わくわくである
僕の自宅のそばを県道48号が通っている。花泉から千厩・気仙沼方面に向かう道だが、自宅から弥栄方面に車で向かうと、12分ほどで北上大橋に出る。夏に川崎の花火大会で賑わう橋だ。
左手の北上川の土手の高台に、小じんまりとした森があり、端正な社が見えてくる。川崎の浪分神社だ。先日紹介した門崎の銚子浪分神社から直線距離で2キロ半ほどのところに鎮座する神社だ。名前からも判るように、御祭神は瀬織津姫である。
鳥居をくぐると左に馬神が祭ってあり、その横に瀬織津姫と思われる女神が刻まれた石塔が立っている。数十年来この北上大橋を通り、いつも目にしてきた神社だが、昨日初めて境内に足を踏み入れ、参拝させて頂いた。
これも早池峰神社の神様の思し召しだろうと思う。浪分神社の御祭神が瀬織津姫と知らなければ、近くに住んでいながら一生涯縁のなかった神社かも知れない。
実はこの神社からさほど遠くない所に、僕の祖母の実家がある。祖母は10年前に92歳で他界したが、祖母が小さい頃、浪分神社のお祭りに行くのが楽しみだったという話を、遠い昔に僕にしてくれたことを、昨日神社の鳥居をくぐりながら思い出していた。
とても清々しい神社である。神主さんの自宅がすぐ下にあり、境内はきれいに掃き清められていて、チリひとつ落ちてはいない。神社の鳥居から眺める北上川はまさに浪を分けるような渦を巻き、ダイナミックな光景が展開する。
これは僕の勝手な推測だが、門崎の銚子浪分神社のご神霊やご眷属が、こちらの神社にお引越しをなされて来ているのではないだろうか。物凄いパワーを感じた。
先日銚子浪分神社で感じたパワーは、こちらの浪分神社の分霊だったのではないだろうか。本家の神社が、分家の神社にその役割を譲渡した感がある。ちなみに引いたおみくじは、今までなに無いほどのベタ褒めの内容だった。瀬織津姫ファンの僕にたいしてのリップサービスだったのだろうか、気分をよくした僕は、北上川沿いの道を登り、瀬織津姫神社詣でに出発した。
途中本家銚子浪分神社に参拝をし、二日前鈴が消えた100日参りの神社へと向かった。
じゃあ~ん 鈴が戻っていた。それも鈴紐が紅白の立派な紐に替わっていた。2日前にも書いたが、ちょうど100日参りの最終日に、鈴が消えるという前代未聞の偶然に遭遇した僕は、かなりの動揺をきたしたのだが、紐を替えるために取り外していた事を知って、ほっとしたかねごんであった。
昨日のおみくじといい、紅白の紐といい、100日参りのご褒美を瀬織津姫の神様から頂いた感じがする。わくわくである。
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