開校23周年
今日は僕の塾の開校日。23年目に突入する。今までにお世話になった方々にこの場を借りて謝辞を申し上げたい。本当に有難うございました。
僕はネコ型人間なので、一度腰を下ろした場所からは、なかなか居場所を移すことが出来ない人間である。気に入ってしまうとずっと居座ってしまう。故に23年間ずっと同じ場所での塾屋家業とあいなった。
小さな塾ゆえ、全学年60人も在籍すれば一杯一杯の寺子屋塾である。23年間の総在籍数はまだ1000人ちょっとだ。いろんな喜びがあった。いろんな悲しみがあった。子どもたちのパワーに支えられてきた23年間である。
個人塾が生きていくには大変な時代になった。少子化の問題に加え、一関市は放射能の問題を抱え、人口の減少に歯止めがかからない。小さなお子さんがいる転勤族の方々が、東北の被災地を敬遠するのは至極当然のことだろうと思う。
僕は故郷が好きだ。この地に骨を埋めるつもりだ。あと何年、この塾を続けられるか分からないけれど、教えることに情熱が冷めないうちは、石にかじりついても頑張りたい。
小さな個人塾には、小さな個人塾の良さがある。僕はその信念のみで、やってきたような気がする。
また今日から新たなドラマが始まる。お付き合いください。
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