調査方法を検討って,遅すぎるにも程がある
原子力規制委員会は1日、東京電力福島第1原発事故の原因を分析する検討会の初会合を開いた。国会の事故調査委員会が地震で損傷した可能性を指摘した1号機の重要設備「非常用復水器(IC)」について、調査方法を詳しく検討する方針を決めた。検討会は、規制委の委員や原子力規制庁の職員、原子炉工学の専門家ら外部有識者で構成。政府や国会など複数の事故調査委員会で見解が分かれた点を中心に、現地調査もしながら検証する。(時事通信)
今頃になって、福一の地震損傷についての調査方法を検討って、遅すぎるにも程がある。津波による損傷であって地震による損傷ではないと言い張ってきた、東電や政府お抱え研究者の意見など誰も信じちゃいないが、関東や東海の大地震の可能性が警告される中、原子力発電所の再開をなんとか実現したがっている電力会社各社の希望を早く断ち切って欲しい。
地震大国日本に於いて、そもそも原発を作ることが愚かなことだったわけで、その根本の事実を受け入れない政治家や原子力推進派の方々の、犯罪行為とも言える事実隠蔽は、本当に許しがたい。
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