最近のトラックバック

« ネズミ一匹で | トップページ | 魂の航海図 »

2013年3月21日 (木)

アラハバキの神

2013030717400000_2


2013031214430000


3.11の震災後、僕は古代の東北に於いて信仰されたアラハバキの神に導かれ、偶然に、そして必然的に古代の神々に出逢い、そして不思議なシンクロニシティを数多く経験してきた。

そもそも始まりは4年前に、奥州市水沢区で個別指導塾・学び舎を営む友人の小林先生が、前九年の戦を記した陸奥話記の現代語訳を世に出したことに遡る。

平泉藤原三代の土台骨を作ったのは間違いなく安倍氏である。その歴史の栄華と衰退を、陸奥話記は描いているが、僕は小林先生とともに歴史の舞台となった川崎の柵や黄海の柵を探索した。

北上川に面する古戦場には、のどかな田園風景が広がり、北上川の流れは悠久の歴史を映し出すように青空を映しだしていた。僕は小林先生の労作である陸奥話記の現代訳に感銘を受け、『興亡の河』という歌を作った。

この歌を作ったのは震災の1年ほど前だったが、作っている最中にラップ音が聞こえてきたり、最初のお披露目の時に、ギターのカポタストが突然ぶちぎりたり、書けばきりがないほどの不思議な出来事があった。

震災の後、僕は声なき声に導かれ、三峰神社のアラハバキや、上の写真の磐神社のアラハバキ神に導かれたのであるが、今思えば、あの不思議な体験は、震災が来ることへのアラハバキ神の警告だったのかも知れない。

実は先日磐神社のアラハバキ神の巨岩を衣川に行ってカメラに収めてきたのだけれど、何度やっても巨岩の写真だけがうまくPCに転送出来なかった。仕方がないので、タウン誌のマチネットの写真を拝借させて頂いたのだが、何もないことを祈りたい。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ教育ブログランキング参加中。

« ネズミ一匹で | トップページ | 魂の航海図 »

コメント

こんばんは。学び舎です。

磐神社というのは衣川にあるんですね。アラハバキ信仰には興味を覚えます。この大きな岩が持つ不思議なエネルギーに古代の人びとも共振したのでしょう、おそらく。私も訪れてみたくなりました。

(かねごん)
小林先生早々にコメントを頂き恐縮です。
この巨岩ものすごいパワーを放射しています。
衣川中学校方面に向かいますと診療所が左手にありまして、そこを過ぎると安倍氏館という看板があってすぐに神社がありますのでわかります。4号線から10分ほどの距離です。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アラハバキの神:

« ネズミ一匹で | トップページ | 魂の航海図 »