未来はわからないから楽しい
みなさんは占いを信じるだろうか。
誕生日占いや名前占い、手相、そして風水やら動物占い、天使の占いなど、本屋の書籍コーナーにはこれでもかと言うくらい、占い関係の本は多い。
自分の未来が知りたいというのもあるのだろうけれど、現実逃避としての占い好きも多いのではないだろうか。
運がいいとか悪いという人生の現象が、努力や行動力の有無で決まるのなら、人はそんなに占いには頼らないだろうと思う。
こんなに一生懸命やっているのに、お金が入らないとか、世の中のためにボランティアや奉仕活動をがんっばっているのに、人生がイマイチだとか、そんな嘆きが聞こえて来る。
自称霊能者のもとに足を運ぶ人もいる。前世の因果ですと言われ、除霊に多額のお金を取られるなどということが多々あるようだ。新興宗教にハマっていく人もいる。
我々のような自営業者も、最後は神頼みのようなところがあり、たいていの事務所やお店には、信仰する神社やお寺さんの御札が鎮座している。もちろん僕の塾の神棚にも、地元神社の合格祈願の御札が祭られている。
僕の友人であり、塾のご父兄であるSさんという自営業者の方がいる。いつも大変お世話になっている方である。
彼は僕と生まれた日が1日違う。共に長男で一関市生まれである。ちなみに父親はともに花泉の生まれ。子供も同じ年頃の子供が2人いる。ここまではよくあるケースだと思う。
彼も僕も奥さんは関東から一関に嫁いできた。それとお互いに独立して今の仕事を始めた時期が1年と違わない。お互いに片親を早く亡くしている。
まだある。彼も僕にも年老いた祖母がいたが、亡くなった時期がやはり1年と違わなかった。
共に音楽を愛し、共通の友人も多い。ちなみにSさんと僕は、30歳になるまでは全く面識がなかった。そして彼の子どもたちは偶然にも僕と同じ大学に入っている。
これを偶然とは言わないだろうと思う。同じ日に生まれた双子でも、それぞれ結婚したりしなかったり、人生の主流が大きく違う方々いる。一概に誕生日や生まれた環境が同じなら、同じような人生を歩むとは限らないだろうが、僕とSさんには、不思議な符合が多い。
しかし決定的に違うところがある。Sさんは髪がふさふさでイケメンである。一方僕はハゲオヤジでよぼよぼである。残念!
占いはいいことは信じて、悪いことは軽く受け流すのがベターではないだろうか。未来はわからないからわくわくするんじゃないかな。
« 軽い気持ちで放射能を放出 | トップページ | 原子力再稼動申請 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- せっかくの人生だもんね(2018.07.05)
- 長旅から帰ってまいりました(2018.05.04)
- 神様を信じている人と信じていない人の違い(2018.04.26)
- 4761回目のつぶやき(2018.04.11)
- 流転(2018.03.25)
コメント