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2013年7月 5日 (金)

いつまでも震災のせいにばかりしてはいられない

どうにもこうにも不景気の世の中で、空気がどんよりとしているけれど、だからと言って、一緒にどんよりとしているわけにもいかず、日々格闘の人生である。

ソロバン勘定で動くことが大の苦手なものだから、さっぱりお金が貯まらず、文字通りのその日暮らしを強いられる毎日なのだが、しかし希望は見失ってはいない。

きっとこのまま還暦を迎えても、僕の日常は多忙のままで、休息はないんだろうなと思う。まあそれもいいだろう。

塾経営者というより個人業者全般に言えることだが、人生は体力・気力勝負だ。喘息や痛風、そして猛烈な花粉アレルギーの持病を抱える僕が言うのもおこがましいが、最後は身体がものを言う。

僕は多くの持病を持っているのだが、仕事を休んだことがない。私立高校も勤め始めて五年弱になるが、授業を休んだのは冠婚葬祭のために2日休んだだけで、それ以外の欠勤は0だ。

塾も、18年前に2週間ほど入院を強いられたことはあったが、それ以来18年間で、体調を崩して塾を休んだのはわずか3日だけだ。朝起きて病院に行くと、どうにか午後には、仕事ができる状態に復活する。

持病があるが故に、日頃懇意にしてくれるお医者さんがいて、僕の我儘を受け入れてくれるドクターがいることが、僕の日常の仕事を支えてくれていると言っても過言ではない。感謝で一杯だ。

それと何よりも女房の支えが、僕の生命線になっている。食事から枕の質まで、健康に関するありとあらゆる気配りをしてもらっている。シュタイナー医療の薬に何度助けられたことだろうか。女房が居なかったならば、僕はこの世に存在してはいなかったに違いない。それだけは確信している。

女房は神奈川の出身だ。僕が東京に出て行かなければ、出会うはずもなかっただろう。岩手の山中に嫁いで27年の歳月が過ぎた。きっとソウルメイトなのだろうと思う。僕の思考が彼女には分かるようだ。故に嘘がつけない(苦笑い)。

ずっと貧乏暮らしをさせてきてしまったが、いつかは楽をさせたいと思っている。思っているだけで実現できないダメおやじであるが、まあドンマイだ。

似たもの同士という言葉があるが、似ている夫婦故に、落ち込むことも似たような原因の時が多い。

今回の放射能問題でめちゃくちゃパワーを発揮したのは我が女房である。僕の書いてきた放射能や原発関連の記事の7割は、彼女が情報収集したものだ。この組織や団体はキナ臭いという女の感は、僕のような鈍感親父には太刀打ちが出来ないものがある。

それにしても、なんとか塾生を集めなければピンチである。いつまでも震災のせいにばかりしてはいられない。さあ馬力を出すか。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

う~ん、自分はそんなに落ち込むことってないんですよね。今思うとですが。反対に特別にそんな前向きとかポジティブというわけでもなく、、、ブログやTwitterでは「日本は終わっている!」「暗いニュースなんか聞きたくない!前向きに生きろ!」ってよく聞きますが、どっちでもないというか、単純に良いことも悪いこともあるってだけじゃないかな~って。こんなものなのかな~というか。確かに世間的には今の事態は深刻ではありますが、、、あとこちらのブログを見始めたのは震災や原発問題です。塾のことはよく分かりません。ちなみに、日本でも格差は昔からありました。言葉は悪いですが、原発奴隷というのがそうでしょう。ただ、自分も含めて知らないふりをしていただけなんですよ。原発というと、首都圏反原発連合も自然エネルギーで有名になった学者先生も信じていません。何故、原発やTPPの話よりも右翼まがいな人たちと新大久保で騒いでいるのか、何故、櫻井よしこさんの研究所に籍を置いていたのかがよく分かりません。あの人たちが持ち上げるスウェーデンやドイツは原発をやっていますし。

(かねごん)
大河様こんばんは。
僕は躁鬱の気質なんでしょうね。落ち込みが激しいですよ。
逆に激しいゆえに、その時は違う次元で世の中が見えてきますね。
ゆえにこんなどうしようもないブログを、何年も書き続けられるのだと思います。

こんにちは、学び舎です。

まったくその通りです。こちらも塾生を集めないとピンチです。
いつまでも震災のせいにばかりしていられません。

先月の上旬は、期末試験前を当て込んで、久々にポスティングしてみました。
しかし、回った数も数百件でしたから、当然のように反応ゼロ。
ただ、ポスティングの途中で以前在籍した生徒のお父さんにお目にかかり立ち話をしたり、後で教室に訪ねてきていただいたりと間接的な反応が収穫です。

とにかく身体が元手です。体調を崩されないようご自愛下さい。
また、岐阜の塾会では、皆さんによろしくお伝え下さい。

(かねごん)
小林先生こんにちは。
僕も長年塾をやって来ましたが、今年のような年は経験がありません。何処かに生徒が消えてしまったのかと思うくらい、反応がないですね(苦笑い)。
春も反応が無ければ夏もなし。
おかげで読書をする時間が、増えました。久しぶりに英語の原書をじっくり読んだりしています。
頭が老化してきたので、この辺で鍛え直せということで、神様が与えてくれた暇な時間なのかなと思ったりしています。
岐阜では無理を言って、僕の好きな円空の仏像を参拝させて頂きます。
後日おみやげ話を持って行きたいと思います。

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