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2013年7月13日 (土)

ギターだって孤独はいやなんだな

先月3000円で買ったヤマハのギターがめちゃくちゃ鳴っている。

50年経ったガットギターだが、僕のギブソンもK・Yairiもかすむようないい音だ。梅雨時だというのに、乾いたクリアーな音がする。

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3000円のギターが20万円のギターよりいい音が出るっていう世界は、いろんなことを教えられる。

このギターを弾いてからというもの、大げさかも知れないが、人生というものを考えている。

このギターは3000円だからいいはずがない。そういった周りの波動を受けたギターはその通りの音になる。不思議なものだ。

見た目で判断をしてはいけない。歳月で判断をしてはいけない。金額で判断をしてはいけない。そんなふうに考えても、先入観が判断を曇らせる。

ものというものは、使った人間のエネルギーが宿っている。これは楽器に限ったことではない。自動車や家もそうだ。

僕はリサイクルショップでこのギターを見た時に、ギターが僕を求めている感じがした。どうだろう、上の写真を見て欲しい。ギターがオーラーを発している。『僕を弾いてくれ』という波動がビシビシ伝わってくる。

このギターを手にしてから、僕は元気になった。前の持ち主のエネルギーの影響だろうか。不思議な気分だ。おまけに創作意欲もビシビシ湧いてくる。

名古屋の四畳半スクールにおじゃました時に、1940年代に作成されたギブソンを弾かせて頂いた。ギターを握った瞬間に、ミシシッピ川の風景が見えてきた。

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70年以上の歳月を生きてた傷だらけのギブソンが、弾き手の人生を反映する。永田先生がこのギターでブルースのフレーズを引き始めた時、僕は思わず目頭が熱くなった。

爪弾く音に、哀しみや喜びが溢れてくる。ギターとはそういうものだ。その想いは、そばにいた上野先生も美川先生も同じだったと思う。

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