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2013年1月15日 (火)

土曜授業を復活?

 文科省は省令で土日を「休業日」としているが「特別な必要がある場合」は授業をすることができるとの除外規定がある。東京都などではこの規定を使い、10年度から土曜授業を実施。12年度に小学校の43%(565校)、中学校の47%(292校)で月1回以上、導入している。また、宇都宮市や大阪市など全国の小学校の5.7%(約1100校)、中学校の6.4%(約590校)が土曜日を使って公開授業などを実施している。回数は年10回以下がほとんどで、11回以上は小中とも1%未満しかない。

 同省は、土曜授業の導入にあたり、月曜から金曜までと同様に算数や国語などの教科教育に充て、平日の授業負担を軽減させるほか、標準850(小1)~1015時間(中3)と定めている年間授業時数をさらに増やしたい狙いもある。

 文科相には諮問機関である「中央教育審議会」(中教審)があり、そこでの検討を経る必要があるとの声も省内にあり、具体的な導入時期や実施方法が決まるには曲折も予想される。教職員の勤務時数が法律で週40時間と定められているため、実施するには教員の数を増やす対応が必要となるなど課題も多い。毎日新聞

僕は、土曜日は休みでも休みで無くてもどっちでもいんじゃないかと思っている。今の学力格差を補うのは、能力別クラス編成を施すことだと思う。

指導時間の問題に目が行ってしまうが、授業についていけない子どもたちの補佐が需要課題だ。

塾や子ども英会話教室で英語を習ってきた中学1年生と、初めてABCの書き取りをスタートさせる中1年生の英語力の差は歴然だ。

反応の良い数人の生徒を前にして、英語の先生はついつい力を入れて進んでしまう。アルファベットの小文字すら書けない生徒が、いつの間にか3人称単数のレッスンに突入してしまっている。英語の例を上げたが、数学や他の教科も同様だ。

中学受験をするために勉強してきた児童と、そうじゃない児童の回答能力に差がないと誰が言い切れるだろうか。そういった入試システムと導入したからには、学力格差の対策を施さなければ、文科省が呪文のごとく提唱するところの平等教育は成り立たない。

正負の計算すらままならない高校生が増えている。コサインタンジェなど分かるはずもない。歴史だってそうだ。鎌倉時代を開いた人はという解答欄に、徳川家康と答える生徒も少なくない。置いてきぼりにされてきた生徒の現状は、生徒自身の勉強不足にあるのだろうけれど、能力格差に目をつぶってきてしまった学校教育にも問題はある。

高校に入ったものの、学力が付いていかず中退する生徒が増えている。憂慮すべき事態だ。

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コメント

かねごんさん、こんにちは。
土曜日授業の導入でについての記事興味深いです。教師や学校事務をしている友人から土曜日授業がなくなった弊害と一度止めた土曜授業復活の難しさを色々聞いています。私は、教師の業務量軽減と精神的余裕の確保につながれば良いと思います。中学1年から本格スタートする英語については、私の周りでは、英会話などで早くから学んできた生徒とそうでない生徒の差は1年の終わり前には無くなると言っている人が多いです。それでも現場にいるかねごんさんのおっしゃることが現実なんだと思いました。私は、道徳授業の復活と小学校からの英語授業の本格化を望みます。テレビ番組で(北野)たけし氏が自身の受験経験で「学校で習っていないことが試験で出て解けなかった(塾で教わっている生徒は解けた)」と振り返り「せめて教育だけは平等でなきゃいけない」と言っていた言葉が印象的でした。
ところでわくわく日記ですが、教育記事は勉強になり現場を知ることができるありがたいテーマです。他にも音楽やぼやき系やありとあらゆるテーマがあるのが楽しいです。更新は毎日でなくても週に1回でも2回でもよろしいかと個人的には思います。自然が一番だと思います。

(かねごん)
たんた様コメントを頂きありがとうございます。
教諭が雑用で多忙なのも問題ですね。事務処理の仕事を軽減させ、指導の強化に本当は時間を割かなければならないのが本筋だと思います。
学校の面談で、学力のない生徒に対して、塾通いを勧める教諭が増えていますが、本末転倒でしょうね。

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