大地や海を汚す存在に未来はやって来ない
北京=竹内誠一郎】中国外務省の秦剛(チンガン)報道局長は21日、四川省での地震について「現時点で救助・医療要員の数や救援物資は足りている」と、国外からの支援隊派遣などを辞退する談話を発表した。
秦局長は支援を申し出た諸国に謝意を表した上で、「被災地の交通、通信条件が悪い点も考慮した」と述べた。中国は2008年の四川大地震の際には日本などの救援隊を受け入れた。
最終更新:4月21日(日)21時39分 読売新聞
2008年の四川大地震での犠牲者は8万人とも言われている。立て続けの大惨事に、また多くの犠牲者が出た。
中国政府は、支援物資の援助や、人道的国際支援を断ったようだが、中国の国内事情も、様々な問題を抱えている。
空気汚染の問題、鳥インフルエンザの問題、民族問題、そして日本に対する軍事行為の扇動など、国内経済の華やかさとは裏腹に、負の連鎖が止まらない。
中国の問題は、日本の問題でもある。経済の繁栄がもたらす高度経済の思考の中に忍び寄ってくる、人間の放漫やおごり、持つものと持たないものの見えない感情の温度差が、天災や人災の負のスパイラルを引き起こす何らかの要因になっているような気がするのだ。
地球・ガイアの未来は、僕ら人類の思考とリンクしているとしたら、増え続ける大震災や悲劇に対して、僕らはもっと謙虚になり、生きることについて真剣に考えなければならない。
大地や海を汚す存在に未来はやって来ない。
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