猫のいる風景
急に夏の日差しがやってきた。わが家の猫は庭の日陰で昼寝中だ。まるで死んだように身体を伸ばして寝ている。大物である。
日曜日は『風と虹』の子どもたちがやってくるので、この昼寝も彼女にとってはつかのまの安らぎ。姿を見つけられては追いかけられる状況に、必死に逃げ惑う日々である。
わが家の猫は、これで何度目かの登場になるのだが、彼女の名前はキラという。名付け親は知らない。誰かが捨てた子猫を前の飼い主が拾って育て、事情があってさらに我が家に引き取られた猫である。
我が家が3つ目の棲家となる。我が家にやって来て6年になるが、年齢不詳である。キラは僕の母の話し相手になっている。キラはただにゃ~にゃ~言っているだけだが、うれしい時と不満を訴えている時の鳴き方は明らかに違う。
昼間は母の後を追いかけていっときも離れない。夕方息子たちが帰ってくると、今度は息子たちにかまってもらいたくて、ひょこひょこと擦り寄っていく。
安住の棲家を与えられた恩返しか知らないが、老体に鞭打って、頻繁にねずみを捕まえてくる。カエルを見てさえ逃げ惑うわが家の住人は、キラが捕まえてきたねずみを見ては大騒ぎである。もちろん片付けるのは僕の仕事。
ブログを書こうとパソコンの前で悩んでいたりすると、僕の所にやって来て、にゃ~にゃ~となにかアドバイスを言ってくる。
明日からまた多忙な1週間が始まる。中学校は期末テストだ。
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