カッコよく言えば、アウトロー、一歩間違えば変人である
今年は夜遅くまでの指導がそんなにないので、10時の閉店前に、スパーに立ち寄ることがちょくちょくある。
お目当てはインド産のめばちまぐろのお刺身である。閉店前だと半額で買える。日本近海の生魚は怖くて食べれないので、遠洋で捕れた魚を買っている。薄い焼酎の水割りで食べる刺身は美味しい。
たまたまお店に残っている時だけの贅沢である。半額でなければ買わない。ついでに食パンも半額で残っている時は買う。ケチケチ生活である。
僕のブログを読んでいてくれる高校生は、躊躇なく質問してくる。
「先生お金がないって言うけれど、私立高校でも働いているし、塾生もそこそこいるし、ふかしているんじゃないですか」
僕は正直者なので、塾の売上とかかる経費を教えてあげる(・・・笑い)。そして私立高校から頂いている講師料も、我が家でどんなふうに消費されているのかを説明する。事細かに。
生徒は、僕が23年間も同じ軽トラックに乗っていることに納得する。驚きと言うよりは尊敬の目で見られることが多い(・・爆笑)。
束縛と自由、お金と貧乏を天秤ばかりにかけて、僕が選択してきた結果の日々の暮らしである。ここまで生きてくると、諦観はあっても後悔はない。
塾教師は儲からないし、お金持ちに絶対なれないけれど、間違いなくやりがいのある職業だ。自分の指導がダメなら生徒はやってこない。変な噂や評価をされれれば、田舎では一発OUTである。故に真剣勝負ができる仕事だと思っている。
まあカッコよく言えば、アウトロー。一歩間違えば変人である。
10月も後半に突入だ。センター試験の受付もすでに始まっている。昨日は新聞各紙で、私立高校の出願・受験日等が発表になった。塾には冬期講習テキストのサンプルやカタログが舞い込み始めた。
さあ、今年も大勝負が近づいてきた。公立高校受験者3年連続全員合格の金字塔に向けて、いざ出陣だ。
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