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2013年5月13日 (月)

生きていることが丸儲け

5月病という言葉が近年あまり聞かれなくなった。1年中軽度の鬱状態に陥る現代人が急増する中、あえて5月という月を特定する必要もなくなったのかも知れない。

6年間のブロガー生活で、あえて触れなかった問題に今日はペンを走らせている。自殺についてである。

ここ10年間で、僕の周辺では知人や親戚が、何人かが自ら命を絶った。そのほとんどが、お金の問題が絡んでの自殺だった。全員が男性である。

自分の知人や身内について語るのは気が重いが、自殺をしてしまう人間にはある種の共通点が見えてくる。繊細で神経質な人間のほうが、自殺に走る傾向があるように思われがちだが、僕の周りで起こった悲劇を見ると、自由奔放で活発な人間のほうが、衝動的な行動に出ることが多いようだ。

プライドが高いせいだと思うのだが、そういった人たちは、逆境に陥っても弱さを隠し、快活なふりをするケースが多い。周りの人間がその苦悩に気づくこと無く、最悪の事態になってしまう。

前日まで楽しそうに酒を飲んでいた人間が、翌日命を絶ってしまうケースがあるのだが、友人ばかりでなく、身近にいたはずの家族も、突然の変貌に声を失ってしまう。

男女平等の社会通念が定着したかのように見える日本社会であるが、男性に求められる経済的クオリテーは依然として高く、家族の中にあっても経済的役割は昔と変わらない。

表現が適切ではないかも知れないが、女性のしたたかさ、変わり身の速さに比べると、男は身体も心も頑固で、融通が効かない。賢治の表現を借りれば、でくのぼうである。プライドが高く、常に見栄を張りたがるのも、男性の弱さ故の性(さが)ではないだろうか。

10年間で30万人の方々が、自らの命を絶ってしまった日本。一関の町の人間が、10年間で3つ分消えてしまったことになる。

日本経済の浮き沈みに翻弄される人々の救済は、重要課題だ。マイホームや子供の学資ローンを抱えたとたんに、会社の閉鎖などという事態が日常茶飯事に生じるこの国に於いて、持つものと、持たざるものの境界線は消滅している。

株価や外国為替の急激な変動で、一夜にして富が生まれ、一夜にして富が失われて行く。殿方にとってショックなのは、お金が無くなることではなく、お金の消失と共に、家族愛や社会的信頼を失うことなのだろうと思う。

お金の切れ目が縁の切れ目。そんな索漠とした言葉が通り過ぎて行く社会の中で、僕らが守っていかなければならないのは、プライドや預金通帳の残高ではなく、生きがいの創造であるべきだ。

与えられた価値基準に翻弄される人生ではなく、自らの意志と行動で、精神の自由を獲得していかなければならない。まじめに誠実に生きて行くことが馬鹿を見ると言う前に、まじめに誠実に生きて見るべきだ。

何も聖人のように生きろと言う訳ではない。ちょっと貪欲に、そしてちょっとエッチに、ちょっと傲慢に、そしてちょっとだけ神様のご機嫌をとりながら、誠実に生きてみればいい。

振り子は右に揺れ左に揺れ、そうやって揺れ続けるエネルギーを確保している。人生も同じじゃないだろうか。自分が居なければならない場所に無理に留まろうとすれば、エネルギーは枯渇する。

ゆらりゆらり、生きてみればいい。立派な家も、車も、もちろんお金もあの世には持っていくことなど出来ない。どうせ人間は早かれ遅かれみんな死ぬのだから、焦ることなんかない。

生きていることが丸儲け。自分が構築する世界を楽しめばいい。

お金が稼げる人間が偉くて、そうじゃない人間がダメなんていう幻想から今すぐ脱却しなければならない。もちろん学歴や職業や資格も、人間の価値観には全く関係ない。

いかに生きるかなんて考えなくていい。僕らは神様が作った完璧な存在だ。だから何度でもチャンスはやって来る。そのチャンスを見逃すのは、絶望という自己の思い違いだ。

パチンコも競馬も勝った話はするが、負けた話はしない。人生なんてそんなものだ。いやなことは忘れてしまえばいい。絶望することはない。

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