冷害ですね。
震災の後の放射能に加えて、今度はこの天気。参りました。
投稿: shinkunnopapa | 2013年8月 3日 (土) 00時38分