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2013年6月24日 (月)

家族はありがたい

サッカーは惨敗し、自民党は圧勝、そして昨夜は1年間でもっとも月が地球に近づく満月、スーパームーン。毎日いろんなことがあり、日常が過ぎて行く。

花粉症の季節がとっくに終わったはずなのに、未だに目が痒かったり鼻水が止まらない人たちが多い。僕もその一人だ。

50を過ぎてからは、自分なりに身体に気をつけるようになった。相変わらず寝不足の日々ではあるが、毎日散歩は欠かさない。週に一度は、中学生と卓球をやり汗をかいている。

もちろんタバコは30歳でやめて以来吸っていない。酒も薄い水割りの芋焼酎を一杯だけ飲むだけだ。それも週に2日ほど。それでも受験指導を生業(なりわい)とするこの仕事、ストレスが無いといえば嘘になる。30年間毎年受験指導をしてきたが、慣れると言うことはない。

大震災が起き、そして放射能が拡散した。放射能だけのせいじゃないだろうけれど、3.11の震災後、僕の周辺では離婚する人が増えた。あっちでもこっちでも。経済的な理由や、それぞれの内情というものがあるだろうが、人事ではない。

学校では英語や数学を教えてくれるけれども、育児の仕方や、嫁姑の仲裁の仕方などは教えてくれない。それぞれがそれぞれの経験と知恵で解決していくしか無い。

学校での偏差値が高かったから、お金を稼ぐことに優れているかと言えば、残念ながらそうとは限らない。

一家の主(あるじ)である父親が威厳をもって家族に対処をと言いたいところだけれど、会社のボーナスは出ない、給料があがるどころか、実質賃金は下がる一方。父親受難の時代である。

わが家の状況も、父親としての僕の立場は全くない。稼ぎは少ないし、諸処の支払いに事欠く始末だ。しかし朝となく夜となく一生懸命働いている僕の状況を家族は知っているので、長男にちょっとお金を・・・・・と言うと工面してくれるし。母にちょっと年金をと言うと、しょうがないなという顔をしていい年をした愚息に援助の手を差し伸べてくれる。家族はありがたい。

一人ひとりでは大変な暮らしも、みんなで暮らせばなんとかなるものだ。子育てが終わり、息子や娘が家から旅立つと、夫婦の会話が成り立たないと嘆く友人は多い。

毎日の生活には、必ずなんらかの感動や、哀しみや、驚き、そして喜びがあるものだ。それを夫婦や家族で共有することは、それほど難しいことではないような気がする。

例えば僕のこのブログは、間違いなく女房や息子も読んでいる。さり気なく家族へのメッセージを文章に埋め込むことがある。

塾の保護者の方や、世間一般へのメッセージを装って、ちゃっかり利用しているかねごんパパなのである。

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