僕の来年の夢
仮にお金持ちが偉いとか、学歴のある人が偉いという価値観を中心に置いて生きていくとするならば、そうじゃなくなった時のダメージは大きだろうなと思う。
お金や学歴に対して、開き直って全てを放棄することはどうかと思うが、僕らは幸福感というものの実態無き精神性や感情に対して、とても無防備で、あまりにも偶然的なものに頼ってしまう傾向がある。幸福は積極的に求めなければやっては来ない。
本屋さんに行くと、幸福になるための処方箋が書かれた多くの書籍が山積みされている。占い系や風水、宗教、人生哲学などなど。
売れ筋ゆえ出版業界も力を入れているのだろうと思うのだが、決して読んだだけでは幸福はやって来ない。このことだけは確実に言える。読むだけで幸福がやって来るならば、本当にありがたいことだろうが、生活の中で実践して初めて、言葉や至言がエネルギーを放射するのである。
僕はこのブログを毎日5年半書き続けているが、市内の某塾の経営者の方から『かねごんさんの塾は、ブログを毎日書いているから反応がいいんでしょうね』と言われた。
それは決して嫌味でもなく、妬みでもなく(笑い)、ごく自然に僕に発せられた言葉だったが、嵐の日も吹雪の日もそして風邪の日も、毎日書き続けることははっきり言って楽なことではない。肉体的な疲労や精神的な疲労で、放棄したくなったことは何度もあった。
しかし僕にとっては、毎日神棚にお水を供え、感謝すること、仕事に向かう途中神社に寄って1日の無事を感謝すること、そして毎日ブログを打ち込むことは、自分の幸福感を実感する行為であって、それ以上でもそれ以下のことでもない。
毎日朝を迎え、美味しいコーヒーを飲み、家族に行ってらしゃいと言われ仕事に向かう日常に対する感謝であり、1日が終わり、生かされた1日に感謝をし、その日の想いをブログにしたためる、それだけのことだ。
僕の貯金通帳は、軽自動車の新車を買うほど貯まったことは1度もないし、1年を通じて、完全休の休みの日を取ることが出来ない生活であるが、毎日3度の食事ができ、怪我も無く病気も無く家族が過ごせることに、僕は幸せを感じている。
東京や神奈川より遠くへ1度も行ったことがない僕だが、来年はぜひ、塾屋仲間がいる岐阜や愛知を訪れ、出来れば三重まで足を伸ばし、伊勢神宮へのお参りを果したいと思っている。
その資金を貯めるためにも、来年は今年以上に仕事を頑張りたいと思っている。それがささやかな僕の来年の夢である。
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コメント
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かねごん先生
今年も残すところ明日一日になりました。
来年2013年、岐阜でかねごん先生に会えることを
私も心から願っています。
心を込めてお迎えいたします。
私も元気な上野でありたいです。
日々いろいろあります。
深酒の日もあります。
でも、また這い上がるエネルギーを持って
今日も生きています。
是非実現いたしましょう。
生身のかねごん先生と
熱燗を飲みたいですよ。
今年もお世話になりました。
本当にありがとうございました。
(かねごん)
上野先生こちらこそ今年は大変お世話になりました。
来年は、僕は静から動への時代にシフトしたいと考えています。行きますよ岐阜へ!
投稿: 上野義行 | 2012年12月30日 (日) 23時37分