低くはなったがまだまだ予断は許さない
我が女房が、僕が使っているウクライナ製のガイガーカウンターより精密な測定器を知人の方より借りてきた。下の写真は我が家の茶の間の値である。
0.063マイクロシーベルトを示した。この値は2年前の値の3分の1の値である。家の周りの値が高かった杉の木を全て伐採し、庭を降圧噴射器で除染し、屋根の雨樋を交換し、屋根を除染した結果である。
ところがである。この測定器で、長男が吸っているタバコの吸殻を計ると、0.02ほど高くなる。間違いなく、タバコの葉にはセシウムが含有されている。
タバコを吸わないようにと忠告するのだが、会社勤めのストレスなのだろうか、タバコと酒の量はなかなか減らないようだ。
息子と同じ年の頃、毎日タバコを二箱吸い、毎晩へべれけになるまで酔っ払っていた僕が、言える義理でもないのだが、何事もホドホドが大切だ。
若い頃の不摂生は年をとってから響いてくる。そのことを身をもって体験しているかねごんである。
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こんにちは、学び舎です。
やはり、タバコの葉にはセシウムが含まれているようですね。肺胞に吸着して内部被曝を引き起こすでしょうから、やめた方がよいのですが…。私も元ヘヴィー・スモーカーだったので、すぐにやめられないという状態は分かるような気がします。
ちなみにセシウムの沸点は670.08℃で、タバコの火がついた部分は600~900℃だそうです。気化した状態でセシウムを肺に取り込むことになるので、考えただけでゾッとするのですが、愛煙家の方々はあまり考えないようにしているのかもしれません。
私も最近、アルコールは週に二回ほどしか飲まなくなりました。しかも350mlの「金麦」ひと缶です。きわめて健康的な生活になってしまいました。若い頃の喫煙とか暴飲というのは、緩慢な自殺願望の一種なのでしょうかね。無意識の自己破壊衝動というか。それをだんだん飼い馴らして年を取っていく。そうすると、ロックよりもジャズの方がしっくりくるという穏やかな中年を迎えることになるのでは。
すみません、どうも話が脱線してしまいました。
(かねごん)
小林先生コメントを頂きありがとうございます。
タバコもお酒も、斜に構えて飲みたい季節というのは人生にはありますね。
しかし放射能が拡散したあとの葉たばこは危険ですよね。
なんとか息子を説得しなければ・・・。
投稿: 学び舎主人 | 2013年4月12日 (金) 10時11分
カネゴン先生の地道な努力で、線量が抑えられているのですね。
以前の記事で、一関市も、放射能の検査地域を民家に広げるということですが、何も対策などしていない家庭は、二年間も線量の高い状況で放置とはひどい話ですね。我が家も雨樋下などマイクロホットスポットは、除せんしたり、雨樋からの水を外の側溝に入るようにしてみたりと、地味な努力をしております。
それにしても、このところ毎日東電福島原発で汚染水漏れのニュースばかりです。呆れますね毎回。しかも漏れた放射能濃度を50/1に見積もったり、こざかしい事ばっかりしてる。。
以下、データのソースです。
http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11509971879.html
私事ですが、先日、東電の支店のかたに電気料金を取りに来てもらった時(以前は口座振替でしたが、一言も意見できずにお金払うのが馬鹿らしい気持ちになり取りに来てもらっています。)
遮水壁の建設について聞いていたのですが、工事は始まったと言っていましたが何時頃完成するか質問したら答えられませんでした。工程表くらいあると思うのですが。本当に消費者も質問を表面上聞いているだけという感じです。
(かねごん)
花★花様コメントを頂きありがとうございます。
はっきり言って、放射能を気にしない人たちが多すぎますね。
体調を崩す原因をすり替えられて、納得してしまうのは違うような気がします。
投稿: 茨城県の花★花 | 2013年4月12日 (金) 19時10分
こんばんは。息子さんのお体、ご心配ですね。たばこは、せめて日本産ではなく、外国産にすればいいという問題でもないでしょうか。喫煙は、元々体内酸化や肺がんなどのリスクに加え内部被曝というリスクも背負ってしまいました。ストレスも体にはよくありませんが、若い人にはご自分の健康のためにも喫煙は控えめにしていただきたいです。お酒も震災以降は、外国産の蒸留酒を選ぶ機会が増えました。
(かねごん)
たんた様コメントを頂きありがとうございます。
そうですよね、いくら除染したり、食べ物の産地を気にしても、タバコを吸われては元もこうもないですよね。
タバコも、お酒(日本酒やビール)の原料の産地も公表なんかされてません。作っている会社の場所イコール原料の産地とは限りません。
飲まないのが一番いいのですけれど・・・・・
投稿: たんた | 2013年4月13日 (土) 00時59分
横からコメント失礼します。
たんた様へのコメントのなかで、お酒について述べられていましたが、お酒の中でも、梅酒には特に注意していただきたいところです。
というのも、私の実家でも、父が毎年梅酒を作っていましたが、2012年12月茨城県つくば市にある市民測定所さんで測定してもらったところ、水割り(水:梅酒=3:1)でさえ、セシウム合計、kgあたり4ベクレル程度の数値がでました。この梅酒に使った梅は、実家の庭(茨城の中でも汚染の比較的少ない県西部)でとれた、2012年の梅でした。一年たったから父は安全であろうと思って作ったようですが、現実問題数値がでてしまったのです。
もちろん、他の原材料が汚染されていた可能性もありますが。茨城の梅では数値がでているので、疑いとして有力なのは、梅かなと思っています。
それ以来、父は梅酒を口にしなくなりました。年老いた父の楽しみがまた一つなくなってしまい、切ないですね。
以下、茨城市民測定所さんの公開測定データです。
http://ibarakisokutei.web.fc2.com/data.pdf
(かねごん)
花★花様こんばんは。
そうですか梅酒が危ないですか。果実は高い放射能値が出ていますよね。
麦もホップも、そしてお米も、お酒になってしまえはわかりませんもんね。どこの原料か。
投稿: 茨城県の花★花 | 2013年4月13日 (土) 09時51分