お金のパワーが良識を封じ込める
先日ブログ記事を書いていて、自分が何故にこのブログを6年近く書き続けてきたのかが判明した。
貧乏暮らしのストレス解消だ。何気なく湧いてきたフレーズだっが、後で読んでみてドキリとした。
啄木の歌詩じゃないけれど、働けど働けど我が暮らしは楽じゃない。朝から夜中まで働いているのに一向に楽にならない暮らしのいらだちを、僕はブログに書き綴ってきた。
自由奔放な暮らしと言ってしまえば聞こえがいいが、お金のストレスを抱えた生活は楽ではない。生徒が集まらなければお金は入ってこない。塾を宣伝したくても宣伝費がない。銀行にお金を融資してもらいたくても、年収が生活保護ぎりぎりの僕には、どこも貸してくれない。
津波にあったわけではない。家が崩壊したわけではない。職が無くなった分けではない。お米も野菜も100ベクレルを超えないから大丈夫だという。笑っちゃうよ。
僕の塾の月謝は5000円。安いですねと言われるが、安くはない。だってそうだろう県立高校に入れば授業料はただなのだ。もちろん小学校や中学校も。それを考えれば、週1回、月4回の計360分の勉強料は安くはないのだ。
血税から支払われる、先生方の給料や学校の維持費の莫大なお金のことを考える人は殆どいない。直接支払うお金だけが、痛みを感じるものだ。
福島では除染が行われているが、誰が見たって無駄な作業だろう、大手ゼネコンが手にしたお金で、除染地域の人達の移転費用が捻出出来る。お金のパワーが常識を封じ込めてしまうのだ。
多発している心臓病や癌に対しても、医者は何も口を開かない。放射能の3文字を口に出そうものなら、医師会から村八分だ。黙っていれば彼らは何事も無く生活が保証され、医師としての順風満帆の日々が過ぎて行く。
お金のパワーが良識を封じ込める。
自分の身の安全が一番。それは誰も批判などできない。自分の地位や財産を守るのは当然のことだ。そしてお金がなかったり、仕事を失ったり、健康を害するのは自己責任だと考える人は多い。しかし、その発想の先には殺伐とした社会が待っている。
僕らは繋がっている。過去も未来も繋がっている。今生の人生だけを考えるものは、思う存分享楽を享受すればいい。
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こんばんは、茨城の花★花です。
科学的・医学的な安全というものが、お金で手に入る時代になってしまっているのは、残念なことです。 良心的な科学者が、正しい発言をしても、利権に反する場合、研究所を解雇され、その研究自体も研究資金が絶たれ、打ち切られたりするのです。
放射性物質に関する問題は、確かに、私たちや子供達を取り巻く環境や、食品等に興味を持たせてくれる、ひとつのきっかけであると思います。
放射性物質の他にも、農薬や添加物、科学物質、遺伝子組み換え、電磁波、ホルモン剤、等いろいろな有害物質がありますから、トータル的に判断して、妥当だと思える食品や環境を子供たちに与えていきたいですね。
例えばですが、
・虫歯予防で有名なフッ素ですが、安全とされる適量のフッ素を投与しただけで神経細胞から、他の神経毒が引き起こすような多動性障害、記憶障害、知能障害の典型的な画像パターンが観測されたとの情報もあるのです。
・ゼロカロリーの炭酸飲料水に使用されている人工甘味料「アスパテーム」。
頭痛などの副作用や乳幼児や胎児の脳の発育への悪影響が指摘されています。
残念ながら、私たちが口にするものや医薬品などは、「厚生労働省の認可がされている」からといって安心して使うことは出来ません。
これからは特に、テレビのコマーシャルや報道などを鵜呑みにせず、私たち自身が調べて見極める必要があります。
(かねごん)
花★花様コメントを頂き有難うございます。
多くの企業や科学者は、お金のために魂を売ってしまいました。でもその代償は大きいでしょう。
真実を隠蔽することは出来ても、最後は自分を誤魔化すことは出来ないものです。
花★花さんのコメントを読んでそんなことを考えていました。
投稿: 茨城県の花★花 | 2013年2月17日 (日) 21時18分