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2013年4月 2日 (火)

愛しさに涙

今振り返ると、本当に子育ては楽しかった。我が家の子育てが失敗だったか、成功だったのか、そんなことはどうでもいいくらい、子どもを育てることは楽しかった。

長男が生まれてすぐ、僕は独立して塾を始めたので、女房には大変苦労をかけた。ただ、あの頃どんなに疲れて帰ってきても、子どもたちの寝顔を見ると、癒され、頑張るんだというエネルギーがみなぎってきた。

幼稚園、小学校、中学校、そして高校と様々な思い出が刻まれている。息子たちは、僕に似て勉強は好きではなかったが、素直で正義感の強い子どもに育ってくれた。そして今、大きくなった彼らは、趣味嗜好が僕にそっくりだ。兄の方は音楽に夢中で、弟の方は卓球と小説に夢中だ。

3日前のこと、コンビの駐車場で、1歳半くらいの男の子が一人、車のチャイルドシートに座り、店から出てくるお母さんを待っていた。

僕は軽トラックを横に駐めて眺めていたのだが、その子どもの横顔が、小さい頃の息子に似ていた。お母さんがおにぎりを買ってきて、男の子に手渡すと、おいしそうにむしゃぶりついていた。

僕はその光景を見ていて、なんだか知らないけれど、涙があふれてきた。懐かしさと、いとしさと、そして過ぎ去った過去への惜別の思いだろうか。涙が止まらなかった。

僕は、そのおにぎりをおいしそうにほうばっている姿に、思わず手を合わせた。

どうぞこの子たちが無事に育っていける国でありますように。どうか愛に満ちた社会でありますようにと。

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コメント

私も最近、谷川俊太郎さんの「子供たちの遺言」という写真詩集を読んで、涙しました。生まれたての赤ちゃんから二十歳までの子供たちの写真もすばらしいです。
その中から  生まれたよ ぼく という一編をご紹介します
            
      生まれたよ ぼく

   やっとここにやってきた 
   まだ眼はあいてないけど
   まだ耳も聞こえないけど 
   ぼくは知っている      
   ここがどんなにすばらしいところか

   だから じゃましないでください       
   ぼくが笑うのを 
   ぼくが泣くのを
   ぼくが幸せになるのを      
   ぼくがだれかを好きになるのを

   いつかぼくが ここからでていくときのために
   いまからぼくは遺言をする

   山はいつまでも高くそびえていてほしい 
   海はいつまでも深くたたえていてほしい
   空はいつまでも青く澄んでいてほしい

   そして人は ここにやってきた日のことを
   忘れずにいてほしい 
      

(かねごん)
hanamori様谷川俊太郎の素敵な詩を紹介して頂きありがとうございます。
また泣けてしまいました。

         
        

かねごんさん、こんばんは。
記事に共感してしまいました。先日、小学二年の息子と久しぶりに訪れたお店でのことです。突然、何とも言えない懐かしさと愛おしさと幸福感に包まれました。息子がまだ保育園に入園する前にこうして二人で公園やお店に出掛け一日中一緒に過ごした日々が鮮やかによみがえり、当時のさまざまな心境を思い出したのです。不器用で育児に不慣れな私と可愛らしかった息子との時間はかけがえのない宝ものだったんだ。と気づき、これからあと何年かの息子との時間を大切に楽しみながら過ごそうと思ったのでした。また、泣けてきました。^_^

携帯からでした。

(かねごん)
たんた様コメントを頂きありがとうございます。
小さい息子を抱きしめたあの日々が愛おしいです。
涙腺が弱くなった僕は、年をとったんですかね。

かねごん先生こんばんは。
私は先生とさほど変わらない年齢ですが、
晩婚だったために、まだ次男は2歳。
昨日も不始末をやらかして、家内に
家の外へ閉め出されて泣き叫んでいました。
そこへ救いの手を差し伸べるのは私の役割。
長女の時とは逆の立場なんですね。

甘ちゃんに育てないように、
心を鬼にして叱らねばなりません。(笑)
まだそれが出来る幸せを感じていますが、
つくづく自分が歳とったんだなぁと思います。

(かねごん)
美川先生おはようございます。
肉体的にも精神的にも先生は若々しく、そしてエネルギッシュですよ。
子育ては本当に楽しいですね。
塾の小学生を見ていると、また子どもが欲しくなりますね(笑い)。到底叶わぬ夢ですが・・・・。
長男も23歳、彼女すらいないので、孫はまだまだ先のようですが、孫を抱く日が待ちどうしですね。やっぱり年ですね。

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