再び烏兎ヶ森
写真の中央、塾の真後ろに見える秀麗な山が、一関舞川に鎮座する烏兎ヶ森(うどがもり)である。僕の塾からは真東に位置し、朝日が登ってくる。
実はこの山、古代からの信仰の山で、8合目に鎮座する岩座は強烈なパワーを発散し、烏兎ヶ森のご神体として崇められてきた。
10年ほど前に、烏兎ヶ森の裏山を一人あてどなく散策していた時に、たまたま見つけた岩倉だったが、初めて遭遇した時は思わず息を呑んでしまった。神々しいとはこのことを言うのだろうと思うほど、あまりの存在感に僕はただただ圧倒された。
残念ながら今回の大地震で、美しく苔むした自然石の階段が崩壊してしまったが、岩倉が解き放すパワーは健在である。
僕の勝手な憶測だが、間違いなく縄文の神がかつて祭られていただろう祭事跡の痕跡がある。アラハバキ神や瀬織津姫のそこはかとないパワーを感じる岩倉である。
僕と同じように竜神や神社が好きな知人に、この烏兎ヶ森の岩倉を教えたのだが、撮ってきた写真に多くの乱舞する光が写っていた。
烏兎ヶ森の近くて岩倉神社の入り口を尋ねれば、誰かが教えてくれると思います。興味がある方は、雪解けの季節に訪れてみてはいかがでしょうか。
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