貧困が蔓延している
今日本社会は、先進国の中でも猛烈な勢いで貧困が蔓延している国であることをご存知だろうか。
離婚率が急激に増した日本社会においては、こどもの養育放棄が増加し、6人に1人の割合で、食事がまともにとれない生活困難児童が出ているという統計がある。
学校給食と、100円マックだけで、毎日の食事を満たしている子どもいる。
高額なゲーム機と携帯を片手に塾に通う生徒とは裏腹に、塾どころか学校の給食費も払えず、それが原因となって不登校になっている児童や生徒がいる。
かつて1億総中流家庭と言われた時代は、遠い昔のノスタルジアだ。
大人の都合で子どもの未来を奪ってはいけない。大人の都合で子どもの夢を奪ってはいけない。
僕らは疲弊している社会から目をそむけてはいけない。ありふれた日常がいかに大切なものなのかを、考えなければならない。
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コメント
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子供の15%ぐらいが貧困層だと聞きました。15%と聞けば低いと思う人もいるかもしれませんが、1クラス40人としたらその中で5~7人が貧困層(やそれに近しい状態の子供もいるのではないかと思います)になるのです。映画やドラマみたいに1クラスに1人いるかどうかではないのです。そして失業率も失業者の定義や基準、解釈などでごまかされていて実際は公表値よりも高いと聞きますし。
(かねごん)
大河様コメントを頂きありがとうございます。
痛みを察知できない社会ではいけないと思います。
正規雇用の仕事じゃない方々の年収は、本当に少なく、年金を払えない人達が多くいます。
地方に於いては、円も株価も関係ありません。
仕事がないことが、厳しさの根本原因です。
投稿: 大河 | 2013年6月 1日 (土) 23時47分