賞状がスレッターに
もと塾生のご父兄より、先日こんな話しを伺った。
市内某中学校の校長室での出来事なのだが、年度末で校長室の大掃除をすることになり、何人かの女子生徒たちが掃除をすることになったらしい。あろうことか、校長先生の命令で生徒たちが、部活の賞状をスレッターにかけさせられたと言うのだ。
古くなった団体競技の賞状ならまだしも、卒業したばかりの生徒の個人の賞状もスレッターにかけたのだという。卒業生の住所録を見ればすぐわかること、校長先生によっては無用の長物でも、部活で頑張った生徒にとっては、汗と涙の結晶である。本人に返却するのが筋ではないだろうか。
この話しを聞いて、その校長の教育者としての感性を疑った。きっと若いころスポーツで感動などというものを経験したことがない方なのだろうと思う。
実はその校長、日曜日の部活を自粛するようにとの進言もしているのだと言う。部活を禁止して生徒が勉強をするとでも思っているのだろうか。せいぜい自宅にさらなるゲームソフトが増えるだけである。
僕の年齢も,ぼちぼち各学校の校長先生の世代に突入したが、どうも理解不能の校長先生がたまにいらっしゃる。僕の感性がおかしいのだろうか。
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