魔法使いにはなれない
12年ぶりにケータイを持って1週間が過ぎた。
複雑過ぎてほとんどの機能を使いこなせてないが、とりあえず電話帳検索と、削除の仕方と、電話のマナーモードの仕方は分かった。これで十分である。
持ってみて実感することだが、やはり小学生や中学生にはケータイは要らない。百害あって一利なしである。
僕の塾に通ってきている中学生で、一関一高や高専を受験するレベルの生徒で、携帯所有を親に許されている生徒は皆無だ。
ケイタイを自由に使わせてもらっている中学生の成績は伸びない。持たせるなら、親はケイタイの管理をしっかりやらなければならない。それが面倒だったら持たせてはいけない。成績の伸び率とケイタイの所有率は確実に反比例している。
テレビを自由に見させて、ケータイを持たせ、ゲーム機を買い与えて、「うちの子成績が上がらないんですけれど」と言われても、塾教師は魔法使いではない。
ひょっとしたら魔法使いにならなければならないのかも知れないが、今のところその呪文を僕は残念ながら見出してはいない。
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