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2013年6月21日 (金)

発言者の立場が問題だという声が多いわけだが、立場っていったい何だろう。

大阪府東大阪市の市立中学校に勤務する20歳代の女性教諭が、ツイッターに「保護者会は口は出さないで、金だけ出してくれ」「体罰もありだよね」などと不適切な書き込みをし、生徒や保護者らに謝罪していたことが、市教委などへの取材でわかった。

 学校側の調査に対し、教諭は「心情を友だちに話す感覚だった。第三者が見ている認識が足りなかった」と話しているという。

 学校関係者によると、問題の書き込みは、2011年の着任直後から昨年夏頃までの数件。生徒や保護者を名指しした内容はないが、顧問を務める部活動に関する書き込みや、体罰を認めるような投稿をしていた。 

 今月上旬、生徒らが問題の投稿を見つけて学校側に通報し、発覚。教諭は担任するクラスや保護者会で謝罪した。現在、教諭の書き込みは閲覧制限されているが、問題発覚までは、誰でも閲覧できる状態だったという。市教委教職員課は「本人から事情を聞き、処分について府教委に相談したい」としている。(読売新聞)

隣の中国では国民のツイッターやブログ等のウエーブが、国家の監視体制のもとにあり、思想の弾圧が行われ、表現の自由が奪われている。

日本はどうかというと、言っちゃ悪いが隣の中国のそういった体制を批判できる状況では全くない。政治家も教員も公務員も自由に発言ができないのが現実だ。

確かにツイッターやブログは、世界中の人間が自由に閲覧できるものなので、発信者の責任と言うものが生まれるのだけれど、本音をぶちまけたいという気持ちは分からないわけではない(僕などそのことで何度か大変な目に合っているが・・・苦笑い)

例えば体罰はいけないという事例に対して、体罰は時に必要なものだと思っている職場の先生がいて、それを発言したことで、教育現場の上層部から何らかの勧告やペナルティを受けるという状況は、冷静に考えるとおかしい。

橋下氏の慰安婦発言も多くの問題を生じさせている。発言者の立場が問題だという声が多いわけだが、立場っていったい何だろう。立場の問題ではなくて、個人の資質の問題だと思うのだが、何かを取り違えている。

僕は橋下氏を擁護するつもりは全く無いけれど、日本という国は、政治家や教育者というものを何か勘違いをしていないだろうか。

料亭でやりたい放題、金銭問題や女性関係の汚さや華々しさは許されて、ちょっとした会合での発言や、ツイッターの発言に過敏に反応するのは、組織そのものがやましい何かを隠蔽しているからではないだろうか。

代議士になる前は、歯切れのいい批判をブログで書いていていた人間が、選挙でとれた途端に、沈黙してしまうという図式はおかしい。本当はどんどん国民に思いを発信しなければならないはずだ。

教員だってそうだ。特に若い先生は、我々のような年寄り先生にはない素晴らしい感性を持っている。体罰禁止に対して意見を持っているならば、その自分の思考や論点をしっかり述べるべきだし、そのような発言をする教師の意見を上層部は聞くべきだ。

認識が足りないとか、立場をわきまえないと言う前に、一個人としての真意を聞き出すことが大切なことだと思う。

そうしないと、政治も教育の現場も閉鎖的になり、空気がどんどん淀んでしまう。

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