平泉町の柳之御所遺跡で発見されたカエル
「鳥獣戯画」に似たカエルの墨絵 12世紀後半、平泉で出土

岩手県平泉町の柳之御所遺跡で発見されたカエルが描かれた木片
奥州藤原氏の政務の拠点があった岩手県平泉町の国指定史跡「柳之御所遺跡」から、擬人化されたカエルが墨で描かれた木片が見つかり、県教育委員会が25日、発表した。国宝「鳥獣人物戯画」(平安―鎌倉時代)に似ており、同時に出土した遺物から12世紀後半のものと推定されるという。
鳥獣人物戯画を所有する高山寺(京都市)は「擬人化した動物の絵が、同時期に存在していた例は聞いたことがない」と話し、県教委も「当時最先端の都の文化が、ほぼ同時期に平泉まで伝わっていたことを示す貴重な資料。奥州藤原氏について知る手掛かりにもなる」としている。岩手日報
昨日の土曜日の岩手日報の一面トップ記事である。鳥獣戯画は小学校6年生の国語の教科書に出てくるが、カエルのタッチといい、雰囲気が今回出土された木片とそっくりである。近年まれに見る発見だろうと思う。
塾生には周知の事実だが、僕は大のカエルファンである。塾のポストもカエル。教室には怪しげなカエルの置物が点在している。龍神とカエルが好きな不思議なオヤジなわけだが、川べりや池に佇むカエルを眺めているだけで、心が和んでくる。
世界遺産に登録された平泉。今後まだまだ驚愕する遺産が出土するだろうと思う。楽しみである。
« 魔法使いにはなれない | トップページ | パラドックス的な状況 »
「ニュース」カテゴリの記事
- 脱原発派の抗告を棄却(2016.04.07)
- PM2.5の濃度が10倍に上昇(2016.02.08)
- 青森県六ヶ所村で放射能監視システムが故障(2015.08.03)
- 貧困が被害拡大を加速させている(2015.05.30)
- ネパールで多くの方々が犠牲に(2015.04.26)
コメント