読書は魂の栄養剤
午前中卓球の指導し、午後は久しぶりに息子と街に出かけた。街と言っても市内だが、本屋さんを3軒はしごをして帰ってきた。
さすがに高校生は定期テスト期間ということもあって姿がなかったが、読書の秋、古本屋さんは大盛況で駐車スペースを確保するのが大変だった。
僕の家内は、本は殆どインターネットで買っているようだが、僕は古本屋さんで賄っている。大手の古本屋さんが数軒進出してきてからは、僕の年間の本代が激減した。かつては年間15万円ほどかかっていた書籍代が、今はおそらく1,2万円くらいだろうと思う。105円で買える書籍はありがたい。
僕は活字中毒と言うよりは、書籍中毒である。読んでも読まなくても本が手元にないと落ち着かない。
高校の時や学生の頃は、本を読む奴は面倒なやつが多いと思っていた。何かと読んだ本を武器に議論してくる奴が、今風に言うとうざかった。
自分の中で消化すればいいものを、知性をひけらかしてくるものは苦手中の苦手だった。ゆえに僕はめったに本を人に勧めることはないし、これを読みなさいと塾生や高校生に言ったことがない。
読書は魂の栄養剤だと思っている。従って読んだ本の冊数で人間性や知性が計られる分けではない。自分が感動し人生を生きていく糧になるような本に巡り会えれば、それで読書は立派な修行となる。我家は長男を除いて皆んな超文系人間、テレビのない茶の間では、今夜も家族が修行中だ。
僕だけがブログという現実逃避に走り、修行を怠っている。ところで次男は定期テストなはずなのに、本などを読んでいていいのだろうか。困ったものだ・・・・。
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