かねごんの一関探訪
自宅がある花泉から一関の職場に向かうルートはいくつかあるのだが、途中かなりインパクトの強い名前のバス停がある。
一つは一関真柴方面にある『鬼死骸』。もう一つは真滝駅の近くにある『九鬼』という停留場だ。
鬼死骸と書いておにしがいと読む。つまりはこの辺りに鬼の死骸があったのだろうか。このバス停を一関方面に300メートルほど行くと、左手に鹿島神社があり、その下の田んぼには、なにやら気になる磐座らしきものがある。この岩は鬼石と昔から呼ばれている。
鬼石の後方に赤い鳥居が見える。これが鹿島神社の鳥居だ。ご覧の通り画面が正常に転送出来たので、いつもの磐座(荒覇吐神)のエネルギーではないような感じではあるが、地名といい、お決まりの神社と岩の組み合わせといい、気になるスポットではある。
このバス停の名前は、40年前から知ってはいたが、どんな謂れがこの地名にはあるのだろうか。古い文献によると、この鬼石を中心としてこの一帯は、江戸時代の頃までは鬼死骸村と呼ばれていたという。
「どこの村の出身ですか」
「鬼死骸村です」なんていう会話がなされいたのだろうか。ちょっとドキドキするかねごんである。
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