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2013年4月17日 (水)

専門塾を利用すべきだと思う

塾が始まった当初は、僕の塾は高校生だけの塾だった。来る日も来る日も、大学入試の英語攻略法を伝授する塾屋家業だった。

23年前、時はバブルがはじける直前。私立大学の黄金期だった。つまり英語が勝負の受験界だった。

バブルが崩壊し、国立大志向が加速。大学受験英語塾という僕の塾のスタンスは変更を余儀なくされ、僕の塾は高校入試のための、中学生に主要5科目を教える、普通の学習塾になって行く。

高校生が僕の塾から消えた。中3の学年だけで、40名近くになる年もあった。高校生を指導するスペースが時間的にも物理的にも難しくなった。

そしてリーマン・ショックが来て、国際化の名の下、英語の需要が劇的に伸びてきた。理工系の社員にも、英語力が要求される時代になった。

自民党の教育再生実行本部(遠藤利明本部長)が国内全ての大学の入学試験を受ける基準として、英語運用能力テスト「TOEFL(トーフル)」を活用する方針を固めたこことにより、一気に英語のニーズが変わりつつある。

震災後、僕の塾には高校生が戻ってきた。センター試験の英語が難化したということもあるだろう。また不況に震災が重なり、高額月謝を払い、大手塾や予備校に通わせることが大変になったということもあるかも知れない。

高校生は英語だけですかと尋ねられることが多いが、プライドと自信を持って言う。英語だけである。

そう言うと数学も理科も教えてくれる塾に行ってしまうのだけれど、英語が伸びなかったという声を聞くことが多い。

大学受験の指導に限って言えば、僕は専門塾を利用すべきだと思う。数学なら数学の塾を、英語なら英語の塾を。頭痛がするのに、外科の病院に通っている患者さんはいないだろうけれど、塾に限って言えば、そういう生徒が結構いる。

最近の親御さんは、大学受験勉強というものを簡単に考えすぎているように僕は思う。AO入試でたやすく入れるという幻想があるのかも知れないが、世の中に出て、メシの種になる実践力の基本が伴わない学生が増産されている。その結果が大卒の就職難をもたらしている原因の一つでもあるだろう。

大学入試の教科指導は、バイト学生や経験の浅い若い講師では、僕は厳しいと思う。多くのフランチャイズ塾が、大手予備校のサテライト講座を設けているのは、高校に入った生徒を、なんとか塾に留めさせようとする苦肉の作である。

本当に教えることに情熱があるのなら、大手予備校のサテライト授業などに任せていられないと思うほうが、塾屋としては当然だと思うが、いかがだろうか。

僕の塾は、高校生からは5000円の月謝を頂いている。塾がめちゃ込んでいない限りは、学校から出された宿題の解答解説や教科書の和訳、論文添削、いつでも質問OKだ。

自習室も毎日使用出来る体制をとっている。小さい塾なので、そんなに入れるわけではない。高校の各学年は6~7名が限界である。今年はそれぞれの学年があと2名入れる状況である。ぜひご検討頂きたい。

昔の生徒たちは、本当によく質問をしてきた。例えば、「○○大学の入試では、このレベルは必要ですか」とか「この学校の宿題、私が受ける大学には必要ですか」などなど。

今の高校生は、プライドがあるのか、わからないことをあまり聞いてこない。黙々と宿題をこなすことも必要だけれど、自分は何をやらなければならないかを知ることは、とても大切なことだと思う。

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