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2013年8月 7日 (水)

宇宙誕生の瞬間を再現する次世代の巨大加速器「国際リニアリコライダー(ILC)」

全国の方は知らない人が多いと思うけれど、宇宙誕生の瞬間を再現する次世代の巨大加速器「国際リニアリコライダー(ILC)」の誘致合戦が、岩手県と九州で行われている。

これって何をする研究施設かと言うと、原子と原子を高速でぶっつけて、宇宙のビックバンを再現し、そのメカニズムや構造原理を解析し、最先端医療や科学技術に利用するというものだ。

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仮にこの誘致が岩手県に決まると、岩手の北上高地に総延長50キロにわたるトンネルが作られ、世界から科学者たちとその家族が14000人ほどやって来て、巨大なプロジェクトが始まるという話である。

岩手県が見込む経済効果は4兆円と言われているが、所詮大手ゼネコンが儲かる話で、政治家が誘致に必死になっているのは、いつものパターンである。

一関市内にはいたるところにこの誘致ポスターが貼られ、歓迎ムード一色だが、本当に喜べる話なのだろうか。

かつてこんな研究の話を、遠い昔に聞いたことがあるのは僕だけじゃないだろう。平和利用の研究データーが実際何に使われてきたのかは、歴史がいやと言うほど証明している。

仮にだが、あえて満身創痍の福島第1原発や宮城の女川原発、そして六ケ所村の核処理施設のある東北の地に誘致が決定するとするならば、それは広大で地盤が強固な北上高地があるからだろうか。

このILCの研究施設は、7年~8年で研究が終了すると言われている。そんな短期間の研究のために、北上高地の自然を破壊し、莫大な費用をかけトンネルを作る必要があるのだろうか。誘致で盛り上がっている一関市には申し訳ないが、きな臭いにおいがする。

研究が終わった50キロものトンネルを、まさか放射能物質の保管庫になどと考えてはいないだろうか。

この施設が稼働する頃には、僕はこの星には存在していないだろう。僕の心配が、たんなるボケオヤジの杞憂であることを願いたい。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

先生ILCについて書いて下さってありがとうございます。誘致が既成事実のように外堀を埋めていくさまに強い違和感と危機感を感じておりました。ILCそのものについての知識はないものの、原発の誘致もこのように行われたのではないかと、そのことだけでも気持ちが悪いです。反対できない雰囲気を作り、さまざまな事業を興す中でそれなくしては生活ができない人々を作り出しさらに反対を困難にしていくという作為がないでしょうか?もっともっとILCについて知っていかなくてはだめですね。

(かねごん)
コメントを頂きありがとうございます。
そうですよね。きっと福島に原発を誘致した時も,反対や違和感を覚える人たちの声は届かなかったんでしょうね。
ものごとにはいろんな顔があります。
潮流に押し流されないようにしなければならないと思います。

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