幸福に繋がる大事な意識
3・11の震災の後、多くの人達が生きるということに様々な角度・次元で人生を見つめ直している。
表現は適切じゃないかも知れないが、明らかに人間が精神や魂の領域で選別されて来たんじゃないかと思う。
株価や円高・円安に毎日右往左往している企業人や財界人の姿を見ていると、生きるということの本質が何なのか、いろんな意味で考えさせられてしまう。
僕は一応塾を営んでいるわけだけれど、例えば塾そのものの価値観なんていうものも同じ方向を向いてしまっている。
30人の塾生がいる塾よりも60人いる塾が良い塾だとか、工業系や商業系に生徒を合格させる塾よりも、進学校に塾生を多く入れる塾が良い塾だとか、施設や教材が立派な塾が良いとか、そう言った基準の中で、1番肝心な塾教育の本質がないがしろになってしまっている。
何になるかじゃなくて、どのようにあるべきかが大切なことだと思う。豊かになっていい暮らしをしたいという価値観を共有することは大変だけれども、豊でありたいという意識の共有は簡単だし、幸福に繋がる大事な意識だと思う。
今自分がいる時代・時間・場所が、自分自身を活かす時代・時間・場所であることを理解出来れば、包括的な人生のくくりが見えてくると思う。
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