僕が変なんだろうか
冬の風景ではない。今日写した光景だ。周りには初夏の緑があふれているのに、全く葉をつけていない若木が立っている。
けやきの木だ。一関を車で走っていると、いたるところでこのようなけやきと出会う。
震災前には、こんなけやきの立ち枯れた姿など、決して目にすることはなかった。けやきの木は、気候の変動に強い木で、日照りの年でも、寒い年でも、元気に枝を伸ばし、成長する生命力が強い広葉樹だ。
放射能の影響であることは間違いないだろう。
僕は放射能に汚染された一関の町が嫌いで、このような記事や写真を掲載し続けているのではない。
故郷を愛し、この町に愛着があるからこそ、警告し続けているのだ。このような状況でも、多くの人達は住み続けている。だからこそ、住み続けるならば、食に注意をして欲しいのだ。
けやきの木が立ち枯れるほどの、放射能が降り注いだこの町の、野菜や果物が安全なはずがない。
牧草地の牧草を牛に与えていけないのなら、近隣の畑の野菜も果物も安全などとは言えないだろう。そんなふうに考える僕が変なのだろうか。
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先ほどTVのニュースでもやっていましたが、東海村で放射能もれの二ュースがありました。
またか、というのが正直な感想です。規制庁への報告も遅すぎ、実験当時換気扇を回していたり、管理も甘すぎで扱っているものへの責任感が無いですね。もんじゅの件で叩かれている機構なのに、全く反省していないようですね!!!
◆以下毎日.JP(毎日新聞 2013年05月25日 11時50分)より◆
日本原子力研究開発機構は25日、茨城県東海村の実験施設「J-PARC」で、放射性物質が放射線管理区域外へ漏れる事故があったと発表した。少なくとも男性研究者4人(22から34歳)が1.6から0.6ミリシーベルト被ばくした。機構は「健康への影響はない」としている。事故発生時に施設内にいたのは55人で、残り51人の被ばく量も調べる。施設外にもごく微量に漏れた。
機構は事故から1日以上経過した24日夜に規制庁へ報告した。機構は25日未明の記者会見で「トラブルへの対応の意識や連絡体制がきちんと機能していなかった」と謝罪した。
機構をめぐっては、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)の機器点検漏れで、原子力規制委員会が運転再開準備の禁止命令を出すことを決め、理事長の鈴木篤之氏が17日付で辞任したばかり。
研究者ら4人が被ばくした事故は、日本原子力研究開発機構が漏えいを想定せず、マニュアル整備などの備えも不十分で、対応が後手に回った。
漏えいが管理区域内にとどまっていると過小評価し、施設外に漏れたと判断して国や茨城県に報告したのは事故発生から約1日半後。ずさんな安全管理が浮き彫りになった。
http://mainichi.jp/select/news/20130525k0000e040179000c.html
茨城にある、夏のロックフェスティバルが行われる国営ひたち海浜公園の汚染がまだなお深刻なようです。
国営なのに、だから??数値が高い所は発表しないという体質なんとかできないでしょうか?むしろ気をつけるポイントを載せないとHPなど意味ないと思います。
また、国の施設なのだから、自らの基準超の部分は、きちんと対応してほしいものです。
◆以下『泣いて生まれてきたけれど』さんのぶろぐより引用です。◆
茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園では、2011年3月の福島第一原発事故により放出されつづけている天文学的量の放射性物質による汚染が深刻です。
公園HPで公開されている放射線測定の数字は放射線量の低い場所のみが公表されているようです。
除染が完了したとされる場所でも高さ1mで0.788μSV/hを計測しました。8月に開催されたロックフェスメイン会場の大草原では4.5μSV/hを計測しました。
コドモタチに嘘をついてはいけないと思うのは私だけではないと思います。早急に立入禁止にして公園全体を測定するべきです。
とても残念なことに公園の公式HPで公表されている放射線量よりももっともっと高い場所が膨大に存在します。測定は2012年9月です。
2013年5月現在、大草原の松の木周辺高さ1mで1μSV/h超。
0.3μSV/h越なんてソコラジュウにあります。
http://ameblo.jp/sunamerio/entry-11536588014.html
(かねごん)
花★花様コメントを頂きありがとうございます。
危険な地域が本当に一杯あります。
食品の放射能チャックはやろうと思えば出来るのに、メルトダウンから2年以上たった今も、政府は全く動く気はありません。
家族は自分で守らなければなりません。頑張りましょう!
投稿: 茨城県の花★花 | 2013年5月25日 (土) 15時41分