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2013年1月19日 (土)

一人暮らしの増加

 1980年には世帯の42.1%を占めて主流だった「夫婦と子」世帯が減少を続け、2035年には23.3%まで減ることが18日、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所の「日本の世帯数の将来推計」で分かった。
 1980年に19.8%だった独り暮らし世帯は2010年に「夫婦と子」世帯を上回っており、35年に37.2%まで拡大する。
 担当者は「20代と高齢者で単独世帯が多く、高齢化で押し上げられた。晩婚、未婚で世帯の構造変化が起きている」としている。時事通信

一人暮らし世代の増加は、 国民全体の幸福感を確実に減退させている。老人と若者世代の独居生活だけじゃない。年間70万組弱のカップルが結婚し、毎年26万組が離婚している日本に於いて、壮年の一人暮らしが増えている。

日本の離婚率は欧米並みになってしまった。そしてそれにリンクするように、不登校や保健室登校も増加してきた。

3組に1組が離婚してしまう現代社会。男女間の道徳観の希薄さや、未来不安が情緒を不安にさせ、アルコール依存や不倫、経済破綻が増加している。

父親や母親が、性的な男であること、性的な女性であることを昔の日本より意識する状況が増え、快楽の追求が、子育てや子どもの教育をないがしろにするケースに繋がっている。

若者たちの結婚願望が希薄になってしまったのも、模範となるべき夫婦像が少なくなってきてしまったことに関係があるのだろうと思う。

上記の状況は都会に限ったことではない。僕の長男の、小学校の同級生の親の半分弱がすでに離婚してしまっている。身内の状況を晒すようで面目ないが、僕の従兄弟たちの半分以上が離婚している。ゆえに親戚の集まりがあっても、子どもの話はタブーになった。

愛とはなにか。縁とはなにか。もう一度日本人はしっかり考えなければいけない。

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