とうとうこの日が来た
激しい雨が降りしきる中、軽トラックを車検に持って行き、代車を借りてきた。
自動車屋さんから自宅に電話があり、普通に修理すると数十万円かかるとの宣託が下った。
ショック!
22年間乗り続けてきたスバルサンバーもとうとう廃車の季節が来たようだ。
振り返れば22年前、結婚後3年経ってようやく誕生した長男の姿に歓喜したのもつかの間、孫の顔を見た父が55歳の若さで他界した。
父が残した農地を荒らすわけにはいかなかった。サラリーマンをやめ、嫁と息子を連れて自宅に戻り、百姓をしながら今の塾を始めた。その時購入した軽トラックが、現在の僕の乗用車だ。
さてどうしようか・・・・・。
新車を買うお金など到底ない。その前に、軽トラック亡きあとに、普通の自家用車で自分の暮らしが不便じゃないのか、どうなのか、僕は迷っている。完全に迷っている。
どうするべ・・・・
僕の本音は、
こんな車に乗ってみたい。ジャズのサウンドが似合いそうだ。それに雨が降った時など、塾生の自転車も運べる。
どこかに落ちてないかな・・・・。落ちてるわけないよな・・・・・。
明日までに結論を出さねればいけない。
あああああ~
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写真の車、めちゃめちゃカッコいいじゃないですか。
なんだかかねごんさんらしいんだけど、そのらしさがビミョーな感じでイイです!
車でジャズを聴いてもちょっとアレなんですけど、確かにこの車ならイケそうですね。
(かねごん)
永田殿コメントを頂きありがとうございます。
う~実に悩み多き人生です。
たかが車、されど車ですね。
投稿: 永田 | 2012年11月 6日 (火) 23時32分
かねごん先生
こんな話、僕らがあ~しろこ~しろと口出しできるわけがありません!
先生の軽トラにまつわる話は、さんざ読ませて頂きました。
ついでに助手席に乗らせても頂きました。
私が知らないエピソード、22年間の歴史、そして先生の思い入れ。
すべて染みこんでいる名車でしょ。
お別れするも、死ぬまで一緒にいるも、
先生の胸三寸。
ご自分で決断してください。
僕は見守ろうと思います。
そして先生のご決断に、
必ず何かを感じます。
(かねごん)
美川先生おはようございます。
僕の軽トラックごときの話に、心のあるコメントを頂戴しかたじけない。
今家族会議の結果が出たところです。
我が家にはやはり軽トラックが必要だと!
新しい軽トラックとの人生の旅が、また始まりそうです。
投稿: 美川 | 2012年11月 7日 (水) 01時01分