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2013年6月25日 (火)

汚染された地下水が、海に流出している

東京電力の福島第1原発周辺の海で、放射性物質の濃度が上昇していることがわかった。汚染された地下水が、海に流出している可能性もある。
福島第1原発では、6月、2号機の海側の地下水から、高い濃度の放射性物質が検出された。
このため東京電力が、周辺の海水を2カ所で調べたところ、そのうちの1カ所では、1リットルあたり1,100ベクレル(Bq)の放射性トリチウムが検出された。
これは、10日ほど前と比べて、2倍以上の値となる。
また、もう1カ所でも、トリチウムの濃度が上昇しているため、汚染された地下水が海へ流出している可能性もある
。(FNN)

太平洋に流失した放射能汚染水の総量は、天文学的な数字になる。最近回転寿司などの海鮮料理が出される店には、お年寄りの姿ばかりが多く、さすがに小さな子どもを連れた家族の姿はない。

僕は閉店間際の市内のスーパーに寄ることが多いのだが、三陸沖などの太平洋沿岸でとれたでだろう魚介類の刺身などは、半額のシールがはられてかなりのパックが売れ残っている。

被災した三陸沿岸の漁港の復興が急務だという声を耳にするが、スーパーで出される魚介類の簡易測定器が普及し、放射能値の表示がなされれば、消費者も安心して買えるのではないかと思う。

疑心暗鬼の状況では、安心して太平洋岸の魚を食べることが出来ないのは当然だろう。

時間が放射能問題を風化しているような気がする。一関では数値の高かった幼稚園や小学校校庭の除染は終わったが、その他多くの場所は、数値さえも把握されず農作物が作られ続けている。

これは一関市に限ったことではなく、他の低被曝汚染地域でも同様だ。一関の公共の施設でガイガーカウンターが振りきれた場所が見つかったのは、わずか1年半前だった。

セシウムの半減期が25年以上であることを忘れてはならない。

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コメント

福島第一原発にはプルトニウムも入っていたはずですが、プルトニウムのニュースをほとんど聞かないのですがどこに行ったんでしょうね。汚染水のニュースについてはわりかし聞きますが、汚染水だけではなく大気にも出ているんじゃないでしょうか。自民党に投票している人間ほど自民党に苦しめられているというのはそれ以上にひどいかもしれませんが。公明党という組織票もありますし。まさに20世紀少年と同じですね。

(かねごん)
大河様コメントを頂きありがとうございます。
政党政治を守るために個人の能力が抹消されていますね。
国民が主役の政治であることを忘れてはならないはずです。

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