暴力で説き伏せられた生徒は、やがて大人になって同じ手段を模倣する
大阪市立桜宮高校の体罰問題に関連して、橋下徹市長は15日の記者会見で、今春の同高入試で体育科(定員80人)とスポーツ健康科学科(同40人)の募集を中止すべきだとする考えを明らかにした。
市教委に2学科の定員計120人を普通科に振り替えるよう求めたという。市教委は21日に判断する。
15日、体罰問題を巡る市教育委員との非公開の議論で橋下市長が提案した。
これに対し、会見に同席した永井哲郎・市教育長は「受験生への影響が大きすぎる。引き続き議論させてほしい」と述べた。 読売新聞
橋下さんは、どうもすぐに感情的になってしまうところがある。桜宮高校の体育科が問題なのではなく、部活の顧問や指導者の思い上がった指導が問題なのであって、論点が違うのではないだろうか。
試合に勝つためならば暴力も指導の一環という思考が、溢れ出してくる体質に問題があるのであって、その実態を把握しながら、放置していた学校長及び全体の責任だろうと思う。生徒たちには責任はない。
体育系の先生の中には、表現は悪いがヤクザとなんら変わらない様相の先生がいらっしゃる。生徒たちが単に怖いから言うことを聞いているのを、自分の指導力と勘違いしてふんぞり返っている方がいらっしゃるが、タチが悪い。
暴力で説き伏せられた生徒は、やがて大人になって同じ手段を模倣する。体育系の負のスパイラルが続いて行く。
断っておくが、僕も体育系の人間だ。多くの体育系の先生方を見てきたし、付き合いもある。多くの方々が、家庭やプライベートの時間を犠牲にして子どもたちの指導に当たっている。だからと言って暴力が許される分けではない。
部活は楽しくやってこそ部活だ。そのことを否定する指導者を、僕は指導者とは認めたくない。
(塾からのお願い)
一関市内の高校がインフルエンザで学級閉鎖になりました。入試前の大事な時期です。塾に入室する際は、スプレー式の消毒液を玄関に置いておりますので、手を消毒してください。また全員マスクの着用をお願いします。
また体調があやしい場合は、無理をせず学校や塾を休んで下さい。インフルエンザの予防接種をしたからと言って油断は禁物です。よろしくお願いいたします。
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