借金がとうとう1000兆円を超えた
1年間で日本で使われる国家予算は、約90兆円。税収でまかなえるのはその半分。足らない分は国債などの借金だ。
その借金がとうとう1000兆円を超えた。この債務だかは世界でダントツ1位。
誰の責任だろう。国民もしくは政治家、それとも上級公務員や官僚の責任だろうか。全体責任だという声も聞こえてくるが、1番責任があるのは、残念ながらこの国のずさんな政治を許してきてしまった我々国民だ。
例によって政府お抱えの経済学者は『だいじょうぶ』をお経のように唱えている。何がだいじょうぶなのだろう。だいじょうぶなはずがない。
大手ゼネコンのために巨大なプロジェクトが組まれていくのは、自民党田中政権の頃から変わらないような気がする。一体誰のための政治だろうか。
山の中にきつねやたぬきしか通らいような、りっぱな林道を作ることが果たして田舎の人々が望んでいる地方再建だろうか。地方債権の間違いじゃないだろうか。
田舎だけじゃない。オリンピック誘致を進める東京都は、万が一誘致が決まったなら財源はどうするつもりだろう。都民の税率を上げるか、借金をするしかないだろうと思うのだが、オリンピック後に財務破綻したギリシャの二の舞にならないことを願いたい。
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